FXにおける単位の基礎知識

2019.5.29
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From:秋田洋徳
名古屋の自宅より、、、

皆さんこんにちは、
秋田洋徳です。

ここ数日、とても5月とは
思えないような気温が続きましたね。

初夏を通り越して、一気に真夏に
なってしまった気さえします。

まだ5月だからと、
冷房を入れるのを躊躇ってしまうと
熱中症にもなりかねませんので、

屋内にいる方はエアコンなどで
しっかり温度調節をして、
体調管理には気を付けましょう。

さて、FXの話に入りますが、
FXの世界では値動きの単位として、
「pips(ピプス)」という言葉が用いられます。

ただ、取引の結果が表示される
約定履歴などを見ても、

その取引で何pipsの損益が発生
したのかは表示されません。

その為、今回はpipsの意味と、
約定履歴を見たときのpipsの
計算方法を書きたいと思います。

先ず、ドル円やユーロ円、
私が取引をしているポンド円など、

円と組み合わせられた通貨ペア
(このような通貨ペアをクロス円と言います)
の取引をする場合、

1pips=1銭(0.01円)
という意味になります。

その為、例えば、
1ポンドの価値が140.000から140.100に
上昇した場合、0.1円上昇した訳ですから、

pipsに直すと10pips上昇した、
という言い方をすることになります。

クロス円の取引をする場合はこの単位を
知っておくと便利ですので、
必ず覚えておきましょう。

続けて約定履歴の見方に関してですが、
約定履歴には、エントリーした時の価格
(取引を開始した時の価格)と、

決済した時の価格(取引が終了した時の価格)
が必ず表示されます。

その為、その取引で
何pipsの損益が発生したかは、

エントリーの価格と決済の価格の差を計算し、
その数字をpipsに変換することで
知ることが出来ます。

例えば、新規のエントリーで、
1ポンド=140.356円の時の買いエントリーをし、
1ポンド=140.632円で決済した場合、

140.632-140.356=0.276円の利益ですので、
pipsに換算すると、27.6pipsの利益となります。

pipsという単位は初めは慣れないかもしれませんが、
FXとは切っても切り離せない単位となりますので、
しっかりと頭に入れておきましょう。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

P.S.
FXで損益計算をするならば、
pipsは必ず覚えておきたいところです。

今回のお話でpipsの基本を理解したら、
私のセミナーの受講もぜひご検討ください。

FXの基本から応用まで、
順を追ってお教えいたします。

【6月7日(金) 東京 開催】
http://akita-fx.info/akita-fx/tokyo_hl/

【6月9日(日) 横浜 開催】
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【6月14日(金) 名古屋 開催】
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【6月21日(金) 大阪 開催】
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【6月23日(日) 福岡 開催】
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