From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、パリティです。
前回の記事では、
「トレードする際に増えがちなモニターの数だが、
必ずしも増やした方が良いとは限らない」
ということを述べました。
前回のブログ:
https://j-i-s.info/?p=32386
今回は、その理由について
書いていきたいと思います。
多くの方を見ている中では、
初心者がいきなりチャートを
たくさん並べても、
逆に注意力が散漫になってしまい、
一つのチャートに対しての分析が
おろそかになる傾向があります。
また、あれこれ色々な株価指数を
大量に表示させている方もいますが、
結局ほとんど見ていない
ということが多いかと思います。
特にトレード中の視野は狭くなりがちで、
結局トレードしている通貨ペアのチャート1つしか
見ていないという方も多いのではないでしょうか。
プロトレーダーは場面場面に
応じて見る情報を精査し、
相場の雰囲気や流れを
瞬時に判断していきますが、
これは一朝一夕で
真似できるものではありません。
上述の通り、形だけ真似てみても、
結局どの分析も中途半端になってしまって、
トレードに悪影響が出てしまうこともあります。
大切なことは
分析の深さをキープしつつ、
分析対象を広げていくことです。
最初は1画面表示でスタートし、
多時間軸で分析する場合でも、
チャートを切り替えながら
それぞれ分析する形で十分です。
そうしながら実トレードの中で
一番大事なチャート分析を
しっかりと実践できることを確認したら、
徐々に他の通貨ペアや株価等の
補足情報も並べて表示させてみて、
同じ深さで分析できているか確認する。
というプロセスを繰り返していきましょう。
急がば回れといいますので、
焦らず一歩一歩、ステップアップしていきましょう。
ぜひ、頑張ってください。
パリティ
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。