From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、
こんにちは、MAXです。
本日は夏枯れ相場についての記事です。
夏枯れ相場とは毎年およそ7月から
長ければ9月の半ばくらいまで、
株式市場から参加者が少なくなって
値動きがなくなることを指します。
つまり、市場が安定した
上昇相場ではなくなってしまうんですね。
ずっと値動きがないので、なかなか稼ぎづらい。
参加者が少ないので、一時的な空売りの仕掛けなどで
スポット的な下落が起きやすい。
要するに夏枯れ相場が始まれば、
それはトレーダーにとって比較的難しい相場と言えます。
では、この夏枯れ相場の対処法はなにか。
それは無理をしないことです。
売買が少ない時期で、今年もおそらく
夏枯れ相場は起こると思われます。
そのとき、わざわざ本腰を入れて
売買をする必要はありません。
上昇が少ないと言われている時期ですし、
ロット多めで取引される方に関しては
特に資産が大きなリスクに晒らされることとなります。
あまり積極的な売買はおすすめしません。
ただ一方で、決して何もするなというわけではありません。
例えば、その時期に安くなっていた銘柄、
その時期に仕込んでいた銘柄があると
9月以降の秋相場で大きく利益を伸ばせる可能性があります。
上がってから銘柄を買いに行くのではなく、
夏枯れの時期から銘柄に目星をつけておくんですね。
これは、私の年間の
トレードルーティーンのなかでも
かなり重要視している作業の1つです。
皆様もぜひ実践して、
怠らないようにしてみてください。
では、夏枯れ相場の時期に
どのような銘柄を狙っていくべきなのでしょうか。
例年は、例えばゲーム株。
これは春や秋がリリースの時期と重なるため、
夏枯れ以降の9月、10月といった秋以降に
株価への大きな材料が出やすいからですね。
しかし、今年の夏枯れ相場の時期は
コロナによる業績悪化が顕著になりやすい時期もあり
例年とは情勢が異なります。
一概に特定の業界を
挙げづらい状況ではあるのですが、
強いていうならば景気変動の影響を受けにくい
中長期的なテーマで銘柄を選ぶといいかもしれません。
AI、5G、業務効率化や働き方改革関連…など
この情勢だからこそある
普遍的なニーズを捉えられるといいですね。
さらに、これはスポット的ですが
そろそろ台風が来る時期も近いと思います。
昨年だと、台風19号の被害が甚大だったところから
国土強靭化関連でイトーヨーギョーという銘柄が
大きく一時的に値をあげました。
このようなトレンドはイトーヨーギョーの場合のように
長続きしないことが多いのですが、
参考までにお伝えしておきますね。
最後に夏枯れ相場が終わるタイミングに関してですが
もし仮に一定の値幅(レンジ)のなかで
日経平均が動いたりした場合、
それを追って高値付きしたときや
明らかに出来高がそれまでより増えたときは
夏枯れ相場が終わったタイミングと言えるでしょう。
つまりは、それから
本格的な売買を始めても遅くはありません。
ただ夏枯れ相場のうちに
このタイミングで何を売買するのか、
目星をつけておくことはお忘れなく…
長い梅雨が続いていますが、
秋からの相場に向けて少しずつ準備をしながら
くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。
それでは。
MAX
・ジャパンインベストスクール講師
時価総額の小さい小型急騰株のトレードを得意とし、資金の流れを読む卓越したスキルを持つ。1トレード1億円、年利6,000%といった錚々たる相場師たちに師事し、彼らから急騰株トレードの薫陶を受けてきた。「小資金から倍々ゲームで稼いでいくのがカッコいい」をモットーとし、4000名以上の受講生を指導してきた。
勉強になります
おはようございます。
納得でき、気持ちが落ち着きます。
これからもよろしくお願いします。
コメントありがとうございました。
参考になりました、この8月は出来るだけ現金化して9月に向けて
銘柄選びに専念します。