過去チャートの検証を実践的に行う方法

2020.9.1
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From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、

こんにちは、パリティです。

先週金曜日は
大きくチャートが動いた日に
なりました。

どの時間から動き出したのか、

チャートが動き出す直前に何か兆候は
なかったのか、

このような検証をしておくことは

これから同じような事態に直面した時に
備えられるので
やっておいて損はないでしょう。

今回のような不測な事態に限らず、

過去の自身のトレードを振り返って
問題がなかったかを検証することは
これからの皆さんのトレードに
必ず役に立つかと思います。

ですから、今回は
MT4の過去チャートを使って
トレードを検証する方法について
ご紹介したいと思います。

MT4にはストラテジーテスター
という機能がありまして、

MT4を開いた後、
左上の方に表示されている
虫眼鏡アイコンをクリックします。

すると以下のような画面が
下の方に表示されますので、

それぞれパラメータを
設定していきます。

設定を変更するパラメータは
以下の通りです。

通貨ペア:検証したい通貨ペアを選択。

モデル:全ティックを選択。

ビジュアルモード:チェックします。

期間:検証したい足の時間軸を選択。
(例)1時間足ならH1を選択

期間を指定:特定の期間をテストしたい場合はチェックし、
開始日と終了日を選択します。

特に期間を指定しない場合はチェックを外します。

上記を設定したうえで、
右下の「スタート」ボタンを
クリックします。

そうすると新しいチャートが表示され、

まるでリアルタイムのチャートのように
動いていることが確認できます。

このままでは分析しにくいので、

ご自身の分析しやすいテンプレート
適用すると、

見やすく変えることが可能です。

(今回はテンプレートの作成や適用方法はスキップします。)

この状態で動くチャートを元に
トレード練習し、

エントリー個所決済箇所
でマークを付けておき、後で集計する
というプロセスを行うことで、

過去チャートを使った正確な検証

ができるようになります。

ちなみにチャートを
少し早送りしたい場合は

以下のつまみを左右に調整することで、

チャートの表示スピードを
調整することが可能になります。

単に止まっている過去チャートで
検証する方法だと、

どうしても移動平均線や
ボリンジャーバンドは

未来の動きが反映された状態で
見えてしまうため、

実際よりかなりパフォーマンスが
良くなってしまいがちです。

正確に検証するうえでは、

このような方法で
当時のチャート状況に立ち帰り

同じ状況でもう一度考えることで
自身のトレードを振り返るのが
良いかと思います。

ぜひ、お試しください。

パリティ

<編集部のオススメ>
チャートの検証の重要性は
株式投資でも同じです。

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