金融機関の手口と空売り規制の事実

2020.8.11
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From:堀北晃生
丸ノ内のオフィスより、、、

こんにちは、堀北晃生です。

なぜ、金融機関は個人投資家に
空売りをさせたくないのか?

キーワードは「お金」です。

金融機関のなかの「ある部門」が
常用している手口にあるのですが…

その背景を今回、
明らかにしたいと思います。

その前に、金融機関についての
基礎知識に触れておきたいと思います。

まず、金融機関とは、
主に以下の3つのことを指します。

1:保険会社
2:銀行
3:証券会社

これら金融機関は、会社によって
販売する商品に微妙な差がありますが、

・それぞれに金融サービスの役割がある
・お客様からお金を預かる

という点は共通しています。

そして、金融機関は何よりも
集まったお金を運用することで
利益を生み出しています。

では、実際にそのお金を運用する部門とは、、、

「自己売買部門」と呼ばれています。

例えば、保険会社でご説明します。

顧客から預かった保険金は、
現金のまま保管しておく
ワケではありません。

長期国債などを購入して
利息を回収しています。

つまり、保険会社は国債の利息部分を
配当利回りとして顧客に還元したり、
あるいは利益にしたりしているのです。

さて、自己売買部門
全体の話に戻します。

自己売買部門には、トレーダーがいます。

彼らは長期国債など安定したものにも
投資はしますが、短期的な株式市場でも
売り買いを行います。

そんな彼らの手法は、
大きく分けて以下のイメージです。

1:個人投資家が大きく買いを入れている銘柄を見つける

2:どんどん上昇したところで空売りを仕掛ける

3:個人投資家が慌てて投げ売りをしたら買い戻す

…イメージできましたか?

すなわち、個人投資家の小さな損切りが
彼らにとっては巨額の利益となるのです。

ぜひ、保険・証券・銀行の
財務諸表をご覧になってみてください。

毎年のように、きっと皆さんが
想像される金額以上の利益が
記載されているはずです。

だから、個人投資家には
なるべく買いしかやらせない。

という構図になります。

さらに、投資信託なども同じです。

空売り専門の投資信託などは
ほとんど聞いたことがありません。

買いがメインです。

つまり、素人には買いだけをやらせて、
金融機関の自己売買部門が
利益をかっさらっている現実…

金融の世界では、プロも素人も関係ありません。

ただ、投資の世界に限らず
カモにされてしまう存在は、
いつも無知な人です。

彼らの思い通りにならないためにも、
空売りのスキルを身につけるべきだと
私は思います。

現実的に、買いだけのトレードで
相場を勝ち続けていくことは
かなり難しいと考えています。

株式相場の見通しが厳しい今だからこそ、
空売りの仕組みを知っておいてください。

堀北晃生

追伸:
普段は買いしかやらない人も多いと思いますが、
それで結果が出ているのであれば問題ありません。

しかし、もし資金が減っているなら…

もっとお金を上手に増やすために、
根本的な所から見直してみませんか?
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