東南アジアに「あれ」持ってきますか?

2016.2.8
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From:不動修太郎
マレーシアのホテルにて

仕事柄、私は海外を飛び回る事が多いです。

海外においてクレジットカードの所持は、
日本以上に信用の証として重きが置かれます。

特にアメリカでは、日本から予約するか
クレジットカードを提示しないと
中級以上のホテルに泊まれないケースが多いです。

アメリカでクレジットカードを持っていないという事は、
何度もカードの支払いが遅れてしまい、
クレジットカードが作れなくなった、
あるいは最近になり破産した人であり、

つまりは手元のお金の管理が
出来ないと見做されてしまいがちです。

実は、マレーシアの高級リゾートホテルでも
クレジットカードが無いと
チェックインの時に踏み倒しを防ぐ為、
宿泊予定料金の3倍の金額を預けろと言われることが多いです。

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しかし気をつけなければならないのが、
マレーシアをはじめとする東南アジアで
クレジットカードを手渡すと、
心良からぬ人にカードの表と裏をコピーされてしまうことがあります。

言うまでも無くその情報を使い、
本人に成りすまして通販で買い物をして
取り込み詐欺を働くのです。

東南アジアの中では比較的治安がいいと
言われるマレーシアでもこうしたカード詐欺は多く、
私の友人でも被害に遭った人がいます。

日本と比べるとまだまだ詐欺、盗難事件は圧倒的に多いです。
なにせ「トウナンアジア」と言う位ですから。

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東南アジアでは、クレジットカードの中で
VISAとマスターカードが親しまれており、
アメックス、ダイナースも使える店が多いです。

昨年の事ですが、
日本のシティカードジャパン株式会社の全株式が
「三井住友トラストクラブ」に売却されましたね。

日本のダイナース公式HPは
三井住友トラストグループが作っています。

その影響からなのか、
ダイナースが昨年の10月28日に、
マレーシア国内で2015年11月1日以降、
店舗やATMにおけるダイナ-スクラブカードの
利用範囲が著しく低下すると発表しました。

この発表を受けて
マレーシア国内のイオングループは即日、
つまり10月28日からダイナースカードが使えなくなりました。

マレーシアの殆どの主要ホテルでも
11月からダイナースは使えなくなっています。

では、日本からマレーシアにダイナースカードを
持って行く意味がまったくないかというとそうではありません。

成田空港にはダイナースが共同参加しているラウンジがあり、
ソフトドリンクがセルフサービスで
アルコール飲料1杯が無料で飲めます。

マレーシアのクアラルンプール国際空港(KLIA)の
国際線ターミナルにはダイナースのラウンジがあり、
セルフサービスでビールが飲めるのです。

因みにマレーシアの一部の都市部のコンビニ等で
ビールが買えますが、ロング缶が日本円換算で
400円位ですから日本よりも高いです。

況や、空港でビールを飲むとかなりお高いのです。

また政治面に目を向けると、
日本の国会で長い時間を掛けて審議されるような
法律の変更、社会の仕組みの革新が、
マレーシアではいともあっさりと行われることがあります。

それはマレーシアという国の政治の在り方に
その原因があり、それは為替など経済へ大きな影響をもたらします。

今回の記事が長くなってしまいましたので、
この続きは、次の記事に書きたいと思います。

不動修太郎

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東南アジアに「あれ」持ってきますか?へのコメント

  1. 長い間仕事で、東南アジアや、欧米にいきましたが、「トーナンアジア」には受けました!!(≧∇≦)

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