From:Mr.K
自宅のトレードルームより、、、
おはようございます。Mr.Kです。
この数ヶ月、
「なかなか勝てない人」と「勝っている人」は
何か本質的に見えている世界が違うのではないか?
という考えにずっと悩んできました。
「簡単なようで難しい、難しいようで簡単」
会社経営についてのある経営者の言葉ですが、
この言葉が一番しっくりきます。
そして、これはトレードに限らず、
「一部の人しかできないすべての事柄」に当てはまると思います。
一見簡単だが、モノにするには
予想以上の努力が必要である。
しかし、できる人にとっては
その努力は当たり前のことであり簡単なことである。
ということです。
つまり、技術ではなくて
取り組み姿勢そのものに違いがあると思うのです。
それがなんなのか、考えに考えて
ようやくひとつの解が出てきたように思います。
それは、教科書学習か実践学習かの違いであると思います。
どういうことかというと、
教科書学習というのは、
極論、教科書に書いてあることをすべて覚えれば
100点が取れるタイプの学習で、
対して実践学習というのは、
100点の定まった答えがなく、
一人ひとりが自分なりのコツを見つけ、
少しずつ異なったやり方で
結果を出せるようになる学習です。
すべてを覚えればいい、理解すればいい、という、
「◯◯すればいい」という学習もあることにはありますが、
株式トレードは少なくとも
そういうタイプの学習ではないと感じています。
もしもトレードが教科書学習タイプなら、
人間よりコンピュータの方がうまいですから。
実際のトレードをしていても、原理原則はありつつ、
どうしても最後に臨機応変さというものが残るのを感じます。
ある程度までは理論で突き詰めることはできつつ、
最後のひと押しは、正直、第六感的な部分が残ります。
別の言葉で表現すると、
毎回違う相場で未来を予測していくので、
確率論に行き着き、無敗はありえないということになります。
こうやって解けば必ず正解が出るよという
”固定の公式”は存在しない、ということを
改めて認識することが大切だと思います。
イメージで言うと、
ファッションに似ているかもしれません。
自分の体型と顔に合った服がわかればそれで良いわけであって、
すべてのファッションパターンを覚える必要はないのです。
教科書学習と実践学習は目的が違う、
という風にも言えるかもしれません。
教科書学習は教科書に書いてあることを覚えるのが目的。
しかし、実践学習は「勝つ」のが目的。
そして、その勝ち方というのは
人によって微妙に異なる、というのがポイントです。
つまり、最後は自分なりの方法を見つける、
勝てるパターン、得意なパターンを見つけるのがゴールです。
語弊を恐れずに言うと、教科書に書いてあることを全部覚えても
勝てるとは限らない、ということです。
それでも勝つためには、
どうしても自分の頭で考えることは必要です。
なぜかと言えば、あなたの個性にフィッティグする作業は
あなたしかできないからです。
今日の話が何かの役に立てば幸いです。
今日から私も、新しいスタートを切って行きます。
がんばりましょう!
GOOD TRADE!!
Mr.K
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
私もそう思います。