From:Mr.K
おはようございます。
Mr.Kです。
前回までに、投資期間の捉え方をお話ししてきました。
今回はより細かく具体的な内容として、
「流れの発生にどうやって気づくのか?」
というコツの一部をお話ししようと思います。
チャートを後から見て、
「ああ、このときが流れの転換点だったなあ!」と気づけても、
リアルタイムに気づけなければ使えません。
うまくトレードで勝っている人というのは、
当然ながらその”転換点”に
リアルタイムで気づくことができているわけです。
では、気づける人と気づけない人は、
いったい何が違うのでしょうか?
これは、私自身が最初は
”気づけない人”でしたが、
熟練していくにつれて
”気づける人”になったので、
その両者の違いがわかります。
両者の違いは、
「流れの発生が来る前から想定できているか」
ということです。
こういう流れが来るかもしれないな、
というイメージを予め持っているのが
勝っている人であり、
そういう人は、流れが来る前から
”こうなったらああしてやろう!”
という計画を持っています。
それに対して、
流れが来てから対応を考える人が
負けてしまう人です。
どうしてもリアルタイムでは
冷静さを失いますので、
正しい判断ができません。
こういうと、
「先の予測をしろということですか?」
と聞かれることがありますが、
厳密に言うと、そうではありません。
先の予測が正しくできる必要はないのです。
そうではなく、
複数のシナリオ(先の展開)を予め描き、
それぞれに対処方法を考えておく
ということが必要だということです。
ただ、これも言葉で表現すると
誤解されがちなのですが、
A→B→ときたらC→Dと来る確率が高い
というような先の予測は必要になります。
株価の動く方向は神のみぞ知る
とは言いつつも、
ある程度のパターンがあるのも事実です。
だから、パターンを知っているということと、
そのパターンの初動の発生を知っていること
そして、こう来たらこうしてやる!
と予め待ち伏せていることが大切になります。
ちょっと抽象的になってしまいましたが、
要は、トレードでも普通の仕事でも同じです。
事が起こる前から対処方法を検討しておく、
仕事には一定のパターンがあることを知っている
この2つが揃うから、
しっかりとその場で正しい判断ができます。
次回もトレードのコツをお話しします。
それでは、GOOD TRADE!!
Mr.K
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
キャリアも投資も実績のある人は
これが出来ているのか、、と考えさせられました。
戦略立てに励みます(ー_ー;)
勉強になります。
ありがとうございます。