From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
おはようございます。
Mr.Kです。
トレードをしている多くの人が、
【塩漬け】に悩んでいます。
今日は、その難解不治の病を
あっさりと解決します。
よく聞いてくださいね。
と、その前に、、、
ブートキャンプvol.2への参加を
多くの方が決断していただきました。
期待を裏切りませんので
楽しみにしていてください。
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では、塩漬けの解決と行きましょう。
======
まず、【塩漬け】とは何かを定義します。
塩漬けとは、
含み損が大きくなりすぎて
損切りができなくなり、
仕方なく放おってあるポジション
のことです。
投資をしていれば、
株であれFXであれ、
無期限にポジションを持てるので
どこかで塩漬けを経験する人が
とても多いと思います。
セミナーをやっていると、
10年放置している銘柄がある
という人にも会ったことがあります。
10年、、、
想像できません。苦笑
塩漬けになると、
資金が有効活用できなくなるし
精神的にも重荷です。
塩漬けは作らないように
しましょうね。
では、
塩漬けを作ったことのない人
のために、メカニズムを
説明しておきます。
<塩漬けができるメカニズム>
・だいたい、最初は少し含み益
↓
・持っていたら、少し含み損に
↓
・待っていればまた含み益になる
だろうと、放おっておく
↓
・含み損がじわじわ広がってくる
↓
・損切りしようかしら?と悩む
↓
・大きな視点で見てみよう!と
週足などを確認する
↓
・週足だとまだ戻る余地ありと
判断して心をなだめる
↓
・週足で少しだった含み損が
週足で見ても大きくなる
↓
・日足で見直したら、
とんでもない含み損になっていて
もはや損切りできなくなる
↓
・塩漬け完成!
いかがでしょうか?
できるだけ臨場感を持たせて
詳細に書いてみました。
塩漬けを経験したことが
ない人もイメージできましたか?
では、
この塩漬けを回避する方法とは?
と、その前に、
教えるより、あなたが
自ら気づく方が
ずっとパワフルです。
なので、例え話をします。
トレードを、事業に例えると
非常に明快です。
塩漬けをつくるメカニズムを
事業に捉えるとこんな感じです。
↓↓↓
<ダメ社長の事業>
・「よし、新規事業をやろう!」
↓
・資本金を用意して事業スタート
↓
・最初は、少し好調。
利益もちょっと出た
↓
・でも、続けていると問題発生
若干の赤字になり始めた
↓
・「ここが耐えどきだ」と
改善案を考えて実行
↓
・しかし、赤字が縮まらない
だんだん赤字が拡大する
↓
・事業撤退すべきか?と悩む
↓
・「もっと長いスパンで見てみよう」
と3年計画を立てる
↓
・赤字に耐えて事業継続
設備投資にさらに資金を使う
↓
・どんどん赤字が膨らむ
↓
・気づくと、もはや撤退できない
ほどに影響が大きくなっている
↓
・「ううう、、、どうすれば、、、」
↓
・大赤字事業の完成!
というわけです。
何がだめだったか気づきましたか?
ちなみに、このダメ社長は
こんなこともするんです。
・別の新規事業を開始
↓
・最初、好調!
↓
・意外としばらく好調!
利益も普通に出ている
↓
・「よし、もう十分利益出たから
この事業はもう終わりにしよう」
どう思いますか?
赤字の事業は、
なんとか立て直すために
あの手この手を尽くすのに、
黒字の事業は、
ある程度利益が出たら
あっさり事業撤退。
普通、逆ですよね?
こんなことしていたら、
会社全体を支えるような
大きな利益なんて
いつになっても永久に
できるわけないですよね?
でも、
同じことを、
あなたはトレードで
やっていたりしませんか?
もっと言うと、
利益確定のポイントがわからない!
と悩んでいるあなたは、
「利益が出ている事業の
撤退基準がわからない!」
と言っているのと同じです。
※詳しい解説を希望する方が
多ければ、コメントをください。
損切りのポイントがわからない!
と悩んでいるあなたは、
「赤字事業の撤退基準が
知りたいです!」
と言っているのと同じです。
どちらも、
「銘柄(事業)による」
という以上の結論があると
本気で思いますか?
事業は、全体の8%の利益が出たら
いったん撤退するべきだ、とか
事業というものは、
赤字が自己資金の2%になったら
等しく諦めたほうがよい、とか
そんなことが言えると
本気で思いますか?
今回のことをしっかりと
トレードに置き換えて
考えてみてください。
質問はコメント欄にどうぞ。
ダメ社長の行動の
何がいけなかったのか?
それを理解し、
それをトレードに置き換えると
いったい何が言えるのか?
ご自身で
導き出してみてください。
これを自分で理解したとき、
あなたは、
絶対に塩漬け株を
つくらない人になります。
追伸:
先日、CLEAR TRADEコミュニティの
月1の授業で言われたのですが、
「ブログでは顔が黒いし、
Mr.Kだなんて名前だし、
正直、引いていました、、、」
しかし、
「実際にお会いしてみたら、
全然怪しくないし、明るいし、
あのブログの雰囲気は何?と思いました」
とのことです。
GOOD TRADE!!
Mr.K
<編集部のおすすめ>
成功するために必要な心得は
たった3つです。
投資未経験者でもこれを知って
3ヶ月でトレード成績を安定させ、
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
私はファンダメンタル派で割安で、将来有望であると判断してから購入していますが、それでもさがる場合があります。その時は、含み益であれ含み損であれ、いずれ市場が気づくと思い、割安が解消されるまで保持しています。
上がると思って買ったのに、下がった場合は、常になぜと考えます。
以前は銘柄のボラティリティを考慮して、損切りをしていましたが、かならずと言っていいほど値は元に戻り、損切りを後悔しました、損切りした後値を戻した時ほど悔しい
事はありません。最近は、当初の購入動機が崩れない限り保持しています、先生は今まで、絶対に下がらないと思って購入するも、下がった銘柄はおありでしょか?もし、あった場合はどうされますか?
コメントありがとうございます。
>>以前は銘柄のボラティリティを考慮して、損切りをしていましたが、かならずと言っていいほど値は元に戻り、損切りを後悔しました
これは、チーターさんのファンダメンタルズ分析の精度が非常に高いことを示しているのだと思います。
ただ、一定期間大きな含み損になるということでしたら、「割安」の判定基準に改善の余地ありということですね。
>>最近は、当初の購入動機が崩れない限り保持しています
これは、チーターさんのエントリー条件と符合する素晴らしい基準です。あとは、資金管理ですね。
>>最近は、当初の購入動機が崩れない限り保持しています、先生は今まで、絶対に下がらないと思って購入するも、下がった銘柄はおありでしょか?もし、あった場合はどうされますか?
そもそも、私は割安感で買うことはありませんが、上がると思って買って下がるということは、確率は低いですが普通にありますよ。ルールに従ってロスカットをするまでです。
いつも興味深く読ませていたただいております。
今回の経営者の間違いは改善しても利益が出ない所で撤退すべきだったと思います。
相場とビジネスや商売は考え方が反対な気がしてますが違いますでしょうか?
相場は早く諦めるスタンスで商売やビジネスは諦めないスタンスで考えていました。商売人やビジネスマンが相場で大きく負けるのは辛抱強く諦めないからではないでしょうか?
とももさん、コメントありがとうございます。
>>今回の経営者の間違いは改善しても利益が出ない所で撤退すべきだったと思います。
それも正しいと思います。
参考までに、答えとしては、
①会社の事業撤退基準を予め決め、抵触したら撤退(体力基準)
②大きなビジネスに発展しそうになければ撤退(将来性基準)
③他の事業と比較して利益を出すのが困難であれば撤退(比較基準)
の3つのどれかで撤退すべきです。
これをトレードに応用するとどうなりますか?
①資金管理ルールに抵触したら問有無用で損切り
②大きく含み益が伸びそうになければエグジット
③より利益が出そうな銘柄があればエグジット
ということになります。
>>相場とビジネスや商売は考え方が反対な気がしてますが違いますでしょうか?
考え方にもよると思いますが、両者はほとんど同じです。
相場もビジネスも、傷が浅いうちに撤退することが重要です。
ただもちろん、スイングトレードとビジネスでは、
「早いうちに」の期間が全然違います。
スイングトレードであれば1週間くらいでいいですが、
ビジネスであれば最低半年は続ける(業種にもよる)というように、
スケールは変わりますね。
ビジネスも、本当であれば、柳井さんやホリエモンが提唱しているように、
とにかく色々なビジネスを数多く着手して当たるものを見つけたほうがいいです。
>>商売人やビジネスマンが相場で大きく負けるのは辛抱強く諦めないからではないでしょうか?
面白い観点ですね!でも、辛抱強く諦めないビジネスマンは、少数な気がします・・・笑
でも、あるかもしれませんね。
いつも気づきのあるブログをありがとうございます。
トレードでも事業でも出口(終わり)を決めてから最初の一手を打つ
取り組む必要があるのかなと思いました。
きんばらさん、コメントありがとうございます。
>>トレードでも事業でも出口(終わり)を決めてから最初の一手を打つ
素晴らしいです!
エントリーする前から、エグジットの基準を決めておく、という意味ですよね?
そのとおりです!
そうすれば、決して塩漬けにはなりませんね。
塩漬け… つくってしまいました。過ぎてから あそこで 引いて入ればまだマシだった…と 思います。損切りするタイミングは? 8月に お会い出来るのが楽しみです!
コメントありがとうございます!
>>損切りするタイミングは?
考えてみてください。
8月を待たずに、間違ってもいいのでコメントしてみてください。
下に書かれてていることも参考にしながら自分なりに熟考してみることが重要です。
「塩漬け癖がなくなる方法」ではなくて、「塩漬けができるメカニズム」ですね
結局教室参加しないと教えてくれない、というのであればタイトルを変えてください
こういう事をされると信用度落ちます
ぴろりんさん、勇気あるコメントありがとうございます。
きっと真剣にトレードに向き合っていらっしゃるのでしょうね。
>>結局教室参加しないと教えてくれない、というのであれば
私にそういうスタンスはありません。
ブログで伝えられることはすべて包み隠さずお伝えする方針をずっと貫いています。
教えていないのではなく、本当に考えてコメントをしてみてほしいのです。
ぴろりんさんは、今回のブログを読み返してみて、
塩漬けにならないようにするためにはどうすればいいと思いますか?
返信、ありがとうございます
私も再三、塩漬けにまつわる苦労をしてきました。
私なりに出した結論は「自分の性格を知る事」 何故なら塩漬けに至るまでの過程はほぼメンタルが関係しているからです。
だから人それぞれ、違うと思います。
「私は臆病である」 ➡ だから怖くて損切が出来ない 人もいれば、 だから早く利確してしまって利小になる 人もいる ということです。
一律〇%で逆指値入れておくのもいいでしょう、でもチャート上、それがあり得ないポイントだと自分の裁量で逆指値を移動させてしまったり。
なので私は自分の性格を鑑みて損益の詳しい金額を見ません。何となくぼんやりとその決済がプラスかマイナスかを把握するだけです。月末にまとめて収支をつけます。
常に新しい目でチャートを見て、自分が新規で持つとしたら買いか、売りか。 売りと思うなら即決済。 わからないなら継続。買いなら買い増し。それだけです。
すぐ塩にしてしまう人は信用売買にすればいいのでは?いやでも6カ月でケリをつけることになりますから、その間での売り時を図ることになりますよ(笑)
ぴろりんさん、素晴らしいですね!
経験されているからこその実用的な内容に感謝します。
きっと、今回のコメントを読んで何か気づきがあった方が多いと思います。
ありがとうございます。
>>常に新しい目でチャートを見て、自分が新規で持つとしたら買いか、売りか。 売りと思うなら即決済。 わからないなら継続。買いなら買い増し。それだけです。
これは本当に素晴らしいです。
先読みさえできれば、この方法でベストな売買ができますね。
自分の先読みの実力を遺憾なく発揮するための、論理的な売買方法だと思います
基本的な大方針は、
・予想通り動いている銘柄を伸ばし、予想から外れたものをエグジットすること
・予想から外れたかどうかの判断を均一にすること(内容は実は重要ではない)
・エントリーの時点で、先読みの精度を上げる努力をすること
ということになります。