絶対にやってはいけないナンピンのやり方

2018.11.21
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From:秋田洋徳
名古屋の自宅より、、、

皆さんこんにちは。
秋田洋徳です。

FXには含み損が発生したとき、
そのポジションをさらに
買い増し(もしくは売り増し)して、

平均コストを下げる「ナンピン」と呼ばれる
トレードのやり方があります。

具体的に言うと、例えば、
1ポンド=150円の時に1ロットで
買いのエントリーをしたとします。

その後、残念ながら値段が下がっていき、
1ポンド=146円まで下がってしまいました。

この時、1ポンド=146円で
さらにもう1ロット買い増すことを、
ナンピンと言います。

と言うことは、1ポンドが150円の時に1ロット、
146円の時に1ロットの買っていますので、

平均すると148円で2ロット
買っているのと同じ状況になります。

そのため、価格がこの後上昇し、
1ポンド=148円までレートが戻れば、
収支がプラスマイナス0です。

ナンピンはこのようにポジションを追加して、
エントリー価格を平均化することにより、

少しレートが戻るだけで損失を解消できる、
という利点があります。

ナンピンはレートが戻ると判断できる
材料がそろっている場合や、

もしくはスワップポイントを目的として、
長期保有をする際に取引価格を平均化させたい場合など、
きちんとした計画性があるのであれば、役に立つ手法です。

ただ、注意していただきたいのは、
損切りしたくないと言う恐怖に負けて、
なんの計画性もなく、

感情的にナンピンをしてしまうことです。

含み損が発生した時、怖くなってナンピンをした場合、
価格が戻って損失が解消できれば良いですが、
最悪なのはそのままさらに損失が拡大した場合です。

損失が増える
→ナンピン
→さらに損失が増える
→ナンピン

と言う負のループを繰り返し、

ここまで来たら「もう引き返せない」と考えて
損切りもせず、最終的に強制ロスカットで
大損してFX取引をやめてしまう。

という話はよく聞きます。

また、ナンピンは追加でポジションを持つことで、
エントリー価格を平均化する方法ですので、

証拠金を変えずにナンピンをすると、
強制ロスカット位置が近づいてきてしまうことも
忘れてはいけません。

上記のように、ナンピンは使い方を誤ると、
非常に危険なものですので、

もし、ナンピンをするのであれば、
その行為は予め計画していたものかどうか、

今自分が冷静かどうか(損切りの恐怖に駆られていないか)
確認したうえで実行してください。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

PS.
今回お話したように、
損切りの恐怖に負けてしまう
FX初心者は非常に多くいらっしゃいます。

そんな初心者でも損切りを覚えて
リスクの低い安全なトレードを実現したいなら、
秋田式がベストです。

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あなたも今すぐ正しい知識を学んで
初心者を卒業しましょう。

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