「毎月分配型商品」を信じたFさんが「銀行のVIP」で大後悔

2021.7.13
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From:堀北晃生
丸ノ内のオフィスより、、、

こんにちは、堀北晃生です。

2018年4月。

68歳男性の一人暮らしFさんは、
ある銀行のVIPルームに案内されました。

窓からは東京を一望できる、素晴らしい景色。

高層ビルが並ぶ中にも、
緑が美しく配置されていました。

VIP専用室に入ってきた銀行員は、
「おまたせしました」と名刺を渡し、
早速、「資産運用セット」の説明をはじめました。

内容は、
1000万円の0.02%では税引き後
およそ50円の利息しかならない。

しかし、5%の金融商品に投資をすると
税引き後、約10万円くらいになるという話でした。

金融の知識がないFさんは、
前のめりになって話を聞きました。

さらに投資信託1,000万円を、現在大人気の
好配当株式の毎月分配型商品を進められました。

その理由は、毎月約15万円の
分配金が得られるというものです。

期間も3ヶ月どころか保有し続ける間、
分配金を得られるというもの。

少ない年金のたしになるとFさんは乗り気になり、
すぐに手続きを開始しました。

しかし、

高収益な特別なキャンペーン商品に喜んでいられたのは、
ほんのつかの間でした。

毎月15万円だった分配金は
半年後には12万円に減少

その1年後には9万円まで減ってしまった

それどころか、元本自体も当初1,000万円だったのが、
2020年3月には新型コロナショックで、
約750万円まで一気に下落。

現在も回復はせずに低迷している。

金融の知識がほとんどなかったFさん。

実はこの投資信託を購入時に、
なんと3.3%もの手数料を引かれていたのです。

1,000万円の33万円は最初に引かれて、
その残りの金額で投資が始まっているという商品です。

この自体を知ったFさんは欲望に目がくらみ、
勧められるまま投資信託を買ってしまいました。

この不満を銀行にぶつけるために訪問したところ、
腕利きの担当者も支店長もすべて転勤してしまい、
今はぶつける対象も失ってしまい
泣き寝入り状態になってしまいました。

銀行や大手証券会社でよくある
「キャンペーン商品」

これには気をつけなければいけません。

投資信託の購入時の手数料が、
2〜3%と高額であることが多いのです。

銀行や証券会社はこの手数料が欲しいために、
一生懸命資料を出して説明してきます。

必ず使われるセールストークが、

「預金のままおいても増えませんよ」

というもの。

低金利のものと比較しては、
今よりも良くなることだけを説明し、
売り手側の都合のいい投資信託を販売するのです。

このように老後の資金を安全に運用するには、
やはり正しい知識が必要です。

そして最終的には、
自分の身は自分で守るしか有りません。

堀北晃生

追伸:
もし少しでも心配なことがあれば
いつでもご連絡ください。

何かお力になれることがあるかも知れません。

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■堀北晃生(ほりきたあきお)プロフィール

大暴落相場で大損・・・と悔しい思いをしてきた投資家を、最短6ヶ月で「勝率8割・平均10%以上のスキルをマスター」させる投資コンサルタント堀北晃生です。「割安株を見つけるためにいろんな情報を集めたが、思ったように利益を出せなかった」・・・と悩んでいる投資家に、3年間毎月のように成功実績が上がっている実績を元に、「4つのチャートテンプレート」を見るだけで、面白いように利益を出せるようになる「魔法の投資戦略」をお伝えしています。「株式投資で利益を出したいが結果が出ない」や、「塩漬け株から脱却したい」などのお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ無料WEBセミナーに参加してください。

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