ロット数に隠された「罠」

2018.10.29
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From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、

おはようございます。
パリティです。

今回はロット数に潜む「罠」について
書いていこうと思います。

皆さんはトレードする際、
どのくらいのロット数で
取引していくか決めていますか?

100万円であれば
20ロット(20万通貨)程度で
トレードされている方も
いらっしゃるかもしれません。

これが多いか少ないか、
という点で見ると
どちらとも言えません。

多くの方がご自身がトレードで
利益を出しているかどうかに関わらず、
資金量に応じてロット数を決めている
ことが多いように思います。

資金量を基準にすることは
もちろん必要なことですが、

ロット数を決める大きな要素として
トレーダーが最も気にするべきは、
「ロット数に振り回されない」ということです。

私はロット数については
自分のメンタルがぶれない程度の
ロット数で勝負することが重要と考えています。

「このロット数では、
 手法の売買ルールを守った
 トレードができるか」

というのも、
ロット数が自分の許容量を超えてしまうと、
含み損や含み益の大きさに耐えられず、

本来のルールを無視した箇所で
エントリーや決済をしてしまうことになるからです。

せっかく検証したルールがあっても、
それが正確に行えないのであれば、
適当な売買をしているのと同じです。

ロット数を大きくすればするほど、
値幅に対して資金の増減が激しくなり、

少ないロット数の時には
耐えられたはずの損失に慄き、
不用意なロスカットでチャンスを逃したり、

損小利大の「利大」を取るべき場所で、
妥協した利確を行ってしまうなど、

必ずと言って良いほど、
トレードにブレが出てきます。

一つ一つのトレードを振り返り、
反省と改善を検討していく中で、

「小さい金額の時にはできていたのに…」

と感じることがあるのなら、
それはロット数を大きくしすぎている
考えて間違いありません。

10ロットを20ロットにすれば、
額面では2倍。

損益の感覚が狂い、
チャートの見え方まで変わってしまいます。

ここで恐怖心や警戒心が働くのは当たり前で、
普通の人なら利益率は下がります。

スクールでトレードの詳細を
見せてもらっている生徒さん方も
ほぼ100%近い方が経験されています。

ご自身が冷静にトレードできる
ロット数を見極め、
そこで結果を出してから
徐々にロット数を上げていく…

結果が安定したら、
また多少のブレを覚悟でロット数を上げる。

そして、上げたロット数で安定した
トレードができるようになったら、
またブレを覚悟で一段ロット数を上げてみる。

その繰り返しで、
上のロット数に自分を慣らしてみてください。

トレードはメンタル。

それが一番出やすいのが、
このロット数を上げていく段階です。

ストレスのかかるフェーズではありますが、
ここを乗り切ることでしか
大きな利益を安定的に出せる、
いわゆる勝ち組になる方法はありません。

資金があるからと、
少資金での練習から一気に最大値まで
ロット数をあげることは避け、

ご自身のトレードの質との関係を
しっかりと見極めることに注力してみましょう。

パリティ

PS.
本日はロット数についての考え方を
掘り下げましたが、

他にもトレードをするなら心得ておきたい
基盤となる考え方というものがあります。

これは株でも先物でもFXでも同じなので、
気になる方は私の書籍の「パート1」を参考にしてください。
【書籍】プロが教える為替トレーディング入門

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パリティ
パリティ
・ジャパンインベストメントスクール講師 ・現役プロトレーダー ・専門分野:FX 高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。

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