相場にむず痒さを感じたら…

2020.5.8
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From:りゅうじじ
自宅の書斎より、、、

こんにちは。

新型コロナウイルスの感染拡大につき、
今年のゴールデンウィークは外出せず、
自宅にずっとこもっていました。

通常であれば大変喜ばしい
イベントですが、タイミングが
良くなかったですね。

しかしながら、外出自粛を
余儀なくされたおかげで、
個人的には良い時間となりました。

トレードのこと、
ひいては人生のこと…

他にもいろいろなことを
深く、深く考えていました。

正直、ここまで考え事に耽った経験は
未だかつてないでしょう。

命に直接関係のあるウイルスは、
やはり一番怖いものです。

外出のできない期間がもうずっと
続いていますが、もう少しだけ
辛抱しましょう…

日経225先物は、
5月7日の寄り付きで19,500円を
割る動きを見せました。

調子の良い相場…とは
とても言えない状況です。

売り方有利と見つつも、
依然として慎重にいきたいと思います。

現在もそうですが、入りづらい相場で
流れに確信を持てない時は、

無理にトレードをしないように、と
生徒さんにいつも言っています。

さりとて、欲とは
自分の思う以上に怖いもの。

今の相場が簡単か難しいかを考えるより、
先にエントリーしてしまうんですね。

それも1回ではなく何回もしてしまい、
気づけば残ったのは後悔のみ…

俗に言う「ポジポジ病」です。

おかしな名前をしていますが、
その中身は実に恐ろしいものであることは、
皆さんもきっとご存知だと思います。

日経225先物で利益を取るならば、
トレンドが出るまでじっと粘ることが
何よりも大切です。

これに気づけていなかった頃の
私もこの病気を患っており、
何度も損を膨らませていました。

「今なら勝てそうだから」と思っては負け、
「損失を取り返したいから」と思ってはまた負け…

今となっては良いような苦いような、
まあ、懐かしい思い出です。

ポジポジ病を患う原因は
上の心理が主となりますが、

エントリーする瞬間に
強い快感を覚える人が、
中にはいるようですね。

これも大きな原因の1つと
考えられるでしょう。

ただ、トレードは常に自分との戦いです。

ゲーム感覚でやっても、
良いことは何もないと断言できます。

どうにも勝てないと思ったら、
チャートからいったん離れて
反省勉強を重ねましょう。

頭が熱くなっていることも
考えられますので、冷静さを取り戻す
目的としてもオススメです。

負けてしまう理由さえ明確になれば、
ポジポジ病を克服することは
そう難しくありません。

私の場合、普段は散歩を、
今は自粛期間中ですので
読書をしています。

気分をリフレッシュするには、
やはり趣味に没頭するのが一番ですね。

ポジポジ病の予防策としては、
うってつけだと思います。

現在の相場にしてもそうですが、
方向感の定まらない期間が長く続くと、
むず痒さを感じる方もいることでしょう。

しかしながら、それこそが
最大の罠だったりします。

痒みを取り除く目的で
エントリーするのは、
悪手と言う他ありません。

我慢できるならする、
できなければ趣味に打ち込む。

趣味以外にも気分転換をする
手段はあると思いますので、
そちらに励むのも良いでしょう。

とにかく、不確かな場面で
トレードをしてしまわないことが
何よりも大切です。

人によってやり方は異なると思いますが、
ぜひ試してみてくださいね。

りゅうじじ

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