投資家が最も嫌うもの

2015.9.19
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From:中野英
都内の自宅より、、、
 
 

母親から聞いたのですが、大雪山では、
《紅葉》の前に《初雪》は降ってしまったそうです。

7月は温暖化の象徴とも言える猛暑が続き、
8月下旬からは早くも涼しい日が続くようになり・・・

世界経済も怪しい方向へ向かっていますが、
地球環境そのものも怪しい方向へ向かっているのかもしれません。

そして株式市場はといえば、嵐が過ぎ去った後も、
日差しが差すような気候には恵まれず。

これまでの下落の後のように、
スーッと戻って行く展開を期待した個人投資家方は、
かなり苦しいかもしれませんね。

確かに今回は、ロングオンリーと言われる《中長期の投資家》が
売ったとみられるため、買い戻しは期待できません。

そして《中長期の投資家》は、よほどの根拠がなければ
資金を大きく動かすことはないことから・・・

※ 今回は、売るに至るような《よほどの根拠》があったのでしょう

・・・もしかしたら、よほどのサプライズがない限りは、
株式市場への資金流入は限られるのかもしれません。

投資家が何を嫌ったのか、そして日本は大丈夫なのか。

今日は少し、日本の現状に目を向けてみたいと思います。

相場が荒れ始めた日から、はや1か月が過ぎようとしています。

その間に、台風によって国土も荒らされ、
まさに《荒れ放題》となった日本。

しかし、そのような環境であるにも関わらず、国会は安保で大荒れ。

痛々しい台風の傷跡にも目をくれず、暴走する政治家たち。

果たして・・・

※ 今の政権に、経済・財政を立て直す意思があるのか

※ 政権自体の存続に、危うさはないのか

・・・投資家の間に《疑念》が湧いているようにも思います。

実際に、ここ最近の消費者心理の冷え込みはひどく、
『現状において、アベノミクスは期待外れ』という
烙印を押され国債も格下げされる始末。

『円安による購買力の低下』と『消費税を上げたことによる消費意欲の低下』が重なって、
《税収アップ》どころか《景気回復》もおぼつかない現状。

そんな中で議論が進む、《消費税10%》への引き上げ。

しかし、低所得者向けの対応策での議論すら右往左往している現状。

はっきり言ってしまえば・・・

※ 決められない政治

※ 先行きが見通せない日本経済

・・・そんな以前と変わらぬ日本が、今ここにあります。

木曜日のFOMCでの《利上げ先送り》が、
どちらかといえば《失望》を誘ったように、
投資家には《嫌いなこと》があります。

それは・・・

※ 不確定要素

・・・つまりは、『はっきりしない』ことをとても嫌います。

そういう視点から、今の日本の現状を見てみると・・・

※ 安保法案成立に伴う、近隣諸国(特に中国)との関係悪化

※ 強行採決に伴う、政権支持率悪化の可能性etc.

これもまた、日本の十八番とも言える・・・

※ 政治が、株式市場の足を引っ張る

・・・そのような展開が待っている可能性は、十分にあります。

さすがに、一時期のような《ジャパン・パッシング》や
《ジャパン・ナッシング》とまでは行かないでしょうが・・・

※ 日本の株式市場から、投資家が遠ざかってゆく

・・・このまま進んでいけば、まさに『商い・値動きの減少』という、
   参加者にとって最も厳しい現実が起こるかもしれません。

日本人の《政治離れ》が叫ばれて久しいですが・・・

※ 《投資》の世界で生きたければ、
  同時に《政治》の世界のことも考えなければいけません

株式市場が株式市場だけで動いているわけではなく、
為替市場・商品市場etc.・・・ありとあらゆる市場と繋がって動いています。

そして同時に、《経済》だけではなく《政治》との繋がりもあります。

全ての投資家は・・・

※ 様々な投資家の参加があって、初めて生かされるものです

私たちは、投資家であり続けたいのであれば、絶えず・・・

※ 投資家を惹きつける環境を守るために、尽力しなければなりません

・・・日本の活力を取り戻すために、《投資家の英知》を結集させるときだと思います。
 
 
中野英
 

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