From:不動修太郎
マレーシアのホテルにて、、、
マレーシアのペナン島に滞在しています。
マレーシアは熱帯に位置し、高温多湿ですが、
地域によって気候は違います。
マレー半島の西海岸は11月から3月は雨季で
強い季節風で海が荒れ、雨が多いです。
この地域は雨季と乾季がはっきりしていますが、
乾季といっても3日に一度は豪雨が降ります。
それに対して、半島の東側にあるクアラルンプールは
比較的雨が多い時期があるもののハッキリした季節が無く、
同じような気候が続きます。
さて、日本の株と為替の値動きに
話題を移しましょう。
年初の日本の株価急落、
円高への動きと比べると昨今の相場は少し
落ち着きを取り戻しつつありますね。
「人の噂も七十五日」などと言いますが、
リーマンショックのような大事件を除けば、
衝撃的なニュースが出たとしても
それから1か月から2か月経てば相場はほぼ平静を取り戻すものです。
とはいえ、為替相場はまだ疑心暗鬼とは
言わないまでも右往左往状態が続いていますね。
このような地合いでは、
比較的安全そうに思われる通貨が上がり易いです。
さて、1月21日は、ECB総裁のドラギさんが、
金融緩和に対して前向きな発言をしたことで、ユーロが上がりましたね。
一方で同じ日に行われた参院決算委員会に出席した
日銀総裁の黒田さんは、
『必要があれば、躊躇なく政策調整をする』
という意味の発言をしました。
市場関係者、特に日本株を買っている投資家は日銀のさらなる
追加緩和への期待がドンドン高まってきていますね。
黒田さんの追加緩和を期待させる発言はいいのですが、
あまりにも頻繁に同じような発言を繰り返していますね。
最近では、与党関係者からも
日銀の追加緩和を期待する発言が出ています。
日本の平均株価が下がっているのに
日銀が追加緩和をしないので、実は当分の間、日銀は追加緩和を
しないのでは?という疑いが出てきています。
追加緩和の内容はというと長期国債の買い入れ、
ETF(上場投資信託)のさらなる買い入れなどでしょう。
何度かお伝えしておりますが、
最近の為替相場を動かす
最大のテーマは「原油価格」です。
ここで、ロシアが産油国に原油減産を
呼びかけているという噂が出ています。
他にサウジアラビアが同じような提案をしているという噂もありますが、
この原稿を執筆している時点では、真偽を確認できません。
ともあれ、
そういう噂と憶測によって、原油価格が上がっているようです。
さらにその影響は産油国であるイギリス通貨のレートも動かしました。
下は、イギリスポンドのチャートです。
ポンドは大きく下がり続けていましたが、
最近になり、V字上昇していますね。
水面下の交渉、密約の噂により、為替が動いているので、
今後も為替レートの急変があるかもしれませんから、
いつも以上に慎重な取引を心掛けて下さいね。
不動修太郎
今日も記事を読んでくださって
ありがとうございます。
・ジャパンインベストメントスクール講師
・株式、FX、海外不動産など投資全般に精通
・現役サラリーマン投資家
大学卒業後、メーカーに勤務。1984年頃より国内株式投資を開始。東南アジア赴任中、アジア通貨危機という経済的激動を実体験。アメリカ、中国などへ100回以上の訪問で、語学と国際金融感覚を養い、海外での投資を始める。99年から、香港、ベトナム、ロシア等株式投資、海外預金、FXなどを開始。サラリーマンを続けながら、投資活動を通じ、多数の富裕層、著名人と親交があり、高額セミナー講師、会員制クラブの顧問となる。
また、これまでの投資経験、海外での経験から得た、幅広い知識と信頼感のある人柄が人気を呼び、立場が同じサラリーマンや投資の勉強を始めたいという女性まで幅広く絶大な支持を得る。