From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
昔からこのような話があり、
聞いたことがある人は
多いと思います。
JFKの父、ジョセフPケネディが
なぜか登場し、
道端で仕事している靴磨きの少年に
磨いてもらいながら
雑談をしているのです。
靴磨きの少年は、
xxxの株は上がるんだよ、
yyyを買うと良いよ、
という話をしました。
彼は、稼ぎが多くはないであろう
少年までが株に群がっていて、
客を見たらだれかれ問わず
こんな話をしているような
状況であることを考えると、
株は今が天井であり、
つまりはこの先株は
下がるだろうと思ったのです。
そうして所有のポジションを
解消した矢先、
大暴落が起き、
大損を免れましたとさ。
この話は童話のように
本として読んだわけではないので、
こうしは話が
事実に基づいているのか、
誰が創作したものなのかはわかりません。
でも、
2つの事を考えました。
【1】
『暴落がそうであれば、
暴騰も同じことが言えまいか』
誰もが買うようになったらおしまい。
逆に誰もが投げ売りするようになったらボトム。
株を買ったことのない(金融リテラシーがない)
人が大半の100年前。
そうした人が買うという事象よりも、
既に買っている投資家
(金融リテラシーがある)人が
「投げ売りする」という事象の方が、
より意味を持つ気もしますね。
いつぞやブログで書いたエアポケットも、
この発想で掘り下げた理論です。
【2】
『ジョセフケネディの人生と
合わせてこの話の真偽を考えたい』
ジョセフケネディは、
1915年生まれです。
1929年の大暴落の時は14歳ですね。
靴磨きを
しているかもしれない年齢ですが、
靴を磨かせている年齢ではない。
この話はやはり
でっちあげっぽいと思っています。
奥村尚
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・マーケット アナリスト
・マーケットの魔術師
20兆円もの運用資産をもつ米国大手ヘッジファンド株式投資部門スーパーバイザー、自身も日本でヘッジファンドを主宰。日本証券アナリスト協会会員。
1987年、都立大学大学院工学研究科修了(テーマは人工知能)。日興証券入社。投資工学研究所にて、数々の数理モデル開発に携わる。スタンフォード大学教授ウィリアム・F・シャープ博士(1990年ノーベル経済学賞)と投資モデル共同開発、東証株価のネット配信(世界初)なども手掛ける。
2000年 東証マザーズ上場第一号のインターネット総研で金融事業を統括。
2002年 イスラエル天才科学者とベンチャー企業設立、人工知能技術を商用化し空港に導入。
2004年以降は、金融業界とIoT業界の交点で活躍。最先端の人工知能とアナリストの相場適応力を融合させた投資モデルMRAを完成し、内外の機関投資家に提供する。この投資手法は、最低25%/年以上の収益を「MRAを使う誰にでも」もらたしている(一度も元本割れなし)。
2015年 個人投資家へMRA情報提供開始、さらに投資塾を通してお金の知識を広め、ゆたかな生活の創造に貢献している。
趣味は、オーディオの機械いじり。ワインやウィスキーをたしなむこと。スポーツも好きでスキー、スケートは自称特級(そんなものはない)、エアロビック競技を10年ほどやっている(NAC マスター男子シングル 9連覇中、2014-2016日本選手権千葉県代表)。ただし、「かなずち」であり、球技も苦手である。