From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、パリティです。
安倍総理の辞任という
衝撃のニュースから1週間が経ちましたね。
それを受けて為替も非常に大きな
値動きが出る結果となりました。
今回は珍しく日本発のニュースが
為替を動かしたわけですが、
一方で米ドルに影響を与える程の
インパクトがあるとは思えず、
ドル円で売買してもブレイクしにくい
と考えられました。
通貨ペアがブレイクするには
一方の通貨が買われ、もう一方の
通貨が売られることが必要になります。
が、こんな相場の時に役立つのが豪ドルです。
基本的に円が大きく動くと、
豪ドルはそれに逆行する形で動いてくれるので、
上げるにしても下げるにしてもブレイク相場が
起こりやすかったのです。
(思えば3.11の相場の時も全く同じでした。)
さて、今回の実際の値動きはというと、、、
米ドル円1時間足:
豪ドル円1時間足:
発表直後の値動きについては
ドル円の方が瞬間的に大きく
下落しましたが、
その後の動きは全体的にレンジ相場となり、
値動きが微妙な結果となりました。
一方、豪ドル円は中期的なトレンドが
きれいに出ています。
順張りトレーダーにとっては
トレードしやすい相場になっている
ことが見て取れるかと思います。
ちなみに、各通貨の強弱を示すグラフは
以下の通りですが、見事に円と豪ドルが
逆行しているのが確認できます。
OANDAラボ:
http://japan-i-school.jp/jim/oanda_rab/
通貨ペア選択は非常に重要ですが、
今回のような視点で通貨ペア選びができると
トレードのパフォーマンスも向上する
のではないでしょうか。
パリティ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。