ダマシを数字で理解して、相場に勝つ

2023.2.15
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From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

テクニカル分析独特の言葉に、
「だまし」というものがあります。

これは、
何らかの買いのサインが出て

それを鵜呑みにして
買ったところ、

相場は逆に動いて損をした
というものです。

このとき、
この買いサインは「ダマシ」
と呼ぶようです。

このときの考え方も
独特の世界があって、

ー-------------
・ダマシを回避する独特の方法がある
・年何年もかけて編み出した
 独自で素晴らしい解法である
ー-------------

として
そうしたノウハウがある
触れ込みも良く見ます。

つまり、
そのテクニカル手法は

絶対的に信用できるもの
という前提に、

時々そうでもないときがある
ことを付け加え、
その場合の対処法を加える

という応用手法ですね。

実はそうした手法は
誰でも開発できます。

それも「簡単に」です。
それをお伝えします。

さてチャート分析は
過去にさかのぼって
調べるのは簡単ですね。

過去データは同じ、
計算も同じであれば、

適当なツールで、
誰でも同じチャートを
再現できるからです。

その再現した
チャートを観ながら、

買いチャンスが、
あなたの求める頻度
起きる頻度になるように、
(たとえば月に20回おきる程度に)

パラメタを調整しておきます。
(たとえばゴールデンクロスであれば、
短期MAを1時間、長期MAを3日、といったように)

そのうえで「何回」買いチャンスが
発生するかをカウントします。

その買いチャンスの後、
どれくらい待てるかも決めて、

うち「何回外れて何回当たった」
ということもカウントします。

こうすると
「何回発生して」「何回勝ち負けたか」
勝率がわかる。

トータルの評価益(損)はいくらか
損益も正確に数えることが
できると思います。

その数字を過去最低1カ月、
できれば12カ月以上さかのぼって、

丁寧に統計をとって、
1日-1週間単位で勝率の推移を
Excelで表に落とします。

平均をとって、
その勝率が 期待通りであれば
その手法はあなたに合っています。

しかしその期待勝率が
あまりに高い場合、

その手法が悪いのではなく、
あなたの期待が高すぎます。

こうした努力を
積み上げてゆくと、

狙うべき勝率の数字
が見えてくるはずです。

適切な期待値も
わかってくるでしょう。

そして、
最適なパラメタもわかります。

すこし地道ですが、
誰でもできる
ダマシに勝てる方法です。

でも、
やってみるとわかりますが、

パラメタは相場によって
面白いように変化します。

固定パラメタでは、
勝ち続けるのは
難しいですね。

奥村尚

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