From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
おはようございます。
パリティです。
今回はトレードにおいて発生する
スプレッド(手数料)について
短く解説いたします。
初心者トレーダーの方は、
あまり気にされない場合も多いですが、
トレードにおいて
スプレッドは非常に重要な要素です。
特にトレードする期間が短ければ短い程、
収益に占めるスプレッドの割合が
非常に大きくなってきてしまいます。
これは、トレード一回あたりにかかる
スプレッドは常に一定(1pips程度)に対して
平均獲得pipsが、
15分足では20pips、5分足では10pips、1分足では5pips
といったかたちで、
短い時間軸ほど平均獲得pipsも
小さくなってくるからです。
手法によって
一つの時間軸しか選択できない場合は、
もうそれに限定されてしまうのですが、
パリティ式トレードのように
どの時間軸でも同じ手法を当てはめ、
数分単位・数時間単位・数日単位など
トレード期間が選べる場合、
あえて小さい時間軸でトレードしようとすると、
利益の中のスプレッドの割合が高くなります。
例えば、
15分足では1pips÷20pips=5%なのに対して、
1分足だと1pips÷5pips=20%になって
しまうのです。
しかも、
実際には負けトレードにも
スプレッドがかかってきますので、
収益に占めるスプレッドの割合は
さらに大きくなります。
このようなかたちで、
スプレッドがかかるゆえに
短期売買は非常に不利であると
言わざるをえません。
特に超短期売買として知られている
スキャルピング(数秒~数分のトレード)のような手法は、
FX会社を儲けさせる一方で
トレーダーにとっては手数料負けを
引き起こしやすくなります。
このようなやり方を取っている方が
勝率や利益率を単に取得単価や約定単価で見てしまうと、
実態とズレが出てしまいます。
スプレッドがかかるのは仕方ない…
と侮って、トレード戦略に組み込まないでいると、
意外なほど不利な条件で
トレードすることになりかねません。
要は、トレードをする際には
スプレッドを踏まえた上での
利益計算が重要ということになります。
スプレッドを踏まえたうえで
しっかりと時間軸を選び、
利益が残るかどうかを判断しましょう。
パリティ
PS.
パリティのトレード手法を人数限定で公開します。
今日のような基礎的な内容から
ノウハウの真髄まで1日でお伝えしますので、
トレードに行き詰まっている方や、
最初から正解だけを知りたいという初心者の方も
ぜひ、お気軽にご参加ください。
→ http://japan-i-school.jp/jim/180630_kujira/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。