From:Mr.K
都内のプライベートオフィスより、、、
おはようございます。Mr.Kです。
トレードを長くやっていると、
デジャブを感じることってありませんか?
「あ、このパターン、嫌な感じだな・・・」
という嫌な予感が当たって、
含み損が大きくなったりする・・・
なんとなく、
値動きの予感はあるけれど
怖くて実際の売買を思い通りできない
そんな経験がある人は、
少なくはないと思います。
もし、そんな負のループから
抜け出す方法があるとしたら・・・?
今日は、負のループからの脱却に
認知科学の視点から迫って行きます。
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と、その前に、
妻のFXは未だに連勝を続けています。
私の相場の読みから、
そろそろレンジ抜けが来る
可能性が高いと踏んで
妻には、ポジション量を
5分の1にしてもらっていますので
利益率が落ちていますが、
もともと先月は月利20%で
初心者としては異常値ですから
とにかく今月はフェーズ転換を
きちんと乗り切ることを目指しています。
でも、私が言うのもなんですが
かなりうまくトレードを続けている
と思っています。
まもなく400連勝です。
やはり、ポイントは
リスク管理ですね。
話を本題に戻します。
投資の負のループは
誰しも一度はハマります。
「なんで同じミスを何回もするんだ!」
「私は馬鹿なのか・・・」
「あーあ、またこのパターンか。。。」
そんな経験、
私にもかなり身に覚えがあります。
ただ、重要なことは、
失敗を失敗で終わらせないことですね。
成功するまでやれば
失敗は成功のための学びになる
とよく言われます。
本当にその通りなのですが、
問題は行動しても行動しても
まったく前進感がないとき
ですね。
同じところをぐるぐる繰り返して
証拠金だけがジリジリ減っていく・・・
残るのは焦燥感だけ
こんな負のループからは
なるべく早く脱したいものです。
ちょっと話は飛びますが、
トレードで成果を出すためには
行動を変える知識が必要だと考えて
このところ認知科学を研究しています。
認知科学というのは、
人が何かを認識し行動する
メカニズムを解き明かす学問です。
トレードで言えば、
チャートを認識し
値動きの意味を認識し
それに伴う売買をするわけですが、
何が人にそう認識させるのか?
何が人にそう行動させるのか?
ということを
解明していく学問ですね。
認知科学を勉強するうち、
新しいことが色々とわかってきました。
例えば、
人間というのは、
自分の行動を自分でコントロールできると
思っていますが、
それがまったくの勘違いであるとわかりました。
意識を変えれば行動が変わる、
とよく言われていますが、
これは完全な誤りです。
根拠はいくつもありますが、
一つは、脳神経科学の研究実験により、
「意識の脳波生成より前に、
行動の脳波生成が行われている」
ということがわかっていることです。
つまり、あなたは、
自分の行動を「意識的には」
一切変えることができない
ということなんです。
つまり、
いくら何かを理解しても、
どれだけ目標を立てても
環境を整えても、
それだけでは、
完全なる暖簾(のれん)に腕押し
というわけです。
衝撃の事実ですね。
だんだん話が難しくなって
きましたが、
ポイントは、
あなたの行動は、
あなたの世界観が引き起こしている
のであって、意識は関係ない
ということです。
例えば、ダイエットしたいんだけど
ダイエットなかなかできない
という人は結構いますね。
そういう人が、どうしたら
ダイエットをするようになるか?
ということを考えるんですが、
世の中で一般的に言われているような、
・目標を明確にする
・ご褒美を用意する
・ダイエットしないデメリットを挙げる
・環境を変える
・楽しくできるダイエット法を手にいれる
といった方法は、
認知科学的には無意味なんです。
タバコをやめる、とか
朝早く起きる、とかも同じです。
その行動を取れない理由は、
意識とか理解の問題じゃないんです。
なぜかって、
ダイエットしたほうがいい
ってことは既に頭では理解しているし、
ダイエットの方法も知っているし
ご褒美を用意しても
環境を用意しても
やらない人はやらないからです。
あなたの行動は、
意識でコントロールできるものでは
けっしてない
ということがポイントです。
ちょっと受け入れがたいかもしれませんが。
まあ、認知科学的にはそうなんです。
じゃあ、何を変えれば行動が変わるのか・・・?
なんだと思いますか?
答えは、
ダイエットとは何かという
あなたの定義が変更されること、です。
言い換えると、
「ダイエットって何ですか?
ダイエットという言葉を使わずに
説明してください。」
って言われたら、
あなたが何と答えるか?
ということが変わらない限り
あなたの行動は変わらない
ということです。
ダイエットっていうのは、
人によって全く違ったモノとして
認識されています。
ある人にとっては、
ダイエットとは、
「辛くて、我慢と努力が必要なもの」
でしょうし、
別の人にとっては、
「定期的なデトックスで、パフォーマンスが上がるもの」
だったりするんです。
つまり、ダイエットという言葉を
聞いたときのイメージが全然違うんです。
このイメージに、あなたの行動は
ほぼ支配されています。
そう考えてみてください。
であれば、考えるべきは、
ダイエットのイメージを変えるために
何ができるだろうか?
ということですよね。
トレードについてもまったく同じです。
例えば、
「ロスカット」という行為について
あなたの持っているイメージが
変化しない限り、行動は変わらないのです。
ロスカットと聞いて、
「なるべくしたくない、小さく押さえる難しいもの」
というイメージであれば、
どんな知識を学んでも
あなたの行動は変わりません。
いつだって、ロスカットをするのが
遅くなり、致命的な含み損を許容するでしょう。
しかし、
ロスカットと聞いて、
「定期的にすることによってパフォーマンスが上がるもの」
というようなイメージに
なったとすれば、
それはもはや、ロスカットができない
なんて悩みを持つことはなくなるんです。
ちょっとわかりにくかったかも
しれませんが、
私がCLEAR TRADEで教えている内容は、
すべて「イメージを変える」
ためのものです。
マインドセットもそう
CLEAR TRADE理論もそう
演習も音声もそうです。
あなたのトレードを変えようと思ったら、
チャートの見え方を変える必要があり、
ロスカットや利益確定のイメージを
大きく書き換えなくてはならないんです。
それが成功した人は
結果を徐々に出していきます。
しかし、
イメージをうまく変えてあげられない人が
たまにいらっしゃいます。
私の力不足ではありますが、
どういう人にその傾向があるかと言うと
・頭でばかり理解しようとして
実際に手を動かすことをやらない人
・今までの自分の知識を捨てられず
自分なりの「改良方法」を編みだそうと
してしまう人
です。
根本的なイメージの変化というのは、
理解では起き得ません。
理解ではなく、発見によって
イメージは変化するのです。
そして、発見のためには
自分で行動してみることが不可欠です。
冗長な文章になってしまいましたが、
まとめますと、
負のループを抜け出す方法は、
自分以外のうまくいっている人の
言われたとおりにやってみて、
経験から新しく何かを発見することです。
・実践重視
・まずは素直にやってみる
・簡単に理解しようとしない
これは認知科学からみても
正しい成功の法則なのです。
GOOD TRADE!!
Mr.K
P.S.
ついに、FXプログラムの詳細を公開します。
FX初心者でも300連勝以上した秘密、
流れを捉えた具体的なトレード手法を徹底解説、
そして、リアルトレードも行います。
まずは、お話を聞きにきてください。
http://japan-i-school.jp/jim/seminar180927_02/
・ジャパンインベストメントスクール講師
・専業トレーダー
慶應大学大学院修了。某大手企業でサラリーマンとして仕事に燃える側ら、将来の資産形成のためにと思い2013年に株式投資に挑戦。有名な投資塾に入って必死に勉強するも、初年度は面白いくらい惨敗し追証を何度も経験。一度は投資を辞めようと思ったが、あまりの悔しさに諦めきれず、9日間の夏季休暇をすべて費やして朝9時から夜12時まで過去の株価チャートを見続けた結果、資金の流れに注目すれば再現性高く株価の未来を予測できることに気づく。その後研究を続け、経済学や金融工学を使った世間の投資手法とは一線を画した「物理学的アプローチ」による『CLEAR TRADE』理論を開発。また、9割以上の人が大敗して負けるメカニズムを数学的に解明し、厳密な資金管理理論を独自に発明。投資技術を論理的に解析・解説することを得意とし、WEBセミナーでの質疑応答はわかりやすいと人気。理論を応用し、自らAIインジケーターも開発。平日は朝8時から夜の22時まで働く現役バリバリのサラリーマンであったため、1日わずか10分の作業時間でできる投資スタイルを基本とし、それでも月利20%以上を安定的に稼ぎ出していた。2016年10月に会社を退職し独立。現在は、かつての自分と同じように株式投資でなかなか結果を出すことができない人の役に立つべく、スクールでの指導や個別コンサルなども行っている。これまでに1,000名を超える指導実績があり、自身のコミュニティに300名以上の参加者を抱えている。投資だけでなくビジネス、生き方についての考え方にも定評がある。2020年には、資金管理の原理を端的に解説した文章が、Quora(※)の投資関連質問でのベストアンサーに選ばれ、書籍に掲載された。
ロスカットに関する考え方は、目から鱗です。わかっているけどできない。何故できないかがわからないから行動に移せない。私は証券会社に勤務し、30年以上も株式と向き合って来ておりリスクについては充分理解していても、ロスカットに関して負の意識が働きます。ロスカットの持つマイナスのイメージを変える事が非常に大事なんだという事を考えさせられました。ありがとうございます。
目から鱗で耳が痛いです!ただ発見出来る喜びがあるのですね!
Mr.k様
こんにちは☆
認知科学!面白いですね☆
「理解ではなく、発見によって、イメージは変化する」というのも、実感できます☆
何かしらの行動の先に「発見」があると、、確かにイメージ(世界観)は変化してきたように思います。
トレードでも、Mr.k様のCLEAR TRADE理論でチャートを学んで実践することで、随分(私の中では)、変化が起こりました☆彡
チャートを見て、「怖い」と思ったことがありましたが、チャートを「面白い」と思うことが出来るようになったのは、世界観(イメージ)が変わったのだと思います。
いつも素晴らしい、興味深いお話をシェアしていただき、ありがとうございます☆
ロスカットを打つのは自分の買った株に自信が持てないからです。
株取引をやる以上その株が紙切れになってもいい覚悟でやらないと駄目ですね。
一発勝負に負けても次に二回勝てばいいだけのこと。