ファンダVSテクニカル-楽に利益を取れるのは?

2016.6.20
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From:不動修太郎
東京の自宅にて、、、

このブログの前回の記事では、
チャートから相場を読む為の
3つの手法についてお伝えしました。

新聞、雑誌、テレビニュースでは、
政治家、金融の要人の発言と貿易額、雇用情勢など
「ファンダメンタル」と言われる経済基礎から
為替の動きを解説することが多いですね。

私は、このブログ記事だけではなく、
講演、セミナーで繰り返し、ファンダメンタルと
言われる経済ニュースに振り回されず、チャートから
為替相場を読む事の大切さをお伝えしてきました。

ですから私の雑誌の記事、セミナーの話題、
このブログの記事はチャートの解説、読み方が中心です。

これには、大きな理由があるのです。

中央銀行、金融当局、政治家等「当局」と
呼ばれる要人達は、テクニカル、チャートの読み方を
元に経済に関する発言をしません。

例えば、アメリカの中央銀行に当たるFRB(連邦銀行)はアメリカ
労働局が発表する「雇用統計」などの数値から経済政策を
決めています。

実際は、チャートを参考にしている筈ですが、
政策判断としては、公的な統計数字、つまりファンダメンタルを使います。

さて貿易など国際的なお金の支払い、
難しく言うと国際決済に使うお金を
「基軸通貨」と言います。

「基軸通貨」はアメリカのドルで
あると学校の社会科で習ったと思います。

実は、国際通貨基金(IMF)が国際決済のための
「基軸通貨」を定義しているのですが、
その定義は金(貴金属のゴールド)もしくは、
アメリカのドルとされています。

第二次世界大戦後の暫くは基軸通貨は
英ポンドだったのですが、戦争の影響と植民地の
独立で国力が落ちたイギリスに替わって
アメリカのドルが基軸通貨になりました。

今でもIMFはアメリカ、イギリスからの
出向者が多いです。

話が逸れてきましたが、基軸通貨である米ドルのレート、
政策が変わると世界中の通貨に大きな影響を及ぼします。

そういう理由でアメリカの雇用統計は
世界中から注目されているのです。

だからこそ、毎月第一金曜に発表される
アメリカの雇用統計の結果が為替を動かすのです。

それは事実なのですが、雇用統計の結果を
私たちが発表前に知ることは出来ません。
況や戦争、紛争を予想することは出来ませんね。

戦争はお互いの裏をかき合いながら、
自らの正当性を主張するのですから
その結果を予想することは難しいです。
 

さて、国家が行う金融政策は、お金の流通する量を
調整するマネタリーベースのコントロールと政策金利の
上げ下げで景気を調整しています。

例えば、ある国の景気が良くなり、
インフレになったとしましょう。

するとその国の金融当局は金利を上げて
金融の引き締めを行い、インフレを抑えようとします。

金利を予想外のタイミングで引き上げると
その効果がさらに大きくなります。

このように世間に驚き、ショックを与える政策を
「サプライズ」と呼びますね。

ですから、金融政策はある程度は
予想出来ても利上げの時期など実際に制作が変わる
タイミングを予想する事は難しいのです。

つまり、戦争だけでは無く、
要人発言、政策変更の時期は不意打ち
に近い形になることが多いです。

こういう理由で、「ファンダメンタル」と呼ばれる経済は
おおよそ予想できますが、正確に予想する時期と
内容を予想することは困難ですね。

だからこそ、私はファンダメンタルだけで
為替を予想し、それをもとに為替投資を行うのは
あまり得策ではないと考えているのです。

ファンダメンタル、政治などの
影響はチャートの上に現れています。

ですから、テクニカル中心に
相場を予想するほうが楽に利益を取れるので、
お薦めです。

不動修太郎

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