頑張らなくてOKのメンタル強化法

2018.6.4
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From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、

おはようございます。
パリティです。

読者の皆様は、
トレードにおけるメンタルの調整は
どのようにしていますか?

トレードにおいて、
メンタルを常に冷静な状態に保つことは
最も重要な技術と言えますが、

案外、多くの方が
改善に取り組めていない…

というより、
むしろ取り組む気がないように思います。

人間の心は本当に脆いもので、
連敗が続くと自分の手法を疑い出し、

「もう少し待ったら上がるかも…」
「ここで損切りするなんて悔しい」
「トレンドの勢いがすごいからとりあえずイン」

などの言い訳をしながら、
だんだん売買ルールを破るような
トレードに傾いていきます。

また、意外かもしれませんが、
逆に大勝ちした後も要注意で、

気が大きくなりすぎて、
本来の自分であれば、
絶対にエントリーしない
不用意なポイントでエントリーをし、

予想と違う動きをしても、
「さっき利益が出ているから」と損切が遅れ、
気づけば大損してしまう…

といったこともよく見られます。

このように、
メンタルがトレードに与える影響は
果てしなく大きいものなのです。

どんなに優れたノウハウも
唯一、トレーダーのメンタルだけには勝てない
と言っても過言ではありません。

その改善方法は
人それぞれではありますが、

私の場合は
あまり個々のトレード結果(勝ったか負けたか)
について気にしないようにしています。

もちろん、ちょっとしたコツがあります。

意外に簡単な方法なので、
メンタルの重要性に気づき始めた方には、
是非、おすすめしたいやり方です。

その方法というのは、

 ある程度まとまった回数の
 トレード結果を見て、
 パフォーマンスの評価をする。

というものです。

まとまった回数というのは、
10~20回くらいでいいと思います。

前提として、
トレード結果を集計していない人は
まず、そこからですが…

別に難しいことはありません。

エクセルなどに簡単な損益表を作成し、
トレードが終わる毎や日毎に
自分のトレードをつけていきます。

もちろん個別のトレードが
ルール通りにできているかどうかは
全てチェックしていきます。

しかし、勝率や利益率は
その場では評価としません。

そうすると、

「今評価しているのは、
 トレードのやり方だけ」

という目線に
頭を切り替えることができるので、

「今回も負けた」
「今回は勝った」などの、
個別トレードの勝ち負けについては
自然と気にならなくなってきます。

私の場合は、
こうすることで気持ちをフラットにしながら
次のトレードに臨むことができています。

ただし、
これは質の高いノウハウありきの話であって、
ノウハウ通りにやっていたら、
結果が安定することが条件です。

そのためにメンタルを整えるのであって、
しっかりルール通りにやっても
結果の出ないノウハウであれば、
返ってメンタルをやられてしまうかもしれません。

しかし、それを見極めるにも、
まずは冷静なトレードをしなくてはいけませんよね。

メンタルがあってこそのノウハウ。
ノウハウがあってこそのメンタル。

トレードには総合的なスキルが
求められることは間違いありません。

皆さんも、ノウハウばかりに注目せず、
自分がどのような考え方でトレードに臨めば
冷静でいられるかということも考えつつ
トレードしてみてくださいね。

パリティ

PS.
メンタルと言えば、以前、生徒さんで、
トレードスキルは上がっているのに、
どうしても1000万までしか
資金を動かせないという方いました。

パリティ式トレードであれば、
もう少し上を目指してもいいとは思いましたが、
これもメンタルですね。

月末のセミナーでは、こういった資金との関係についても
もう少し掘り下げてお伝えする予定ですので、
ご興味があれば、是非セミナーにもお越しください。

http://japan-i-school.jp/jim/180630_kujira/

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