From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
おはようございます。
米国の代表的株式指数に、
「Nasdaq総合」があります。
もともと、1971年に米国の
証券業協会が開設した市場です。
主にハイテク企業がズラリと揃っています。
いわゆる店頭株であり、
小規模なベンチャー企業、
新興企業向けに作られた市場です。
当初から紙ベースの株券を使わず、
電子取引をしていました。
ITやハイテク企業がゾロゾロ名を連ねる、
世界有数の株式市場です。
古くからアップルやマイクロソフトは
Nasdaq銘柄として知られていました。
いまや、アマゾン、facebook, googleなど
いわゆるGAFA(goodle,apple,facebook,amazon)は
全員がNasdaq銘柄です。
インテル、オラクル、テスラ、
みな、Nasdaq銘柄です。
6月に入り、1万ドルを突破、
その後、史上最高値を連日更新しています。
今年の推移をご覧ください。
参考までにNYダウも掲載しておきましょう。
NYダウも決して悪くないのですが、
Nasdaqに比べると差がありますね。
コロナウイルスで、レガシーな産業が
一律苦しくなったわけですがIT産業はむしろ、
ネットワーク、リモートを促進する業界であり、
今まで以上にニーズが大きくなってきたおかげでしょう。
電子決済、スマホに加え、ビデオ会議、
デジタルワークツールも一気に普及をはじめました。
ネットワークセキュリティも
これら全てに対応するべく、
進化することでしょう。
米国に限ったことでもなく、
世界的にもこうしたITニーズは
大きくなっていますが、
特に米国では、コロナウィルスの
一次感染の封じ込めに失敗、
第二波が発生しており、
今や一日に5万人が感染しているので、
余計にリモートワークへの期待が大きいと思います。
レガシー企業が集まるNYダウも
調子よく上げてきているのは、
金余りが理由だと見ていますが、
Nasdaqのこの勢いは実需があるので、
しばらく続くと思います。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。
いつも的確な分析で、わかりやすく解説頂けるので有難いです。これからも宜しくお願いします。