From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
こんにちは。Mr.Kです。
今日からは、株式トレードで勝つために必要な世界観を
ひとつずつお話ししていきます。
断っておかなければならないことがあります
これからお話しすることは、ゲームで株式売買を楽しみたい方には
まったく役に立たないどころか、不快でしかないと思います。
なので、株式トレードで本当に勝てるようになりたい人だけ読んでください。
よろしいでしょうか。
それでは、本気の方だけに向けてお話ししていきます。
「常識を疑え!」
みなさんも、一度は耳にしたことがあるフレーズではなないでしょうか。
でも、なんでもかんでも常識を全て疑っていたら、
疑心暗鬼のカタマリになってしまいますよね。
そこで、成果をつかむためには、
「どんな常識を疑えばよいか」という基準が大切
だと思っています。
まず、「そもそも、常識っていったい何か」
ということを突き詰めて考えていきます。
常識というのは、多くの人がそうだと信じている考え方です。
もっと正確に表現すると、
あるコミュニティ(組織)の中で、
多くの人が信じている考え方です。
日本での常識は、地球の反対側のブラジルでの常識とは違いますよね。
注目してほしいのは、
常識というのは、信じられている「考え方」
であって、真実かどうかは関係ない
ということです。
もっというと、
常識というのは、良くも悪くも、
現在のそのコミュニティの現実を作り出し
永続させることに役に立っている
ということです。
哲学的な響きに聞こえるかもしれませんが、よく聞いてください。
あなたが今、常識と考えていることが、
今のあなたの日常を永続させるために役立っているし、
今日と同じ明日が来るためには必要不可欠なのです。
例えば、
社会人になったら、朝は早く起きて会社に行き、
一生懸命働いて社会の役に立ち、
その対価として給料をもらうというのが真面目なまっとうな生き方だ。
と、もしもあなたが思っているとしたら、
恐らく周りにいるあなたの知り合いも同じように思っていて、
「常識的な考え方」として合意できることでしょう。
しかし、よく考えていただきたいのですは、
これは一歩コミュニティを出たらまったく常識的ではありません。
住む国を変えたり、職業を変えたり、
家庭の経済レベルを変えたりすれば、すぐに常識ではなくなり、
「何を言っているんだ?お前は頭がおかしくなったんじゃないのか?」
と、真剣に心配されることでしょう。
つまり、常識が正しいか間違っているかは、
どんな日常を送っていきたいかによって変わるのだということです。
「正しい常識」というのは、送りたい日常を日常として過ごしている人たちの標準的な考え方であり、
「間違った常識」というのは、別のコミュニティの人たちが日常的に考えていることなのです。
あなたの日常を続けていくためには、あなたの今の価値観や常識を守っていくことです。
しかし、もしも今日より明日、明日より明後日と変化させていきたいのであれば、
それは、今まで信じていた価値観や常識が正しくなくなるということと同義なのです。
知識とかノウハウとか、そういう次元ではないのです。
もっと本質的な、「え、そんなこと言うまでもない当たり前のことでしょ。」と
思わず言ってしまうような常識、日常の価値観を変えていかないと、
コミュニティは脱せないし、今日と同じ明日は「来てしまう」のです。
これは、私の経験でもあります。
株で負け続けていてどうしても勝てなかったときと、
勝つことが当たり前になってからのことを思い出すと、
世界観や価値観に驚くほどの変化がありました。
まさに、知識とかそういう話でもレベルでもなく、
「当たり前」が180度逆になったのです。
よく、
「どうやって勝っているのですか?手法を詳しく教えてください。」
という要望や質問をいただくのですが、
申し訳ありませんが、そういうものではないのです。
株で勝てなかったときの「常識」を列挙しましょう。
・正しい情報を仕入れられれば勝てるはず
・勝てる人の手法を知れば勝てるはず
・自分に合う方法を本を読みまくって探そう
・上昇する銘柄には共通点があるはず
・損切りを徹底することができれば勝てるはず
・・・
懐かしさすら感じるこの考えは、
残念ながら、今の常識とはまったく違います。
よく考えてみてください。
こうやって思っている人は、みんな勝てていませんよね。
コミュニティを異動しようとするときに大切なのは、
今信じている、もっとも正しそうな考え方を否定するということです。
なぜなら、これは正しいだろうという考えこそが
今の現実を永続させるためのもっとも重要な考え方のはずだからですね。
日常に変化を起こすことは、簡単ではありません。
なぜなら、信念を変えるということだからです。
では、決意して日常を変えようとした場合、
どうすればよいか。
株式トレードで勝てないことが当たり前の日常を
勝てることが当たり前の日常に変えるためには
どうすればよいか?
その方法を次回、ご紹介します。
ヒントは、
本当に勝てるようになる人は、
みんなと同じような方法で勉強していない。
ということです。
GOOD TRADE!!
Mr.K
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
良い刺激、面白い考え
ありがとうございます。
次回も楽しみです。
先生のプログを読み
オリバーペレスが 勝てるから自信と確信があるのではなく
自信と確信んがあるから勝てるのだと言っていることが理解できました
結局 テクニックの問題ではなく 生き方 が勝ち負けを決めるのですね