From:億り人
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、億り人です。
今日は、前回のブログの続きから
お話します。
前回のブログはこちら↓
確信あるエントリーをするために:
https://j-i-s.info/?p=21849
確信あるエントリーを行うには
どうすればいいのか?
方法はいくつかありますが
最もシンプルで効果が高いのは、
“守備範囲を狭いところに設定する”
“行動を限定的にする”
という地味で控えめなアプローチです。
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守備範囲を狭いところに設定する
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多くの投資家は、
目まぐるしく変化する株価変動に
うまく対処しようと躍起になり、
散漫な行動をとって自滅する傾向があります。
例えば、つい得意でない相場の場面でも
トレードを行い、思惑から外れた途端
コントロール不能に陥ります。
…ドキッとした人も多いのではないでしょうか。
このような失敗をしないためには、
自分では判断できないような領域に
足を踏み入れないことです。
とはいえ、
「足を踏み入れない」選択ができる人は、
そもそもトレードのシナリオを
ある程度描いているはずなので、
コントロール不能に陥ることはないと思います。
ここではその選別ができない方に向けて
アドバイスさせていただくと、
以前のブログでもお伝えした、
「付和雷同」の気持ちを抑えること。
他の人々と同じように行動したい欲求を抑え、
対岸に立ったままでいることです。
すると、その他混乱している人々の
行動心理を逆に利用できるのです。
狙いどころや銘柄を広げず
自分の得意技を活かせる領域であれば、
たとえ売買頻度が高くても、
ミスをしても、
損が膨らむような
悪循環になる可能性は低くなります。
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行動を限定的にする
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売買頻度そのものを落とす試みです。
私たち個人投資家は
マーケットのほかの参加者と比べると、
・情報の量
・質
・スピード
など、不利な面は多々ありますが、
唯一最大の武器は、
「休むことができる」
という点です。
会社の営業職や管理職のように
毎月、あるいは四半期ごとの
成績を報告する義務はありません。
本業や私生活のリズムを壊すことなく、
ムリのない範囲でトレードするのが理想です。
この武器を使って意図的に休みをつくり、
「出動」のタイミングを絞り込みます。
確かに、
「あの時エントリーしていたら…」
という細かい取り損ないは生じるでしょう。
でも、やりすぎてドタバタする
失敗は起こり得ません。
なによりも、値動きを落ち着いて
観察する“高台”に立ち続けていられます。
いずれにしても、リアルな資金を使って、
「なんでもやろう、どんどん進もう」
という姿勢では、自滅する可能性が
高すぎてキケンですよね。
うっかりやりすぎて
しまわないように、
心地よくトレードできる
範囲を設定することが、
トレードの第一歩です。
続きは次回のブログでお話します。
それでは、また木曜日にお会いしましょう!
億り人
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:日経225先物・株式
現役トレーダー、相場師。2010年から始めた「相場研究サークル」のメンバーから、次世代の『億利人』を輩出するために活躍中。大阪府出身。ごく一般的な中流家庭の次男として生まれる。大学卒業後に10年間サラリーマンを経て独立。自営業を営む傍らで株式投資を知り、投資本を読み漁りながら独学でトレードを始める。必死に勉強しているのになぜか含み損が増え、友人や知人から借金をしてまで株式投資に時間やお金をつぎ込むが、さらに借金が膨らむ。2005年の時点で借金が5,000万円を超え、返済できずに自宅を手放す。妻と幼い子供とも離散。そんな地獄の生活から金策に走り回る日々が続く中で、ある男たちに出会ったことが人生のターニングポイントとなる。彼ら裏の人間が明かす相場の実態を目の当たりにして、トレードの理解が一変。3年間の修行を経て、自身の投資手法を磨き、市場に仕掛けられる罠の見極め方、ノウハウを構築。初級者でもわかりやすいオリジナルチャートを確立した。このノウハウによって莫大な借金は全額返済し、さらに投資資金を10倍にまで増やす。現在は自身の実体験を基にした相場の先読みの重要性を唱え、多くの株式投資・日経先物トレーダーを初心者から一流トレーダーにまで育てる事に注力している。