【第1話】ドラマをもっと楽しむ!「プライベートバンク」の裏側に迫る

2025.1.14
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From:堀北晃生
丸ノ内のオフィスより、、、

こんにちは、堀北晃生です。

2025年1月9日木曜日より、
テレビ朝日で

「プライベートバンカー」が
始まりましたね。

過去にプライベートバンクの
仕事も手伝っていたこともあり、
とても楽しみにしておりました。

特に唐沢寿明さんが
とても大好きな俳優なので
ワクワクしています。

あの「白い巨塔」や
「不毛地帯」は名演技でしたね。

原作が、
山崎豊子の作品だったため、
よりそう感じたかもしれません。

また「プライベートバンカー」の
第一話目をご覧になっていない方は

TVerで無料視聴ができますので
ぜひご覧になってみてください。

ドラマ「プライベートバンカー」
第一話 これは実在する仕事です
https://tver.jp/episodes/ep8yiwid9s

ネタバレしないように配慮しながら
重要なポイントだけを押さえて
ストーリーを語りたいと思います。

そもそもプライベートバンクとは、
顧客の一人ひとりに合わせた

オーダーメイドの資産管理

を行うサービスです。

中世ヨーロッパでは、
商業が発展して、
裕福な商人が財産を築く事ができました。

しかし当時は、
現在の銀行のような制度が
発展していなかったため、

自分の財産を保管したり
することができませんでした。

また戦争により
国がなくなったりすると、

資産を没収されてしまう
リスクがあるため、

秘密を完全に守る
というサービスが求められました。

・どこにいくらの資金を預けているのか?

・誰がその資金を持っていたのか?

絶対に外部に漏らさない
という秘密のもとに、

資産を守るサービスができたのが、
プライベートバンクです。

18世紀後半から19世紀にかけて、
産業革命が起こり

プライベートバンクの
進化が一気に進みました。

大規模な事業を成功させた
起業家や投資家が、
次々と生まれた時代でした。

そういった彼らの資産を守り、
資産運用のアドバイスなども行うことから
「富の守護者」として役割を強めて来たのです。

特に中立国であるスイスは、

スイス銀行秘密保護法

というものがあり、

絶対に秘密を守るというルールが
国家レベルで行われていました。

誰が口座を持っているのか、
いくらの資産があるかを
公開しないというものです。

1930年代といえば、ヨーロッパ各地で、
ナチス・ドイツが独裁政権の元、市民から
金融資産を没収するケースがありました。

そこでスイスの銀行が注目し、
秘密を守るという法律を作り多くの資産家の
資産を守るサービスをはじめました。

このサービスが世界中に注目され、
スイスは金融国家として

多くの資産家のお金を
守る国になりました。

有名なところでいうと、

UBS(ユービーエス)
クレディ・スイス(Credit Suisse)
ジュリアス・ベア(Julius Baer)
ロンバー・オディエ(Lombard Odier)
ピクテ(Pictet)
ミラボー(Mirabaud)
レイホールド(Reyl & Cie)
バンク・シャンデル(Banque Syz)
エドモン・ドゥ・ロスチャイルド(Edmond de Rothschild)
バンク・ボンホッテ(Banque Bonhôte)

というところです。

しかし、2008年のリーマンショックの時に、
脱税スキャンダルがありました。

スイスの大手銀行であるUBSを利用して、
巨額の脱税を行っていることが発覚しました。

このことにより、スイスの銀行秘密法が、
脱税を助長しているのではないかと
世界中から批判が集まったのです。

そこで、UBSは2009年に
アメリカ政府に対して、

約4,450人の
アメリカ人顧客情報を開示したのです。

これにより、歴史的なスイスの銀行秘密は
歴史的な転換点を迎えました。

ただし現在においても、
富裕層向けの資産運用や相続など
オーダーメイドの金融サービスを行っています。

一般の証券会社では買えないような、
ファンドなども購入することができます。

また、銀行、証券、保険などの金融サービスが、
一元管理できるという点では、
日本にはないサービスですね。

ちなみにプライベートバンクとは、
資産を日本円で2億円以上持っていると、
口座開設することができます。

ただし、10億円以下のお客さんは、
リテール(小口顧客)として、
満足なサービスを受けられないのが現状です。

また日本でもこういった
プライベートバンクのサービスを

提供しようと仕掛けた
外資系銀行があります。

しかし、いろんな圧力により
こういったサービスは
日本では展開できませんでした。

そのため、
「プライベートバンク」に似た名義で、

プライベートバンキング

という名目で、
富裕層向けのサービスを行っていますが、
内容やサービスは全然違います。

なかなか馴染みのない
プライベートバンクというサービスですが、

今後ドラマが進んでいく中で、
面白い展開になるかもしれませんね。

ぜひこのあたりの情報も
メルマガで配信していきたいと思います。

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先週のすごい実績

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※たくさんの実績をいただきましたので
一部をご紹介します。

▼【MSTP通信】1月6日、1月8日の注目銘柄
■銘柄:3624 アクセルマーク


【アクセルマークで188,750円の利益】


【アクセルマークで970,200円の利益】

▼【MSTP通信】1月8日の注目銘柄
■銘柄:219A Heartseed


【Heartseedで34,100円の利益】

 

追伸:

こういったドラマを元に、
金融リテラシーが向上するようになれば、
素晴らしいですね。

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■堀北晃生(ほりきたあきお)プロフィール

大暴落相場で大損…と悔しい思いをしてきた投資家を、最短6ヶ月で「勝率8割・平均10%以上のスキルをマスター」させる投資コンサルタント堀北晃生です。「割安株を見つけるためにいろんな情報を集めたが、思ったように利益を出せなかった…」と悩んでいる投資家に、3年間毎月のように成功実績が上がっている実績を元に、「4つのチャートテンプレート」を見るだけで、面白いように利益を出せるようになる「魔法の投資戦略」をお伝えしています。「株式投資で利益を出したいが結果が出ない」や、「塩漬け株から脱却したい」などのお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ無料WEBセミナーに参加してください。

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