FXトレーダーの土曜朝の迎え方

2020.10.14
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

FXは年中無休で取引が出来るわけではなく、
基本的に平日のみ取引が可能です。

具体的な話をしますと、

月曜日の朝6時~土曜日の朝6時まで
(冬時間の場合、
月曜日の朝7時~土曜日の朝7時まで)

が取引可能時間となっております。

それ以外の時間は取引市場が閉まるため、
値動きがなく売買も成立しません。

「東京市場は1日中開いてないのに、
なぜ平日24時間取引が可能なの?」

それは、、、

24時間の内どこかの国の取引所が
必ず稼働しているからです。

FXは世界中に取引所が存在し、日本の取引所が
閉まっていても別の国の取引所が開いています。

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FX市場の1日
ーーーーーーー

朝4時頃、ニュージーランドの
ウェリントン市場が開きます。

その後、
シドニー市場、東京市場、香港市場、
シンガポール市場、バーレーン市場と、
順々に開いていきます。

この辺りの市場が開く
早朝からお昼過ぎ頃までの
時間帯はアジア市場と呼ばれ、

比較的相場の動きは穏やかな
ことが多いです。

16時~17時頃から、
フランクフルト市場、チューリッヒ市場、

そして最も取引高が大きい
ロンドン市場が開きます。

欧州諸国の市場が開いてくるこの時間帯は
ヨーロッパ市場と呼ばれ、

今までのアジア市場で形成された
相場の形がガラッと変わったり、
価格の変動が大きくなってきます。

最後に夜の22時頃から、
ロンドン市場に次いで大きな市場である
ニューヨーク市場が開くことで、
相場の動きがさらに活発になってきます。

その後、早朝に向けて段々と相場が
落ち着き、ニューヨーク市場が
閉まる頃に最初に戻って、

ニュージーランドの
ウェリントン市場がまた開く。

という形で、世界の市場が持ち回り
で開いていることになります。

特別どの時間帯がトレードに有利である
ということはありませんが、

上記のように時間帯によって、
値動きの大小の傾向はありますので、
覚えておいても良いと思います。

以上を踏まえたうえで、
注意すべきことがあります。

前述したとおり、
FXは土曜の朝に市場が閉まり、
月曜の朝からまた市場が開いて
値が動き出すのですが、、、

この時、週末最後につけた価格から、
大きくレートが飛んで
月曜日の値が動き出す場合があります。

これを月曜日の「窓開け」といいます。

チャートを見ると、
土曜最後のローソク足と月曜最初のローソク足
との間にぽっかりと空間が空く形になります。

実はこれが少し危険で、、、

週末に取引を保持した状態で、
市場が閉まってしまい、

翌月曜日に不利な方向に大きく
窓開けが起こった場合、
大損する可能性があるのです。

もし、
逆指値などの損切りをキチンと
設定していたとしても、
それを飛び越えてしまうからです。

そのため、
短期売買を行うトレーダーであれば、
取引を翌週に持ち越すことはせず、

取引なしの状態で週末(土曜の朝)を
迎えることをお勧めいたします。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:
もしあなたが、
FXトレードにおいて必ずやるべき
ことをやっていないのであれば

どんなに資金を増やしたくても
みるみると残高は減っていくかもしれません

では、その「必ずやるべきこと」とは
一体、何のことなんでしょうか?

ぜひ、確かめに来てください。

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