NASDAQから見る米国経済

2020.7.8
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

おはようございます。

米国の代表的株式指数に、
「Nasdaq総合」があります。

もともと、1971年に米国の
証券業協会が開設した市場です。

主にハイテク企業がズラリと揃っています。

いわゆる店頭株であり、
小規模なベンチャー企業、
新興企業向けに作られた市場です。

当初から紙ベースの株券を使わず、
電子取引をしていました。

ITやハイテク企業がゾロゾロ名を連ねる、
世界有数の株式市場です。

古くからアップルやマイクロソフトは
Nasdaq銘柄として知られていました。

いまや、アマゾン、facebook, googleなど
いわゆるGAFA(goodle,apple,facebook,amazon)
全員がNasdaq銘柄です。

インテル、オラクル、テスラ、
みな、Nasdaq銘柄
です。

6月に入り、1万ドルを突破、
その後、史上最高値を連日更新しています。

今年の推移をご覧ください。

参考までにNYダウも掲載しておきましょう。

NYダウも決して悪くないのですが、
Nasdaqに比べると差がありますね。

コロナウイルスで、レガシーな産業が
一律苦しくなったわけですがIT産業はむしろ、
ネットワーク、リモートを促進する業界であり、
今まで以上にニーズが大きくなってきたおかげでしょう。

電子決済、スマホに加え、ビデオ会議、
デジタルワークツールも一気に普及をはじめました。

ネットワークセキュリティも
これら全てに対応するべく、
進化することでしょう。

米国に限ったことでもなく、
世界的にもこうしたITニーズは
大きくなっていますが、

特に米国では、コロナウィルスの
一次感染の封じ込めに失敗、
第二波が発生しており、
今や一日に5万人が感染しているので、
余計にリモートワークへの期待が大きいと思います。

レガシー企業が集まるNYダウも
調子よく上げてきているのは、
金余りが理由だと見ていますが、

Nasdaqのこの勢いは実需があるので、
しばらく続くと思います。

奥村尚

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One thought on “NASDAQから見る米国経済

  1. いつも的確な分析で、わかりやすく解説頂けるので有難いです。これからも宜しくお願いします。

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