「含み損」の正しい捉え方

2016.08.30
koushi_mrk01

From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
 
おはようございます。Mr.Kです。
 
今日は誰もが直面する大きな壁である、
「含み損」の正しい捉え方についてお話しします。
 
株式トレードをやっていて一番嫌なときはいつですか?
 
と聞けば、
 
恐らく99%の人が
「含み損が膨らんでいくとき」
と答えるのではないでしょうか。
 
株式トレードで勝てるかどうかの要(かなめ)であり、
もっとも多くの人を悩ませ、
たくさんの人の人生を狂わせていく、
 
それが、含み損の拡大、
そして永遠の塩漬け、ですね。
 
この「含み損」や「塩漬け株」について
皆さんは明確な捉え方や考え方をもっていますか?
 
それでは、一緒に考えていきましょう。
 
ーーーーーーーーーー
ちょっとクイズです!
ーーーーーーーーーー
 
こんな話を考えてみましょう。
 
プロ野球の「ドラフト会議」ってご存知でしょうか?
プロ入りを果たす選手に対して、
各球団が欲しい選手を投票し、
複数の票が集まった選手はその中から自分の行く球団を選ぶ
という選手獲得イベントのようなものですね。
 
さて、あなたは、ある球団のスカウト担当だとします。
あなたの球団では、欲しい選手が2人いて、
そのうちどちらかを獲得したいと思っています。
(両方はだめです)
 
・選手A
 :知名度、実力ともに優れており、
  獲得できればチームは安泰

・選手B
 :知名度も実力もそこそこだが、
  活躍が見込まれる
 
あなたは、どちらの選手にドラフト指名を入れるかを任されています。
 
当初、選手Aをぜひとも獲得したいと思い、
調査などに2億円をかけて来ています。
 
しかし、ここである情報が入ってきました。
 
なんと、あなたの球団よりも資金力もブランド力もある球団が、
選手Aを指名するかもしれないというのです。
 
その球団が選手Aを指名する確率は50%とのこと。

調査費1億円をかければ、
ライバル球団が選手Aを指名するのかどうかがわかります。

他にもいくつかの条件があります。

<条件>
・選手Aにはすでに2億円の調査費がかかっている
・1億円かけて調査をすれば、ライバル球団の指名選手がわかる
・選手Bを指名した場合には100%獲得できる
・選手Aを獲得すれば、あなたの球団の経済効果は+8億円
・選手Bを獲得すれば、あなたの球団の経済効果は+5億円
・もしも選手Aを指名してライバル球団とかち合ったときは獲得選手なし
・スカウトの役目は良い選手を獲得して球団の売上をあげること
 
さて、あなたが取りうる策は3つあります。
 
どれにしましょうか?
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
策① 調査せずに選手Aを指名する
策② 調査をする(ライバル球団の指名を見て指名を決める)
策③ 調査せずに選手Bを指名する
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
ちょっと難しいですね。
 
でも、よく考えてください。
 
 
 
 
 
・・・
 
 
 
決まりましたか?
 
 

確率論で考えると、期待値は
 
ーーーーーーーーーーーーーーー
策① +2億(−2+4億:50%で+8億、50%で0億)
策② +3.5億(−2+5.5億:−1+8億か、−1+5億)
策③ +3億(−2+5億)
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
となり、策②が一番よい、となりますね。
 
ちょっとむずかしすぎた方もいるかもしれませんね。
 
すみません。
 
 
・・・ 
 
 
しかし、お気づきでしょうか??
 
最初の−2億は、どの策でもかかっている
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
ということに。
 
 
そうです、最初に選手Aの調査費にかけた2億円は、
どの策にしようと取り返せないものなんです。
 
これを、経営学では「サンクコスト(sunk cost)と呼びます。
 
===============
すでにかかってしまったものは、
過去のコストであり、
未来にどんな策を取ろうとも、
すべての策に等しくかかるものなのです。
===============
 
 
話を戻します。
 
含み損とは、サンクコストです。
 
含み損とは、その銘柄で利益をとるために
あなたが投資したコストです。
 
含み損は、確定していない損ではありません。
 
すでにかかってしまった、取り返せないコストです。
 
 
経営額では、
将来の意思決定において
サンクコストを気にしてはならない
と言われています。
 
つまり、 

ーーーーーーーーーーーーーーー
策① +4億
策② +5.5億
策③ +5億
ーーーーーーーーーーーーーーー
 
と捉えるべき、ということです。
 
 
少し難しかったという方は、是非コメント欄に質問をください。
 
また、何度も読み直してみてください。
 
 
塩漬けになるのは、
過去という妄想に取り憑かれている証拠です。
 
私たちが生きているのは、
過去でも未来でもなく、
今このとき現在です。
 
含み益や含み損ではなく、
 
これからどうするのが最善か?
 
 
未来を切り開くトレードを一緒にしていきましょう。
 
 
 
GOOD TRADE!!
 
 
Mr.K
 
 
 
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コメント

「含み損」の正しい捉え方」への2件のフィードバック

  1. ヒデアキ

    MR.Kさま
    問題は難しかったですが、
    サンクコストについて、
    理解できました。

    サンクコストは、取り戻せない費用だというのが、
    問題からわかりやすく読み取れました。

    しかし、含み損がイコール サンクコストとは、、、
    言葉がありません。

    辛すぎます。。。

    返信
    1. 匿名

      まずは理解することからです。

      理解し納得すれば、人間は行動が必ず変わります。

      行動が変われば、結果はおのずと、ですね。

      応援しています。

      返信

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