【前編】損小利大を阻む行動心理

2019.6.26
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From:秋田洋徳
名古屋の自宅より、、、

皆さんこんにちは、
秋田洋徳です。

私のトレードでは、
利益確定の数字も損切りの数字も
明確に決まっており、

気分で変えたりなどは
絶対にしません。

数字を明確に決めている理由は、
決済に人間の感情を入り込ませる隙を無くし、
メンタルがブレないようにするためです。

人間は感情的に判断をすると、
利益を得るときはリスクを避け、

それが小さな利益でも、
確実なものに飛びついてしまいます。

逆に、損を被るときはリスクを取ってでも、
損失そのものを回避しようと
行動してしまいがちです。

これは「プロスペクト理論」という、
行動心理のひとつであり、

これこそがトレードで勝てない
原因だといわれています。

具体的にどんな行動を取ってしまうかというと、
例えば、取り引きをする際、

20pipsくらい利益が出たら決済しようかな、
と曖昧に目標値を決めて、
買いのエントリーをしたとします。

その後、価格が上昇していき、
17pipsくらいの含み益が発生しました。

もう少しで目標の20pipsに
到達しそうなところまで来ましたが、

ここで突然価格がガクッと下がり、
含み益が10pipsくらいに
減ってしまいました。

このとき、皆さんならどうするでしょうか。

きちんと利益20pips取るまで待てますか?

ここで「しっかりと待てる」
言い切れる方は素晴らしいです。

ただ、ほとんどの人はここで安定を取って、
10pipsで利益確定をしてしまうと言われています。

多くの人は目の前にある10pipsの利益が
無くなってしまうのではないかというリスクを恐れて、

目標値の半分までしか来ていないのに、
確実な「小さな勝ち」に飛びついてしまうのです。

こんなことを繰り返していては、
当然利益は伸びません。

これがプロスペクト理論で言われる、
「利益を得るときはリスクを避ける」行動になります。

では、逆に損失を被るときは
どのような行動を取るかというと…

続きを書こうかと思ったのですが、
文章量がかなり多くなってきてしまったので、
この続きは来週の記事で書くことにしますね。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

P.S.
今後利益を伸ばしていくために、
この行動心理は確実に克服したいところです。

低いリスクで利益を狙えるトレード手法を、
私のセミナーでお伝えしますので、
ぜひご参加ください。

【7月5日(金) 東京 開催】
http://akita-fx.info/akita-fx/tokyo_hl/

【7月7日(日) 横浜 開催】
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