塩漬けを回避できる秘密

2019.11.19
Share:

From:Mr.K
自宅のリビングより、、、

ーーーーーーーーーーー
本編から読みたい方は
こちらをクリック
ーーーーーーーーーーー

おはようございます。

先日1歳を迎えた娘が
かわいすぎて仕事に集中できない
Mr.Kです。

昨年の11月にハワイで
生まれてた娘がもう1歳。

昨日は静岡の実家に帰って
一升餅を背負わせたところ、

何回か転んだあとに
要領をつかんだらしく、
小さな体で一升餅を背負い
リビングを一周しました!

一同大感動!

・できると信じて
・やり続けること

人生は挑戦してこそだなと
改めて感じました。

トレードでもとても大切な
基本スタンスですね。

さて、本題に入ります。

前回のブログでは
「塩漬け株の処理方法」
を書いたのですが、

あまりに大反響だったので
今回はその続編を書きます。

そもそも塩漬けにならなくなる方法

です。

興味はありますか?

前回のブログを読んでいない方のために、塩漬けという状態がどんな状態かをもう一度明確にしますと、

上がると思って買った株が、想定と逆に下がっていって含み損状態になり、その含み損を損切りするタイミングがわからずに長期間放置されている状態、になっていることです。

前回のブログでは、塩漬けになってしまった後の処分方法を4300字にわたって書きました。

(参考1)塩漬けの処理方法
https://j-i-s.info/j-i-s/nikkan_191112/

また、過去にMr.Kラジオでも音声解説しています。

(参考2)塩漬け銘柄の処分の仕方
http://japan-i-school.jp/jim/mksbkt_21/

で、今日は、そもそも塩漬けにならなくなる方法をご紹介していこうというわけです。

■塩漬けが出来上がるメカニズム

塩漬けは、含み損ポジションを損切りせずに放置して、恐怖を感じる金額まで含み損が拡大することで完成します。

Aさん「含み損で胃が痛いんです・・・」

Bさん「え?じゃあ切ったらいいじゃん」

Aさん「いやいや、切れる額じゃないんだってば」

Bさん「じゃあ祈るしかないね^^;」

みたいな状態ですよね。

わかりますよ、すごくわかります。

過去に嫌というほど経験済みです。

ただ、まあ、含み損が大きくて切れないっていうのは、論理的にはすごく変ですけれどね。

含み損って厄介ですよね。

切ったらいいのは頭ではわかる。でも、、、でもできない!

ってなりますよね。理性と感情が喧嘩するとっても苦しい状態です。

ですから、そもそも塩漬けにならない方がいいですよね、塩漬けはもうゴメンです。

塩漬けにならない方法は、資金管理にあります。

基本的に、このステップでエントリーすれば、塩漬けにはなりません。

こんなことを無料ブログで書いていいのでしょうか・・・クレームが来たら今回で最後にします^^;

1.まずは小さなポジションで入る

2.含み益が乗ったら追加エントリーする

3.平均単価的に、損小のラインに逆指値を入れる

はい、このエントリー戦略は最強です。

その名を「ピラミッディング」と言います。

含み損のときに追加エントリーして、平均単価を下げていく「ナンピン」の逆バージョンですね。

このピラミッディング、本当に最強なんです。

まず、最初の一投目は小さいポジション量で入るので、少しくらい逆に行っても、含み損の金額は大した金額になりません。

含み損が小さければ、たいていの人はいつか損切りできるので、塩漬けにはなりません。

ですから、もしも逆に行ったら、回復するのを待つか、損切りするかをゆっくり選べばOKです。

次に、含み益になったら、追加でエントリーするかどうかを考えます。

注意点としては、含み益になったらなんでもかんでも追加でエントリーするということではないことです。

そんなことをしたら、負けまくることになります。

イメージとしては、5回に1回くらい、追加エントリーをする感じです。

「今回は、大きく伸びるかな、、、どうだろう?」

「いや、今回は追加エントリーせずに、このポジションで伸ばして、程よく利確しよう」

「いや、今回は勢いもあるし初動で入れたから、もう一つ追加しよう」

という風に自問自答します。

そして、含み益状態で追加エントリーしたら、次は、逆指値の撤退ラインを設定します。

例えば、株価1000円で100株買って、1010円でもう一つ追加したとすると、平均取得単価は1005円ですね。

ですから、最初の100株と今追加した100株の両方の損切りラインを1005円に設定するわけです。

1005円まで落ちてきてしまったら、最初の100株は5円プラスで利確、追加した100株は5円マイナスで損切りですが、トータルで考えれば、トントンですね。

で、このときに、必ずしもトントンにする必要はありません。ちょっと利益が乗るところに置いてもいいし、ちょっと損切りになるところに置いてもいいです。

平均単価で見れば、追加エントリーした瞬間からトータルプラスですから、ちょっと広めに損切りラインを設定でき、それが結果的に利益を伸ばすことにつながるのがポイントです。

はい、こうすることで、負けない状態でポジションを積みますことに成功できるわけです。

どうですか?魔法みたいでしょう?^^

ところで、この手法にも注意点があります。それは、追加エントリーしたら、「必ず」逆指値注文の撤退ラインを入れることです。万が一でもこれを忘れると、せっかくの戦略が台無しになる可能性があります。

なぜなら、追加エントリーした後にギュン!と逆にいくと、まあ99%塩漬けになるからです。

なぜって、昨日まで含み益で勝ち誇っていたのに、今日、両方のポジションが大きな含み損になっていたら、悔しくって悔しくって、思わず放置しちゃいます。しかもそういうときは、値動きは急転直下ですから、そのまま急落する可能性が高いんですよね。

はい、あっという間に塩漬けの完成〜!

塩漬けというのは、大きなポジションのときに含み損になることで発生するのだという原理を頭に叩き込んでおいてくださいね。追加エントリーをしてポジションが増えたそのときこそ、慎重に行動すべきときなのです。

最近、ブログで具体的なノウハウを書いていますが、どうでしょうか?

いいと思ったら、ぜひ、コメントをお願いします^^

私は、どの記事が喜ばれているのかわからないので、コメントがないとどんどん違うタイプのブログに内容を変更していかなくてはと考えてしまうのです。

もちろん、ラジオの質問リンクからご相談でも構いません^^

ご質問やお悩み相談は、
Mr.Kラジオの質問コーナーまで!

ーーーーーーーーーーーー
(前々回)Mr.Kラジオ23
トレードに心理学は必要か
http://japan-i-school.jp/jim/mksbkt_23/
ーーーーーーーーーーーー

次回は何を書こうか、、、その前に娘と京都旅行に行ってきます。

それでは、今日はこの辺で!

GOOD TRADE!!

Mr.K

<編集部のオススメ>
突然の急騰急落が、もし仕組まれているとしたら
あなたはどうやって対処しますか?

ほとんどのトレーダーが知らない
相場の裏側をこのセミナーで暴露します。

破産リスクから回避する手段を
今すぐ手に入れてください。

http://japan-i-school.jp/jim/seminarok1912/

関連記事

Pick Up!

塩漬けを回避できる秘密へのコメント

  1. Mr.K様
    ご無沙汰しております。
    ブートキャンプに参加させて頂いた、藤井です。
    あれから、月日が経ちまして私も1人目の娘が生まれそうです^ ^
    Kさんのように今から楽しみでしょうがないです。

    株の方は、成績が良くありません。気合を入れ直して行こうと思っています。今回の記事、具体的で良かったです。ピラミッディング実践してみます!

    1. 藤井さん、覚えていますよ!
      娘さんが生まれるのは楽しみですね!お母さんは特にものすごく大変ですが、同時にとても幸せそうです。(徹底的にサポートする必要はあります)

      トレードの方は、理論はお渡ししていますので、あとは練習と実践を繰り返すのみです。泳ぎ方を学んだからといって泳げないようなものなので、とにかく泳ぎましょう。エッセンシャル版というのも始まりますので、またCLEAR TRADEに触れていただけると早いと思います。

  2. ブログで具体的なノウハウを書いて頂くと、文章で理解できるのでとても参考になり頭に入ってきます。

    1. マッキーさん、コメントありがとうございます!とてもありがたいです。またコメントお待ちしていますね。こんなことで悩んでいるとかということもコメントしていただいて大丈夫です。

  3. シユンバリさんからいただいたご質問を転載します。
    ↓↓↓

    為になる話ありがとうございます。一つ気になる点があります。1回目のエントリーの価格と、
    追加のエントリーの価格が接近している時には、平均買値と、追加のエントリーをした時の価格と近くなり、追加時から価格か少し下がっただけで決済になってしまいます。

    1. シユンバリさん、ラジオへの質問ありがとうございます。こちらでお答えしますね。

      1回目のエントリー価格と追加のエントリー価格が接近しているときは、そもそも2回目のエントリーをするべきではない、というのが回答になります。十分に含み益が乗ってから、なお急騰の可能性がある場合にのみ、追加エントリーをします。または、少しも下がらないほどに勢いが強いと考えられるときに追加エントリーをするというのも可能です。

      そのどちらにも該当しない場合は、追加エントリーをするための資金は、別の銘柄を探してエントリーしたほうが、分散効果により期待値が保全されます。

  4. Mr.k様のブログは、いつも楽しみに読ませて頂いています。
    ピラミッディングの戦略ですが、僭越ながら、2番目までは私も考えていました!
    ですが、3番目の項目までは考えが及んでいませんでした。
    今度チャンスが来たら、実践してみます。
    貴重方法を教えて頂き、大変勉強になります!

    1. ルルさん、コメントありがとうございます!
      ピラミッディング戦略、思いついていたのですね。センスがいいですね!
      いつも楽しみに読んでいただいていて嬉しいです。
      何か悩みがあればコメントしてくださいね。

  5. 逆指値の撤退ラインを設定に、さすがmr.kの面目躍如
    素晴らしい手法ですね!

    1. はるかぜさん、ありがとうございます!
      面目躍如とは嬉しいです。またコメントお待ちしていますね^^

  6. これまで適当に銘柄を選んで結果、喜んだり悲しんだり...
    コツコツドカン!の毎日で今年もマイナスです。
    本当に疲れました..

    資金管理が一番、儲けは少しでも良いから安全第一に頑張ろうと思います。
    これからは400円以下程度の低位株専門でそれも全て100株にてスタートします。
    銘柄数は現在4銘柄ですが、この程度で良いと思います。
    少々下落しても下値は限られますので..

    そんなところに今回の塩漬けを回避できる秘密は本当に参考になりました。
    含み益が出てきた時に株数を増やすタイミングと損切ラインについて、
    どうやれば良いのかを悩んでいたからです。
    ありがとうございました。

    1. 私も今、京都に来ております。本日、永観堂に行ったのですが、紅葉の美しさに驚嘆しました。

      さて、投稿がお役に立てたとのこと、とても嬉しく拝読したのですが、気になることが、、、

      「400円以下程度の低位株」とありますが、私はちょっとおすすめできません。私は500円以上、できれば1000円以上の銘柄を売買します。なぜなら、低位株というのは、見た目以上に乱高下していることと、大型の資金がいつ集まってくるかわからないということがあるからです。

      トレードの基本は、大きな資金の動きに便乗することです。下値が限定的だから安いものを買うというのは、合っているようでちょっとねじれています。買うべきなのは、下値が原的的で「かつ、上昇の勢いがあるもの」です。

      参考になれば幸いです。またコメントお待ちしていますね^^

      1. お返事いただき光栄です!
        今、初めてみたところです...
        本当に失礼しました。

        低位株ですが今は6銘柄になりましたが、それぞれ100株だけです。
        毎日、ほとんど株価に変化がありません。

        ドーンと上がるのを待っていますがやはり効率が悪いですね..
        500円以上、1000円以上で下値が限定的で上昇力のあるもの!
        そのようにさせていただきます。
        ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です