From:大富豪の弟子
都内のプライベートオフィスより、、、
こんにちは、大富豪の弟子です。
最近「ホメる」研究をしています。
認めたくないですが、
私は女性をホメると
『セクハラ』
なぜか、
大体このように受け取られて
しまうことがきっかけでした。
例えば、友人の女性に
「髪型変えた?似合ってるね」
とホメると露骨に
嫌な顔をされます。
下心たっぷりな、
いやらしい感じで、、
囁くように言ったら、
まあわかります。
(今のは気持ち悪いかもしれません)
でも、自分の中ではごく自然な
流れでホメたつもりだったので、
逆にビックリです。
そんな状況だったので、
たぶん話し方とか、
ホメるポイントが
間違っていると思い、
「ホメ本」と呼ばれる
ジャンルの本を10数冊読みました。
するとどうでしょう。
『根本的なところ』を
見落としていることに気づきました。
そして、
学びを活かしてからは
明らかに女性の反応が
ガラッと変わった気がします。
勘違いかもしれません。
でも、ホメることに
抵抗が無くなりました。
あなたは、「ホメる」ことに
抵抗がありませんか?
・関係性や立場が気になる
・否定されたら気まずい
・何をどのように褒めたらいいのかわからない
などの理由でホメるのが
苦手な人が多いです。
ホメる対象は、人だけでなく、
モノ(商品)や情報など
目に見えないものも含みます。
今日は、私が見つけた
『なぜ、ホメるのか?』
をシェアするので、
ぜひ感想も教えてください。
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ホメ出しは「Why」から
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何のためにホメるのか?
考えてみたことはあるでしょうか。
ここさえ抑えておけば、
もうあなたは一流のホメ上手です。
ホメるとは、
・相手をポジティブな気持ちにさせる
・相手に感謝のお返しをする
・相手制御したい
などいろいろな目的が思いつきますが、
ここでの定義は、
相手の『資産』になりうる言葉を贈ること。
です。
資産と聞くと、株式や
土地などのイメージがありますが、
「糧」
「エネルギー」
など全て包括して資産と言います。
資産になる言葉があるわけですから、
反対に負債となる言葉もあります。
以下の図をご覧ください。
一生のよい言葉:
相手の未来に影響を与える言葉
一瞬のよい言葉:
具体的で且つ即効性のある言葉
と細分化できますが、
意識して使い分ける必要はありません。
なぜなら、相手の受け取り方次第で
どちらにもなる可能性があるからです。
一瞬のよい言葉を贈ったつもりでも、
相手には時間差となって届く場合もあります。
だから、相手の反応は辛抱強く
待つ気持ちで、とにかく自分は
アウトプットする。
この「左側」に注力してください。
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ホメ出しの主役はいつだって相手
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そう、主役はあなたではなく相手なんです。
・相手を制御したい
・自分がいい人に見られたい
・自分って寛容性がある素晴らしい人物だなあ
と悦に入りたい
そうした動機は今すぐビリビリに破いて
窓の外に投げ捨ててください。
自分の利益になるからと
相手をホメるのは、
ホメることを装った利己的な行為です。
自分本位ではなく、
相手の資産になる言葉を贈ること。
この目的を強く意識しているほど、
その想いは相手にダイレクトに届きます。
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ホメ出しは適切な言葉を贈ること
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だからといって、
むやみやたらに、
ゲームのように、
「相手の資産を増やすんだ」
とホメ出しするのも違います。
周りがホメすぎるとその人は
天狗になったり、調子に乗ったりして
歪んだ性格になる可能性もあります。
相手の「いいなあ」と思う側面を発見した時など、
しかるべきタイミングでのみホメ出しするのです。
では、いつホメるのか?
私の場合は
「今日あの人と会った時に1回はホメよう」
と心に決めて相手を観察します。
相手を観察していると、
他の人にはない「新発見」や
「再発見」が必ずあります。
いや、「あるに決まっている」
そう思って慣れ親しんだ人も
よく観察してみてください。
見つかったタイミングこそ、
自分の熱が相手にも伝わりやすいので
お勧めです。
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「ホメる」の一歩は「惚れる」から
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惚れるとは、何も恋愛感情だけではありません。
まずは対象となる相手や商品、
企業に「惚れる」こと。
つまり最大限に「肯定する」
モードに切り替えることです。
ダメ出しから入らない。
「絶対に素晴らしい魅力がある」
前提で相手と向き合うのです。
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さて、ここまでで、
ホメ出しの一番重要な
ポイントをお伝えしました。
しかし、実は、、
まだ続きがあります。
・どういった視点でホメるのか?
・具体的に何をホメるべきか?
です。
リクエストがあればまた、
別の機会に続きを書きたいと思います。
最後に、
私がもっとも感銘を受けた、
「なぜホメるのか?」
を解説した文章を抜粋して
お届けします。
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ホメるのが難しい「呪い」の時代
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一体、いつから
「生きづらい社会」
と言われるようになったのでしょうか?
私はインターネット、
SNSが広まったことが
1つのキッカケだと思います。
「2ちゃんねる」のような
匿名同士で批判や暴言など
『叩く』
文化の浸透により、
SNSではいつだって
批判の声は大きく、
著名人・有名人なら、
会ったこともない人から
叩かれるのが普通です。
だから、発信する側も
気軽に書けなくなりました。
本来、自由に書き込むための掲示板も
その機能は発揮されなくなりました。
なぜ、叩く人は
ネガティブな事ばかり言うのか?
それは、
『簡単』
だからです。
相手を批判するだけで、
インスタント・マウントを取れて、
共感も得られたら気持ちよくなれます。
ネガティブな発言は、
他人から注目されやすいです。
そういったテクニックで誘導する
業者も山ほどいるくらい強力です。
だから、ネガティブな発言は
すごく注意が必要なのです。
自分の子供を叱るときも、
言葉次第で子供の未来に
大きな影響を与えるかもしれません。
ここまで読んでくれている
あなたはきっと思慮深く、
慈愛に満ちた方であると思いますが、
つまり、私やあなたの発言には
それだけ影響力があるということです。
SNSが加速している
今なら尚更です。
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「呪い」の時代から「祝い」の時代に
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だからこそ、私たちは
この「呪い」の時代から、
「祝い」の時代にしませんか?
適切なホメ言葉は、
相手に良い未来をプレゼントし、
風通しのいい人間関係につながり、
何より社会に良い空気をつくってくれます。
そう、あなたの言葉は
社会の一部分なのです。
そんな影響力はないと
思うかもしれませんが、
本当ですよ。
例えば、私の場合ですが、
学生の頃に友人から
こんな相談を受けました。
「今度ある、ファッションショーの
コンテストに応募しようか迷ってる」
友人は学校の課題すら
碌に進んでいなかった
“できない子”でした。
進学すら怪しかったので当然
周りの人は全員反対していました。
ついでに学業が疎かなことへの
批判が激しくなりました。
で、なんとなく私にも
相談したと思うのですが、
「〇〇ちゃんはすごくセンスが良いから、
やれるときにやろう」
と私は言ったそうです。
(全く覚えていませんでした)
その言葉がきっかけで
友人はコンテストに出場し、
なんと最優秀賞に選ばれました。
今では、
すごくお洒落なブランドの
チーフデザイナーをしています。
10年ぶりに会ったとき
その話になって、
「背中を押してもらってよかった」
そう言ってもらえて嬉しかったのですが、
言葉の力について考えるようになりました。
あなたもずっと心に残っている、
誰かの一言はないでしょうか。
それは、いい思い出
ばかりではないかもしれませんが、
あなたが、今から、相手にいい未来を
プレゼントすることはできるのです。
大富豪の弟子
追伸:
よかったら
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褒め言葉は相手の資産になる。とても勉強になりました。褒めることだけでもたくさん本を読まれているのですね。またいろいろと、コメントしてください。楽しみにしております
毎回、投資以外にも通じる内容でためになります。
いいお話ですね。
なにげない一言が人の人生を左右することもあるんですね。
私自身ひとを褒めることは滅多にありませんでしたが、人のいい所を見つけて
あげれれるように気を付けてみたいと思います。
普段から、あまり人の悪口を言わない、負の言葉は使わないように気をつけているつもりです。ただ褒めることは苦手で、褒める機会を逃がしてしまうというか…。褒めるのは相手の資産になるという言葉に感銘しました。これからは積極的に相手の良いところを探して褒めてみようと思います。