From:谷口洋章
自宅の書斎より、、、
こんにちは、谷口です。
今年の株式相場もあと一週間ですね。
今年2016年は皆さんにとって
どんな年となりましたでしょうか?
振り返れば年のはじめから、
「申年」は荒れると言われましたが、
本当にたくさんの変化がありましたね。
1月の下げから始まり、イギリスのEU離脱、
トランプ大統領の誕生など、来年2017年も
いろんなことが起きるでしょう。
トレードをしていると、時代の
最先端にいるように感じるものですが、
実際のところ経済の部分だけなので、
世間の流行まで楽しむまではいきません。
普段から出来るだけ、投資以外のことも
しようと考えてはいるのですが、なかなか
好きなことは止められないものです。
僕はオプション取引以外にも
株式取引などもやっているので、
時間はいくらあっても足りないですね。
さて、本日もオプション取引について
お話ししていきたいと思います。
オプション取引は本来、日経平均先物を
買った後の下落を防ぐ方法が有名です。
日経平均がこれから上昇すると思えば、
日経225先物などを買えば良いですが、
日経225が上がらなかった時や、
下がってしまった時の保険として、
オプション取引が使われます。
日経先物を買ったのであれば、
日経オプションのコールを売ります。
コールを売ることで、日経先物が上昇しなくても
コールの売った金額が手に入ります。
この説明だと、ネットに載っているような
説明と同じなので、別の言い方から
オプションを考えてみましょう。
日経平均が来月上がるかもしれませんが、
今の価格から「2000円上がる?」
と聞かれたらどうでしょうか?
さすがに2000円はないかな・・・。(汗)
と思ったら、「500円ならどうでしょう?」
と、いったように100円の上昇から、
2000円の上昇にかけて確率は
ドンドン減っていきますね。
その確率、予想値を
売買できるのがオプション取引です。
人気歌手のコンサートチケットで
考えるとわかりやすいです。
オークションでコンサートチケットを
買ったことのある人は分かりますが、
最前列の2万円のチケットでも、
20万円以上の高値で取引されます。
コンサートが近づいて1週間を切ってくると、
売れないチケットはドンドン値が下がってきます。
これは、チケットを当日までに売らないと
価値がなくなってしまうからです。
現在の日経先物が19350円とします。
この金額は予想値として一番確実な金額なので
チケットとしては一番高い20万円です。
この時、日経が20,000円まで
上がるかもしれない確率の価格が
4万円でついています。
来月、日経平均が20,000円になったら、
4万円だったチケットは20万円に
なりますので16万円の儲けです。
ですが、日経平均が20,000円に
ならなかったら価値はゼロになります。
また、来月までに18000円まで下がるかも
しれない確率に2万円の値段がついています。
もし、日経平均が18,000円になったら
2万円のチケットは20万円になります。
日経平均が18,000円にならなければ
価値はゼロになります。
分かるような分からない話かもしれませんが
来月の予約チケットを売買しているので
このような価値がゼロになったりするんです。
授業では、図解のテキストで分かりやすく
説明しているのですが、文章だけだと難しいですね。
生活の中でも予約チケットをもらって、
販売当日に引き換えることはやっていますが、
その予約チケットに値段を付けて
取引しているのがオプション取引なんです。
古くはギリシャ時代に、農耕具の貸し出しチケットで
儲けた人がいるとのことで歴史は古いんですよ。
さて、クリスマスも終わってお正月を迎える日本ですが
皆さんのところには、サンタクロースは来ましたか?
妖精のようなものなので、大人になると嘘だと思うのですが、
なんとアメリカの北米航空宇宙防衛司令部 (NORAD)という機関が
毎年サンタのプレゼントを運ぶルートの追跡をしているとのことです。
クリスマスの恒例行事となったサンタ追跡!!
このサンタ追跡(NORAD Tracks Santa)は、
毎年クリスマスに、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が
特設サイト「NORAD Tracks Santa」を設置して実施される行事で、
サンタクロースが全世界の子供に
プレゼントを届ける様子を追跡しています!!
そして、追跡の際にはサンタクロースは
「BIG RED ONE」というコールサインで識別されています。
配信は日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、
イタリア語、ポルトガル語、中国語で行われています。
この恒例行事は、1955年にコロラドスプリングスに
拠点を置くシアーズローバック社が、子供向けに
「サンタへの直通電話」を開設したときに誤った
電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。
サンタにつながるはずのその番号は、
なんと CONAD(中央防衛航空軍基地)の
司令長官のホットラインの番号だったのです。
子供たちからの電話を受けた
当時の司令官ハリーシャウプ大佐は、
サンタが北極から南に向かった形跡がないか
部下にレーダーで確認させました。
そして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の
最新情報を順次伝えたことから、この伝統が生まれました。
1958年、カナダと米国の両政府は
「北米航空宇宙防衛司令部(通称 NORAD)」として
知られる両国が共同運営する北米防空組織を創設しました。
そしてそれが、サンタの追跡という伝統も引き継いだというわけです。
この年になるとサンタがどこにいるのかわかってきました。
先日、もう高校生になろうかという娘に、サンタはいるよね?
と聞かれて迷いましたが、見えないから信じないのは変でしょ?
見えないものを信じることが出来るのが人間の特技なんだから、
トレードも見えない結果を信じて、信じきった人だけがプレゼントを手に入れています。
信じる力はいつまでも持ち続けたいものですね。
今年1年間、本当にありがとうございました。
2017年も、あなたの投資に役立つ情報を
発信していきますので、よろしくお願いします!

・ジャパンインベストメントスクール講師
・専門分野:IPO投資・日経オプション取引
得意とする取引は、IPO投資や日経オプション取引。
7年前から、誰でも出来る投資法の普及を前提に、IPO投資のシステム化を確立させ、自身での実践もさることながら、これまで約1,000名以上の個人投資家の指導に携わる。騰がるIPO株だけ見極める手法を実践することで・・・
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