うまく負ける方法を教えます

2017.5.9
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From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、

おはようございます。Mr.Kです。
 
ちょっと聞きますが、
 
あなたは、100%負けてくださいと言われたら負けられますか?
 
 
「そんなの、普通に勝とうとすれば負けられるよ」
 
という声が聞こえてきそうですね笑
 
 
じゃあ、負けようとしたことはありますか?
 
 
「そういえば、負けようとしたことはありません」
 
という人が多いと思います。
 
 
これ、すごくヒントになりますので、
この機会に真剣に考えてみてください。
 
 
 
負ける方法を、一緒に考えてみましょう。
 
 

まず、100%負けなさいと言われたら、あなたはどうしますか?
 
思いつく限りあげてみましょう。
 
 
・・・
 
 
どうですか?
 

    意外と思いつかない

のではないでしょうか?
 
 
・上昇の勢いが強いときに、空売りをする
 
・暴落しているときに、買いで入る
 
・値動きが少なく小幅で上下しているときに、エントリーの近くに損切りラインを設定する

 
 
こんなところでしょうか?
 
まだありますか?
 
別のことを思いつきましたか?
 
 
 
では、質問です。
 
「さっきあげた方法、本当に負けられますか?」
 
本当に?
 
逆に勝ってしまうということはありませんか?
 
本当にないでしょうか?
 
 
>>・上昇の勢いが強いときに、空売りをする
 
急騰の直後に暴落することってありませんか?
 
 
>>・暴落しているときに、買いで入る
 
あれ?暴落したときに買いで入るのは、
勝とうとするときもやっていませんか?
 
 
>>・値動きが少なく小幅で上下しているときに、
エントリーの近くに損切りラインを設定する
 
急に大きなローソク足が出て伸びていって、
どうしても利益が出てしまって“利益漬け(笑)”になってしまうことはありませんか?
 
 
 
真剣に考えた人だけが気づくと思いますが、
 
おそらく半数くらいの人が、
 
勝とうとするときと負けようとするときで戦略が同じになってしまったり、
  
負けようと思って負けることは意外と難しい
という結果になると思います。
 
 
勝とうとチャレンジすると
いつも負けてしまうのに、
 
負けようとチャレンジすると
うまく負けられない。
 
 
これ、なぜだと思いますか?
 
 
そう、
 
 
見た目でチャンスなときはチャンスではないことが多くて、
 
見た目でリスクに思えるときはそこまでリスクではない

 
ということが一つ。
 
 
そして、もう一つには、
 
エントリーは五分五分の勝率(つまり、予想できていない)で、
 
いつも、うまく行かなくなったときに諦めている

 
という行動パターンだからということです。
 
 
 
意味深すぎて、あまり多くの人に伝わらないかもしれませんね。
 
 
 
簡単に言うと、100%負けたければ、
 
うまく行きそうなときにエントリーして、
 
うまく行かなくなったらやめればいい
ということです。
 
 
それを、負けようとした途端に、
 
負けそうなときにエントリーしたりするから、
 
勝ってしまうことが出てくるのです。
 
 
 
いいですか、
 
 
うまく負けたかったら、
 
明らかに上昇しているときに買いでエントリーするか、
 
明らかに暴落しているときに空売りでエントリーして、
 
マイナスになるのを待ってエグジットしてください。
 
 
 
今日の結論は、テクニカル分析でもファンダメンタルズ分析でもありません。
 
直近のロウソク足だけを見て、すごく簡単に負けることができる方法です。

 
ぜひ、やってみてください。
 
 
勝とうと思ったら、まず、負け方の分析が必要です。
 
何かの気づきになれば、幸いです。
 
 
GOOD TRADE!!
 

Mr.K

P.S.
9割の人が株式トレードで
負けている背景には、
共通する原理原則が存在します。

あなたがトレードを仕事にしたいなら
この厳然たる事実を必ず知ってください。

https://j-i-s.info/j-i-s/170519_seminar/

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Pick Up!

うまく負ける方法を教えますへのコメント

  1. おっしゃることはぼんやり解る気がするのですが、
    内容が深すぎて難しいです
    もっと理解できるようになるには、どんな勉強をしたら良いのでしょうか?

    1. motoさん、コメントありがとうございます。

      本音でいいでしょうか?

      理解できるようになるためには、勉強も大事ですが、
      それよりも、とにかく考えることです。

      研究してみてください。

      今回のブログで私が書いていることがいったいどういうことなのか?
      何時間も、通勤時間も、考えてみてください。

      きっと、何かがひらめきます。
      そのときにまた、コメントしてください。

      「教えてもらう」という義務教育意識からの脱却が大事です。

      そういうことも含めてセミナーではお話ししています。

  2. 今回も頭の回路に刺激が与えられて、勉強になりました。しっかり理解できてはいないのですが、あいまい(5分5分)なエントリーをしてしまうと、期待に反した方向に動いたときに明確な根拠がないから手放してしまう。そうではなく、明確に上げる(下げる)を見極めてエントリーすれば、エグジットも予想どおりついてくるということでしょうか。
    Mr.kさんのブログはいつも考えさせられるきっかけとなり為になってます!

    1. クラフトさん、コメントありがとうございます。

      数いるトレーダーの中で、本当に勝っていける人は、
      自分で考えられるタイプの人です。

      クラフトさんのように、
      きっかけを与えることで考えられる人に向けてブログを書いています。

      色んな角度から、論理的な解を導かせようと刺激しますので
      これからも楽しみにしていてください!

  3. 目が覚めるような素晴らしい発想ですね。
    勉強用のノートに記録させていただきます。
    ありがとうございます。

    1. keiさん、いつもコメントありがとうございます。

      この投稿で何か強烈なものを感じられる人は、自分で考えている人です。
      素晴らしいです!

      エントリーやエグジットの条件とか、
      情報の味方、使い方とか、

      もちろん、そういったものは使えるのですが、
      それよりもさらにベースとなる姿勢を伝えることが
      私の役割だと思っています。

      そういうことを教える人を見たことがないので、
      自分でやろうと思い立ちました。

      またコメントお待ちしています。

  4. いつも本音のコメントをしてくださり嬉しいです。
    ありがとうございます‼︎

    自分でとにかく考えるというのは、一番しんどいことかもしれませんね。
    ついつい、わからないで片付けて、考えるのをやめてしまってました。
    考えますね!

    1. そうですね。

      簡単そうなものに惹かれているうちは、本当に勝てるようにはなりません。

      私は、本当に勝てる素質のある人だけにお会いしたいので、

      少し難しいと感じる人がいても論理的なきっかけを書いていっています。

      自分を信じて頑張りましょう!

  5. Mr.Kさん、こんにちは。
    いつも示唆的なブログをありがとうございます。
    100%負ける方法との問いかけでしたのでお答えいたします。(^^)
    私がいつもやりがちな方法ですが勢いよく上昇している銘柄を今のうちに買わなくちゃ!とJCして、
    同値まで急落>節目まで待とう>さらに下落>泣きながらLCです。(で、その後株価は何事もなかったかのように上昇)
    最近は、自分の性行を逆手に取るように行動を心がけております。

    1. きんばらさん、実際にコメントを残すところが素晴らしいですね。
      できる人はなかなかいません。

      一度だけ、特別にアドバイスします。

      >>同値まで急落>節目まで待とう>さらに下落>泣きながらLCです。(で、その後株価は何事もなかったかのように上昇)

      これ、エントリーのタイミングを少し遅らせればいいだけ、ということに気づいていますか?
      ぜひ、考えてみてください!

      1. Mr.Kさん、返信ありがとうございます。m(__)m
        「エントリーのタイミングを少し遅らせればいいだけ」ということに 意識的に 気づいておりませんでした。
        とりあえず自分の性行を理解して 自分のやりたくなる 逆を意識して行動しておりましたが。
        なるほど、自身の感情を排して第三者的視点、俯瞰して見る、意識して見る、ということは大切ですね。
        ありがとうございました。m(__)m

  6. いつも貴重なアドバイス頂き有難うございます。色々タイミングを洞察する必要があります。例えばもう一人の自分がいると仮定(名前は橋高くん)し、彼が取引(最低ロット)して明らかに上昇もしくは暴落している時にエントリーしてマイナスを待ってエグジツトした。第三者の目でどこが失敗だったのか検証する。幽体離脱のような感覚ですかね?最後に先生の直近のローソク足を見ただけで簡単に負ける方法とは小生にはイメージがつきません。

    1. 「橋高くん」って面白いですね笑

      自分が完璧に腑に落ちる理論を知ることです。
      精神論ではなく、理屈で理解できないと前進しません。

  7. 追加メールしてすみません。ざら場が終わった後に、冷静さが欠けていたと反省します。課題は、ざら場内で自ら決めたルールを実行出来るか、他に目移りしないかと考えます。ただ、勝てる確率が高いで有ろうルール作りが出来てない為、目先の値動きを凝視し熱くなり結果、第三者の冷静な目は、どこかに飛んでしまいます。精神的にブレない為には、確たるルール構築を突き詰めて考える必要があります。課題は山積であります。

    1. 冷静さが欠けていたのではなく、おそらく、先の展開が見えない状況では判断できない理屈に従っているのだと想像します。

      トレードの半分は、先読みの理屈です。

      ファンダメンタルズ分析で予測してもいいし、テクニカル分析で予想してもいいし、その合わせ技でもいいですが、

      重要なことは、先の展開が見えない状況で確率高く合理的に、再現性を持って先を予測できる力です。

      それっぽいことを「結果論で」言っている人が、正直大変多いです。

      結果論で体裁だけ整えることは、倫理観を捨てれば誰にでもできます。
      経済評論家のように、後から分析することが仕事ならいいですが、
      我々の仕事は、トレードで勝つことですから、評論家体質の人や本から学んでもだめです。

      ストレートに言います。

      『高橋さん、一回、信じてセミナーに来てください。
       高橋さんの役には、確実に立てます。』

      直接、会話で質疑応答をすれば、今の悩みはすべて解決しますよ。

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