”余裕資金”は預金の何％？

2023.2.8
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From：秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

「投資は余裕資金でやりましょう」

この言葉は投資経験者であれば
一度は聞いたことがあると思います。

では余裕資金とはいったい
いくらなのでしょう。

貯蓄の〇％のように定められた
ものなのでしょうか。

まず、そもそもなぜ余裕資金で
行う必要があるか、ですが、

これはメンタルをブラさず
冷静なトレードを行うためです。

以前から繰り返し書いていることですが、
投資は感情を入れるほど負けていきます。

勝って熱くなり、のめり込んだり、
負けて悔しくなり、取り返そうと躍起になると、

ほとんどの場合、
悲惨な結果になります。

仮に投資に充てている資金が、
生活資金だったり、

借金をしてまで作ったお金であれば、
当然感情のブレは大きくなります。

絶対に負けることが出来ないという
プレッシャーに晒されながら、
冷静にトレードを行うなど無理ですし、

負けが許されないと考えていると、
どうしても損切りに躊躇いがでてきます。

本来、損失を最小限に抑えて
リスク回避をするのが損切りの役割ですが、

その小さな損切りによる負けすら認められず、
損切りを先延ばしにした結果、

強制ロスカットで
資産のほとんどを失う人もいます。

さて、では最初の余裕資金の
話に戻りますが、

結局、どのくらいの額を余裕資金として
投資に充てれば良いのか…これは、

自分がトレードを行い、

「勝っても負けても
　感情にストレスがない額」

が良いと私は考えています。

私は普段トレードをしていて、
勝った時は「取引終わったな」と
思うだけですし、

負けたときも「取引終わったな」と
思うだけです。

勝ったからといって
ガッツポーズはしませんし、

負けたからといって
落ち込んだりもしません。

月トータルや年トータルで
プラスになりさえすれば
なんの問題もないので、

目の前のたった1回の取引の
勝ち負けには感情が湧きません。

また、1回の取引において、
勝った場合と負けた場合の金額は
予め分かっていますし、

その額であれば自分の心に
ダメージがないことを分かった
上でトレードをしています。

もちろん人間である以上、
結果に対して一切の感情が湧かない
ようにするのは難しいでしょう。

ただ、勝っても負けても
感情がかき乱され、

チャート画面に噛り付くような
状態になってしまうのであれば、

それは自分にとって過剰な取引を
していると判断すべきでしょう。

FXで一発逆転を狙って
いきなり大金で取引
しようとする方がいますが、

ほとんどの場合、
メンタルがやられて大失敗します。

運良くたまたま勝っても、
それがずっと続くことは無いため、

一時的にプラスになっても、
その後すっからかんになってしまった
という話も多いです。

自分だけは大丈夫などと過信せず、

例え最初は利益が小さくとも、
安定した精神状態で取引が出来る
資金額で取り組むようにしましょう。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

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