From:中野英
都内の自宅より、、、
6月に入ったら、急に
涼しくなってきましたね。
雨が降る日は一段と
冷え込んだりします。
居候の猫《チーコ(♂)》も、ベランダで
『お昼寝』したり、暑い日は
『日陰で伸びてたり』(笑)
気候の変化に
振り回されているようです。
とは、言っても
暑くても、寒くても
元気に走り回ってます(^^)/
相場も、季節の変わり目を
迎えているような気がしますが・・・
※ 次に迎える《四季》は、
どの季節でしょうか?
どの季節でもチーコのように
元気であって欲しいものです。
・・・そして、皆さんにとって
心地の良い《季節》でありますように・・・
あと、お体を崩さないように、
御自愛くださいませ。
今日は、最近の
銘柄の動きから見る・・・
※《過熱感ある上昇》と《過熱感なき上昇》
・・・の違いを検証してみましょう。
まず、チャートを載せてみます。
共通している点は・・・
※ 《利食い売り》《戻り待ちの売り》に
押されるような動きがあったあと、
二日続けて『値を飛ばしている』
・・・さて、この3銘柄それぞれ、
この翌日に《全く違う動きになります》。
それぞれの、翌日の
動きを書いてみますと・・・
1. 《買い気配》で始まり、
寄り付き後10分で《ストップ高》
2. 《変わらず近辺》で始まり、前場に
《10%以上上昇する》場面があるも、
引けは《10%以上の下落》
3. 《安く》始まり、全く買いらしい買いが入らず、
『薄商いのじり安』で《10%以上の下落》
・・・さて、どの銘柄が、
どの動きになったでしょうか?
これを考える上で、
注目点は以下の2つです。
Ⅰ. 買い方の買い余力(今後買いたいと
思っている投資家・資金)がどれだけあるか?
Ⅱ. 売り方の力(売りを出している
投資家)はどれだけあるか?
この着眼点で、上記の
3銘柄を分析してみましょう。
まずは、【3131 シンデン・ハイテックス】
チャートの最後の日の特徴を、
箇条書きにしてみますと・・・
※ 《過去最大の出来高》
※ 短いながらも《上髭付き》
この二つから、このような
推測を立てることが可能です。
※ (出来高から)
《買いたいと思っている投資家》は、
もうすぐ買い切ってしまうのではないか?
&
《大量の売りが出ている》のではないか?
※ (上髭から)
《買い方優勢》の勢力図から、
《売り方優勢》へと反転しようとしてるのではないか?
結果、この後こうなりました。
次に、【3908 コラボス】
同じ着眼点で、チャートの最後の日の
特徴を、箇条書きにしてみましょう。
※ 《過去最大の出来高》
※ 《ストップ高》
この二つからは、このような
推測が出来るかと思います。
※ (出来高から) 同上
※ (ストップ高から)
まだ《買い方優勢》であるので上値が
あるかもしれないが、《資金切れ》も
近そうだから天井が近い可能性も
結果、コラボスはこのように。
最後に、【3913 sMedio】
箇条書きにすると、このようになります。
※《出来高は、それほど
膨らんでいるわけではない》
※ 《ストップ高》
このデータから、
分析してみますと・・・
※ (出来高から)
買いたいという投資家が《まだ買い切れていない》
⇒
『買い余力は十分ある』&
『売りがそれほど出ていない』
※ (ストップ高から) 《買い方優勢》
結果、【sMedio】は、このようになりました。
☆ 出来高を伴った上昇が良い
・・・よく言われる言葉です。
しかし、このような
現実があるのも事実です。
※ それまで『買いたいけど、怖くて
買えなかった』投資家が、みんな揃って
《エイヤー!》と買ったところが高値
言い換えると・・・
★ 《バブル》は、
最後が一番盛り上がる
ろうそくは・・・
※ 消える直前に
『最も明るい輝きを放ちます』
やはり・・・
☆ 人間は《物理世界》で
生かされているんだなぁ
・・・そう、改めて実感しました。
中野英