ドル円をやらない理由

2021.10.13
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

FXは2国間の通貨の両替によって
利益を生み出す投資方法ですので、

先ずはどの通貨同士で取引を
するのかを決めないといけません。

この取引通貨の組み合わせのことを
通貨ペアと呼びます。

通貨ペアには、
ドル円・ユーロ円・ポンド円・
オーストラリアドル円・スイスフラン円、など、

外国通貨と日本の円との
組み合わせはもちろん、

ユーロドル・ポンドドル・
ユーロポンド・カナダドルスイスフラン

などの外国通貨同士の通貨ペアもあります。

ちなみに仕組みの説明は省きますが、

日本円しか持っていなくても、
日本円を担保に外国通貨同士の
通貨ペアの取引も可能です。

通貨ペア毎に値動きの
傾向が異なるため、

通貨ペア選びは非常に大切です。

また、通貨ペアが色々あるのであれば、

「その時々でチャンスになりそうな
通貨ペアを選んでトレードを
すればよいのではないか、」

という質問を受けることがありますが、、

全ての通貨ペアに同じように通用する
手法は恐らくありません。

ですから、
よほどの経験者は別として、

初心者の方であれば、
先ずは1つの通貨ペアに
絞ることをお勧めします。

では、どの通貨ペアを
選ぶかという話に戻りますが、

初めてFXに取り組む方の
ほとんどはドル円を最初に
選びがちです。

やはりドルは日本人にとっては
一番メジャーな外国通貨ですし、

アメリカの話題はニュースにも
よく取り上げられるため、

為替に影響が出そうな情報を
察知しやすいという利点もあります。

最近では米国のテーパリング
(金融緩和の引き締め)も
注目されていますね。

ただ、私はドル円は
使用しておりません。

なぜかというと、

ドル円は値動きの幅が小さ過ぎて、
エントリーチャンスのポイントまで
全然来てくれなかったり、

エントリーチャンスが来ても、
決済(利益確定、又は損切)に
時間がかかったり、

1日に取ろうとしている
目標損益pipsに届かないことが
ほとんどだからです。

「値動きが小さいということは、
それだけ安全だから、
初心者に向いているのでは?」

というご意見をいただく
こともありますが、

私としては取引に時間がかかる
というポイントも危険であると
考えております。

FXでは指標発表時間と呼ばれる、
相場が大きく動く可能性がある
時間があります。

指標発表とは簡単に言うと、

それぞれの国が自国の
経済状況を発表することであり、

発表の内容によっては、
相場が乱高下することになります。

指標発表時間は相場が
どう動くか予めわかるもの
ではなく、危険なため、

私はこの時間にはトレードしない
ようにしているのですが、

ドル円のように値動きが小さく、
中々決済されない通貨ペアですと、

取引をしている時間が長くなってしまい、
指標発表時間にぶつかってしまう
可能性が出てきます。

上記のような理由で
私はドル円を取り扱ってはおりません。

それではどの通貨ペアを
利用しているかというと、、、

少し記事が長くなってきてしまったので、
続きは次回にしますね。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:
「どの通貨ペアを選ぶの?
 来週の記事が待ちきれない!」

という方は、私のセミナーに
参加してみてください。

FXで有利な通貨ペアと
勝ち方をお伝えしています。

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