情報が多いと負ける理由

From：Mr.K
沖縄の書斎より、、、
　

2020年ももうすぐ年末。

最近思うんですが、
情報が、氾濫していますね。

多すぎてチェックできない!!!笑

〜〜引用〜〜

地球上で生成されるデジタルデータの
年間生成量は、
2013年は4.4ZBであったのに対し、
2020年には10倍の44ZBに達すると予測

〜引用おわり〜
引用元：大塚商会WEBページ

ZB：ゼタバイト＝1兆ギガバイト

発信される情報が増えても、
情報を受け取る側の受信能力が
上がるわけではないので、

受け取られない情報が
増えているということになります。

つまり、世界は分化している。

“みんなが知っている情報”
“常識”
というものがどんどんなくなっています。

あなたにとっては常識でも
他の人はそれを知らない。

そんな状態が、
投資にも影響を与えているのではないか？

どういうことかと言いますと、、、

＜注意＞
私は別に自分の意見を押し付けたいわけではありませんし、あなたと論争をしたいわけではありません。
　
あくまで私の意見ですが、、
　
・・・
　
　
そもそもの話、株式投資っていうのは人気投票です。

多くの人が特定の株に集中するから株価がどんどん上がっていくわけです。

だから、全体的に上がるときより、全体が上がらないときのほうが、個別株の大化けは出現します。

で、冒頭にお話ししたように、情報が多すぎるとどうなるかというと、

ヒット商品が出にくくなるわけです。

テレビの影響を考えてみるとわかりやすいですね。

昔は、金曜日のゴールデンタイムに放送される番組は、かなり多くの日本人が観ていたと思います。

そうすると、その時間帯に放送される内容が、日本全体に影響を与えやすくなりますね。

同じ情報を多くの人が見ているから、その影響力が甚大になるわけです。

しかし、今はどうでしょうか。

テレビを観る人が減り、インターネットテレビやYouTubeなどで、一人一人が”自由に”自分の観たい情報に触れています。

そうなると、だんだんと当たり前がなくなっていく。

国民的アイドルのような人がいなくなるイメージですね。

その代わり、個々に細分化されたカテゴリーの中では、超有名な人が出現します。

でもその人は、そのコミュニティの中で有名なだけで、そのカテゴリーに興味がない人からすると、誰それ？状態です。

で、株も似たようなことが起きていると感じています。

資金が分散しているということです。

あなたが「この株は有名」だと思っている銘柄は、本当に「まだ」有名なのでしょうか？

あなたが「このニュースはいい」と思っている情報は、本当に良いニュースなのでしょうか？

・・・

情報の評価は、その人の常識によります。

「野菜たっぷりラーメン」は、健康にいいのか？みたいなことを考えてみればわかります。

Aさん：野菜がたっぷりなんだから健康にいいよ！

Bさん：有機野菜じゃないなら、農薬が心配だよ。

Cさん：そもそもラーメンって、カロリー多すぎじゃない？

Dさん：ラーメンが小麦でできている時点で健康によくない。

みたいな感じです。

「野菜たっぷりラーメン」は健康に良さそうだから、きっと人気になるはずだ！！！

とあなたが思ったとしても、全然人がついてこないということはあるわけです。

株でも同じで、

普段から得ている情報（株に限らず）が千差万別になるということは、例えば決算の内容ひとつとっても、良いのか悪いのかの意見が人によって分かれるということです。

で、ここからが重要な話なのですが、

特定の銘柄に対して意見がわかれると、その銘柄の株価の動きはどうなると思いますか？

・・・

そう、ランダムな動きになりやすくなります。

売り買いの方向とタイミングがランダムに近づきますから、株価の動きに方向性が出にくくなるわけです。

で、さらに重要な事実は、

ランダムな動きをする銘柄を売買しても、手数料負けするだけだということです。

日経平均株価を見てください。

コロナショックは異常事態だとして、2018年から、あまりにレンジが多いとは思いませんか？

つまり、銘柄選定の重要性がめちゃくちゃ重要になっているということです。

間違った銘柄を選択すると、そもそもランダムな動きをするので、どれだけ頑張っても利益が出ないという悲しい事態になりやすいと思います。

コロナで在宅ワークだから、仕事しながら堂々とデイトレができる♪

とか言って、自宅でデイトレをして、大損している人が急増しているという話も聞きます。

あなたは大丈夫ですか？

人によって得る情報が変わるということは、影響力のある情報が減るということです。

あなたが必死に時間を割いて収集している情報が、もしもなんの影響も与えない情報だったらどうなるか？

その情報を考慮に入れることで、あなたの売買は、ランダムに近づきます。

だから、情報は、ほんっっっっっっとうに取捨選択して、限定して重要なものだけを取らないとダメです。

世界市場最高の個人投資家である、ジェシーリバモアが、こんなことを引用しています。

ーー引用ーー

カリフォルニアの山中に住み、三日前の株価しか入手していないのに大成功を収めている投資家の存在を知った。

「真の変動は、始まった日に終わることはありません。本物の動きが終わるには時間がかかりますからね。」

と彼は言った。

ー引用終わりー

情報時代には、情報を多く取る必要があるのではなく、情報を選択することが必要なのです。

ところで、、

YouTubeを見ると、ここから株価が急落するとか暴落するとか、たくさん上がってきますが、

CLEAR TRADE理論で選定している銘柄（注意：日本株）は、スーパーチャンスにしか見えません。

どんどん11月に近づくのであまり長く持ちたくはないですが、今週はまだ攻めたいと思っています。

もう本当に、責任のない情報はシャットアウトしたほうがいいと思います。

さて、どうなるか。

▶Mr.Kのつぶやきコーナー

沖縄の伊良部島、三角点というポイントに家族で行ってきました。

絶景ですが、死にかけるので、行くときは気をつけて。

沖縄は、自然いっぱいで食べ物も有機ばかりで最高です。

▶︎Mr.Kプロフィール
株価の予測に経済や金融の知識は必要ないと気づき、
物理学と数学で株価予測を行うCLEAR TRADE理論を発明。
特技は、一流の投資技術を初心者にもわかりやすく説明すること。
元業界No.1大企業サラリーマンで、現役投資家&起業家。
ハワイを経て2020年現在沖縄在住。
　
　
それではまた次回！
　
GOOD TRADE!!
　
Mr.K

追伸：
トレード結果を安定させる方法とは？
※まもなくページを閉じます
↓
http://japan-i-school.jp/jim/sem_leg03/