From:堀北晃生
丸ノ内のオフィスより、、、
こんにちは、堀北晃生です。
ここ最近、超高速トレードでの売買が、
増えてきました。
これは、
HFT(high-frequency trading)といって、
高頻度取引(こうひんどとりひき)のことです。
1,000分の1秒の単位で取引ができるため、
瞬きをしている間に利益を狙うことができます。
人工知能を搭載したアルゴリズムを活用することで、
人間の主観的な判断をすべてなくして、
売買をするトレードシステムです。
AIトレードの基本的なベースとなるのは、
テクニカル分析になります。
ニュースの要素ももちろん取り入れますが、
数字としてデータにできるものはすべて取得して、
投資の意思決定を決めます。
ベースとなるテクニカル分析を組み合わせて、
意思決定に必要なデータを毎日蓄積し、
最適化したデータが溜まる。
これが人工知能を活用したトレードの魅力です。
正直にいってここまで来ると、
人間が勝てる要素はありません。
テクニカル分析、
ひいては投資で勝とうとするのは、
無謀であると言えます。
テクニカル分析をカンタンにご紹介します。
【時系列系】(時間的要素を入れるもの)
・ローソク足(トレンド系)
・時系列新値足
・移動平均
・ボリンジャーバンド
・パラボリック
・エンベロープ
・移動平均乖離率
・一目均衡表
【オシレーター系】
・RSI(オシレーター系)
・ストキャスティックス
・サイコロジカルライン
・MACD
・RCI
・DMI
・モメンタム
・ROC
・レシオケータ
【非時系列系】(時間的要素を入れないもの)
・新値足
・カギ足
・ポイント&フィギュア
・逆ウォッチ曲線
これらの要素にニュースのデータを取り入れ、
トレードに必要な意思決定を、
超高速で行います。
証券会社や投資スクールでも、
こういったテクニカル分析を教えているところは
たくさんあります。
しかし、結論から言ってこれから
覚える必要はないと思います。
というのも、私たちは人工知能を搭載した
アルゴリズムトレードの開発を行なっていますが、
正直に言って人間は勝てないと思います。
テクニカル分析を暗記したとしても、
アルゴリズムのシステムを書けなければ、
勝つことはできません。
投資の意思決定には様々な要因があるため、
どれが正しいというのはありませんが、
テクニカル分析をメインとした売り買いは
やめたほうがいいということです。
人工知能を搭載したAIトレードに勝つ
唯一の方法は、以前の記事でもありました、
1,法律
2,群集心理学
3,行動科学
ここから価格差を見つけるのがベストです。
つまり、分析するデータの元が、
過去の株価データではなく、
心理や法律であるということ。
AIトレードとはバッティングしないところで
情報を集め、投資の意思決定をすることで、
利益を狙い続けることができます。
多くを学びすぎることはよくありません。
なぜならば、投資の意思決定に、
「迷い」が生じてしまうからです。
頭のいい方は、トレードが思い通りに
成績がでないと勉強しようと思い、
難しいことを勉強しがちです。
しかし、無駄な知識は意思決定に
ブレーキを掛けてしまいます。
学ぶべきこと、学ばなくてもいいこと。
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この選択がこれから重要になってきます。
このあたりの最新の情報に関しても、
メールで配信し続けます。
貴重な時間を使ってメールを読んでくださり、
ありがとうございました。
堀北晃生
追伸1:
年末の寒い冬、スターバックスで
カンタンなメールを送信し、
パソコンを閉じました。
コーヒーカップを捨てようとしたところ、
そのカップに何かメッセージが書いてたのです。
「良いお年を」+顔文字
まったく見知らぬ人からの、
心温まるメッセージに嬉しく感じました。
ありがたいですね。
追伸2:
私の空売り理論を書籍にまとめました。
今年の運用成績が良くないという方は、
ぜひ空売りのノウハウを知って、
ご自身の選択肢の幅を
広げていただければと思います。
↓
http://japan-i-school.jp/jim/hkt_bookn/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・大衆心理の裏を突く「空売りの魔術師」
・次世代金融システムのファシリテーター
全国トップ5%に入る富裕層向けの資産運用アドバイザーとして外資系のプライベートバンクで2004年より活動を開始。
資産運用や投資顧問会社へのコンサルティング、個人投資家向けのクローズドな情報発信に携わる。
そこで培った知識と経験が評価され、現在は個人投資家からプロトレーダーまで、投資のアドバイスや情報発信を行っている。
プロトレーダーと個人投資家の情報格差を埋めるために、シークレット勉強会を少人数で展開しながら、大学との共同研究で急騰株の天井から空売りを仕掛ける独自の手法を開発。
民間企業の資産運用コンテストで500万円を15億円まで増やして優勝したことも。
こうした活動を通して、日々変化する投資の世界においてナンバーワンであることにこだわり、株式市場の最先端をリードする活動に情熱を注いでいる。
昔に比べてダマシが多くなったと感じます。
上昇を始めてゴールデンクロスした次の日に下げに転じることが気になっていました。
買いが集まるから売り込まれる。 と同時に強い相場にはならない。
AIとの戦いだった⁉️ のですね。