From:堀北晃生
丸ノ内のオフィスより、、、
こんにちは、堀北晃生です。
米ツイッターの創業者である、
ジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が、
退任することとなりました。
これは大株主である、
エリオットマネジメントとの
関係があります。
エリオットとは世界でも有名な、
アクティビストです。
アクティビストとは「物言う株主」とも呼ばれる、
企業へ出資をする代わりに、経営にさまざまな
要求を行う投資家を指します。
日本ではかつて、村上ファンドが
さまざまな企業へ投資し、
経営改善の要求をしてきました。
しかし、日本ではそのような文化がなかったため、
「金儲け主義」のレッテルを貼られたことがあったのです。
資本主義社会の中で、資金を効率よく
経営に活かしていくことは合理的であり、
ある意味ごく普通のことと言えます。
エリオット・マネジメントは、
ドーシー氏に2年ほど前から
解任要求をしてきました。
そして継続することを条件に、
自社株買いなどの要求をしてきました。
ジャック・ドーシーはツイッター社のほか、
暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンへの
関心が高まっているため、
経営の両立は難しいのではないかとのことです。
確かに類似企業のフェイスブックに比べれば、
広告事業では足踏み状態が続いております。
本格的な事業構造の改革をし、
収益拡大をすることを、
株主であるエリオットは要求してきました。
長年の交渉の末、ジャック・ドーシーは
ツイッター社を退任するという形になりました。
このエリオットは、
その他さまざまな企業にも
投資をしています。
日本ではソフトバンクにも投資をしています。
一時、業績が苦しい時にエリオットは、
孫正義社長に自社株買いを要求しました。
孫社長は、エリオットがどれだけ
恐ろしいアクティビストかを知っているため、
ほぼ要求どおりに自社株買いを行いました。
このように、大株主の要望により、
経営者は大きく方向転換をしなければ
いけなくなります。
現在もアメリカ系ファンドによる
経営改善案がさまざまな企業に
行われています。
本当の意味での改革ができるのか、
それとも改革ができずに経営者が
退陣に追い込まれるのか?
それによって株価も大きく変わってきます。
大きな業績を上げて、潤沢な資金が
企業に残っていることを、
「内部留保が溜まった」といいます。
つまり、使っていないお金がたくさん
あるという状態です。
ここを効率的に使うことで、
より高いリターンを得られるかもしれません。
今後もこのようなアクティビストの要求により、
経営改善を大きく迫られたり、
創業者が退陣に追い込まれることは
よくあると思います。
私たちは、そういった銘柄に注目をして、
これから大きく上昇または下落する可能性を
見極めていきたいと思います。
堀北晃生
追伸:
北海道や東北などでも雪片付けが
大変なくらい雪が降っているみたいですね。
雪のスポーツは子供の頃から好きなので、
今年もいい雪が降ることを期待しています。
新しいスノーボードの板が届いたため、
試し乗りする日が楽しみです。
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■堀北晃生(ほりきたあきお)プロフィール
大暴落相場で大損・・・と悔しい思いをしてきた投資家を、最短6ヶ月で「勝率8割・平均10%以上のスキルをマスター」させる投資コンサルタント堀北晃生です。「割安株を見つけるためにいろんな情報を集めたが、思ったように利益を出せなかった」・・・と悩んでいる投資家に、3年間毎月のように成功実績が上がっている実績を元に、「4つのチャートテンプレート」を見るだけで、面白いように利益を出せるようになる「魔法の投資戦略」をお伝えしています。「株式投資で利益を出したいが結果が出ない」や、「塩漬け株から脱却したい」などのお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ無料WEBセミナーに参加してください。
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・大衆心理の裏を突く「空売りの魔術師」
・次世代金融システムのファシリテーター
全国トップ5%に入る富裕層向けの資産運用アドバイザーとして外資系のプライベートバンクで2004年より活動を開始。
資産運用や投資顧問会社へのコンサルティング、個人投資家向けのクローズドな情報発信に携わる。
そこで培った知識と経験が評価され、現在は個人投資家からプロトレーダーまで、投資のアドバイスや情報発信を行っている。
プロトレーダーと個人投資家の情報格差を埋めるために、シークレット勉強会を少人数で展開しながら、大学との共同研究で急騰株の天井から空売りを仕掛ける独自の手法を開発。
民間企業の資産運用コンテストで500万円を15億円まで増やして優勝したことも。
こうした活動を通して、日々変化する投資の世界においてナンバーワンであることにこだわり、株式市場の最先端をリードする活動に情熱を注いでいる。