9割のトレーダーが利益を伸ばせない真相【後編】

2024.11.21
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

前回の記事では、
利益を得る局面で陥りがちな、

「小さな勝ちに飛びつく」

という
行動心理を取り上げました。

今回はその続きとして、
損失の場面で
どのように心理が作用するか

について掘り下げていきます。

ここでも重要になるのが、
前回同様
「プロスペクト理論」です。

人間は損失の局面で
リスクを取ってでも
損を回避しようとする傾向があるため、

損失を確定するのを
避けようとするのです。

具体的な例で
考えてみましょう。

例えば、10万円の資金で
1ロットのポジションを持ち、
20pipsの損失で損切りする

というルールを設けていたとします。

しかし、実際に
損が出始めると、

「少し待てば価格が戻って
 損失が帳消しになるかもしれない」

といった考えが頭をよぎります。

FXでは決済をして
取引を終了させない限り、
損益が現実のものとして確定しないため、

暫定的な損失である含み損を
確定させなければ、
事態が好転するかも

という
妄想を抱きやすくなります。

このように
損失を受け入れたくない心理が働くと、
スパッと損切りを実行できなくなり、

含み損が膨らむのを
見ているだけの状態に
陥りがちです。

確かに、
運が良ければ価格が反転し、
損失がなくなる場合もあります。

しかし、相場の流れが
こちらに好転しないことも
多々あるのが現実です。

結果として
含み損がどんどん膨れ上がり、

当初の損切りラインから
遥かに超えた損失を抱える
ことになる場合もあります。

このようなケースでは、
さらに損失を確定する
勇気を持つのが難しくなり、

最悪の場合、強制ロスカットが
実行されてしまう
可能性も出てきます。

ここで注目すべきなのは、

損切りができないことで損失が拡大し、
トレード資金を大きく
減らしてしまうことです。

逆に、感情に流されずにルール通りに
スパッと損切りができる方であれば、
FXで大損をするリスクはかなり低くなります。

FXの取引で利益を出し続けるには、
利確や損切りに感情を
持ち込ませないことが極めて重要で、

損切りをためらうと、
FXの取引が制御不能な状態に
陥るリスクが高まります。

前述したとおり
FXではポジションを持ち続ける限り
損益は確定しませんが、

そのポジションを「決済する場所」を
あらかじめ明確に決めておくことで、
心理的な迷いを最小限に抑えることができます。

大事なのは、

利確と損切りの位置を
FXの取引を行う前に設定し、
そのポイントで「機械的に」行動することです。

このように、感情の影響を
最小限に抑えた決済を行うことで、

安定した資産成長に
つなげることができるのです。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:

私が手法を確立させるにあたって
重要視していたのは
感情のコントロールでした。

そのためにルール設定を
さらに厳しく、感情の入る余地が
無いようにしたことで

FXの経験有無に関わらず
どなたでも利益を上げられる
ルールに変わりました。

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