【緊急】切り替えよ!チャンス到来→異常事態

2020.3.16
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From:Mr.K
ハワイ島より、、、

【速報】今朝6:23発表
米FRB、FF金利の誘導目標をゼロ付近に引き下げ

アメリカが予想通り本気の対策に出ました。
今日のブログは今すぐお読みください!!

 

先週金曜日は、
日経平均株価がまさかの
最大の下げ幅となりましたね。

NYダウ平均株価の下げ幅も
木曜日は史上最大と。。

今回は、今の状況を徹底解説します。

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本題を急ぐ方はこちら
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今回のブログはめちゃくちゃ長いですが
大切なので最後までお読みください^^

私はハワイ島に
移動していますが、

ここはamazonのCEOや、
レオナルドディカプリオ氏の
別荘もあるそうです。

オアフ島とは雰囲気が違い
人も少ないですが、
世界一のビーチに輝いたこともある
ハプナビーチは最高でした。

ただ、ハワイにいても
世界経済の行先が気になって、
正直今回はあまり
リラックスできていません^^;

妻と娘は楽しそうだったのでよしとしますが。

私の投資家人生としても
リーマンショックを超える
値動きをリアルタイムで
体験できたことは大きいです。

今回の暴落で、
新しい投資手法も思いつき
まさにピンチがチャンスになりました。

そして、、

ようやくアメリカの
中央銀行にあたるFRBが
動きましたね!

状況を解説しますと、、

■米FRB600億ドル超の国債買い入れを発表
2020年3月13日4時17分NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/k10012329051000.html

■米FRB短期金融市場に2日で150兆円超の資金供給決定
2020年3月13日7時41分NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/k10012329211000.html

日本の年間国家予算並みの資金を軽々と市場に投入してしまうFRBはすごいですね。

現在の電子貨幣経済は、中央銀行がお金を刷ることができてしまうのでこんな芸当が可能なわけです。

とはいえ、非常事態だから大義名分を持ってできることであって、いつでも自由にお金を刷れるわけではありません。

今回の非常事態というのは、もちろん、世界的に景気後退フェーズに入ってしまうかもしれないということでしょう。

今回の一連の暴落で、NYダウ平均株価は40%、日経平均株価は30%も(!)下落しました。

これが何を意味するかというと、簡単に言えば、仮想的に膨らんでいた株式資産が30-40%消えてなくなったということです。

株価が暴落すると、

「また、世界の黒幕がショート(空売り)で大儲けした」

ということを言う人がたまにいますが、基本的にそれは間違っています。

不動産バブルをイメージいただければわかりやすいと思いますが、価値が暴落したことで、稼いでいる人は基本的におらず、関わる全員がなんらかの損失を被っているわけです。

空売りしている人ももちろんいますが、それほど多いわけではないからです。

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※ちなみに、空売りとは、一時的に株を借りてきてあとで返すシステムです。例えば、企業の持ち合い株のような”売れない株”を例えば100万円分借りてきて売ります。そうすると100万円分の現金が手に入りますよね、ただ、売ってしまった株は借りてきたものですから、返さないといけません。なので、70万円に下がったところで買い戻して返したとします。そうすると、買い戻すときに70万円しか使っていませんから、100万円との差額の30万円分の現金が手元に残るということです。
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そもそもの話として、株式証券というものには絶対的な価値はありません。

価値のないものが、価値があるものとして取引されているだけです。

何かの担保があるというわけではないという意味では、仮想通貨と本質的には変わらないと言えるでしょう。

ですから、商品先物や債権や為替とは基本的に性質が異なるのが株式証券です。

株式証券というのは、株式会社が発行するタイミングで資金調達の代わりに発行するものであり、市場に流通していて普段私たちが証券会社を通じて売買している株式証券は、発行済株式ですから、それそのものが何かを担保しているわけではないのです。

これが、「株価と企業価値は本質的に関係ない」と私が長年申し上げている理由の一つです。

企業の業績と株価というのは、相関関係があるように見えて、実は、ほとんどないというのが私の持論です。

なぜって、本質的に、紐づいていないものだからです。

そのことに気づけないと、安くなった株を買うという発想から抜け出せず、大損し続けることになるわけです。

にも関わらず、企業分析の書籍が大量に販売されているのは、私は、過去の名残りだろうと思っています。

PERとかPBRとか配当とか信用残とか、、株価とはほとんど関係ないということは、30年前のアメリカですでに常識になっています。

話が逸れましたので、元に戻します。

まとめると、今回の株価大暴落は、株式証券についていた信用価値が大幅に減ってしまった、ということなわけです。

その証拠に、商品先物市場の価格は、株価に比べるとほとんど下落していません。

原油はそもそもOPEC関連の別要因で暴落していますが、食料品などの先物市場はほぼノーダメージです。

ちなみに、同じく、信用だけでバブルが続いていた不動産市場も、完全にバブルがはじけ、J-REITは大暴落しています。

(ちなみに、J-REITの暴落は年始からコミュニティで予測済み)

そんなわけで、負の連鎖が働いて、株式市場のバブルがはじけたというわけです。

ちなみに、リーマンショックのときも同じような原理で株価が暴落しましたが、今回の新型コロナ暴落は、さらに大問題を抱えています。それは、、

■実体経済の壊死(えし)

です。感染拡大を妨げるために、人の流通が遮断されました。

特に、中国と、中国の一帯一路に乗っていて中国人が大量に移住していたイタリアでは感染拡大を食い止めるために、完全に地域が隔離されている状態です。

人が家にこもるということは、何かを買うという活動が少なくなることを意味します。

家にひきこもっていたら、お金って本当に使いませんから^^;
(テレビショッピングで衝動買いしてしまうという人以外は)

個人レベルでは、少し節約になるくらいのものですが、これは企業にとっては大問題です。

なぜなら、いきなり商品が売れない、つまり、売上が減る、でも従業員への給料は同じように毎月かかる、、

ということは、、、?

倒産するリスクが高まることにダイレクトにつながりますし、当然、何もせずに倒産するわけにはいきませんから、まずは人件費を削るためにリストラが進むでしょう。

人体に例えると、心臓が活発に動いていて、血が通っているときは、すべての臓器が元気ですが、心臓が止まってきて血流(これがお金の流れ)が細ってくれば、すべての臓器が弱ってくるわけです。

この状態は、本来は、支出を抑えて耐え忍ぶしかありません。

稼げないなら、節約してバランスを取ればいい。

この流れが連鎖していくのが、景気後退(リセッション)です。

新型コロナウイルスによる世界のGDP減少は250兆ドル〜600兆ドル(ドルです)、との試算をハーバード大学の教授が発表しました。

かなり相当にお金の流れがおだやかに(泣)なってしまうということです。

これはビジネスにおいては大変なことですね。

最低限の生活に必要なもの以外を買わなくなってしまったら、ほとんどのビジネスがなくなってしまいます。

(ちなみに、お金だけでなく、人や物の流れが緩やかになる、ということは、地球に取ってはよいことですよね、工業が低迷すれば、環境汚染が少しゆっくりになります。)

で、これでは世界中で倒産する企業が溢れ返ってしまいます。

それはまずいし、なんとかダメージを最小限に抑えたい。

というわけで、冒頭にご紹介したこちらの記事に繋がるわけです。

■米FRB600億ドル超の国債買い入れを発表
2020年3月13日4時17分NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/k10012329051000.html

■米FRB短期金融市場に2日で150兆円超の資金供給決定
2020年3月13日7時41分NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/k10012329211000.html

もう、お金を刷って刷って刷りまくって、無理やり人工呼吸をさせてでも心臓が止まらないように動かす施策です。

経済を活発にすることは直接的には無理でも、株で大損した人たちの資産を少しでも復活させて落ち着いてもらうことはできる、という意味もあるでしょう。

ちなみに、実は今回、私はハワイ島でHiltonの会員権を(投資的に)買ったのですが、その販売をしてくれた方が、

「泣きたいです、主人の資産運用の資金が大幅に減ってしまった・・」

と言っていました。

そう、欧米では、リタイアした人たちの主な生活資金は、株を中心とした資産運用の上に成り立っているのです。

ですから、外出ができないから売上が立たないどころの話ではなく、一般市民の資産が大きく目減りしたということを意味するわけです(大問題)

日本も近年、NISAなどを進めていたことが完全に仇となりました。

と、、、

ここまで読んだあなたの心境は、正直、最悪でしょう。

大丈夫です。ここでこのブログは終わりません。

■FRBの出動が意味するものとは

メディアでは、効果は不明と言われていますが、私は、意地でも株を戻そうとする意志表示だと思っています。

今年はトランプ大統領の大統領選挙が11月に控えており、ここで当選してはじめて、トランプさんとしては本当にやりたいことができるのですから、必死なはずです。

つまり、それまでに経済を戻しておきたい。

このまま数ヶ月放っておいたら、世界は間違いなく景気後退に突入してしまいます。

いったん不景気のスパイラルが始まると、これを戻すことは至難のワザ。

ですから、いち早くメスを入れておきたい。

■そしてもう一つ、米国の国家非常事態宣言

これは、私の勝手な裏読みですが、おそらく、この混乱に乗じてトランプ政権は兼ねてから実行したかった鎖国政策を進めようとしているような気がしています。

ヨーロッパからの渡航禁止は、通常やりたくてもできないものですが、大義名分を得た今、実行できた(読みすぎか)

また、実はコロナウイルスの脅威は想像したほどではないことが判明していて、これなら回復させられると踏んだ結果、ヒーロー感を演出するために、いったん「こんなにやばい状況ですよ」感を世間に印象付けて、「ほら、あの状況から回復させたでしょ」というシナリオを作り始めている

私は、そんな感覚を得ています。

■ということは、ここからの米国株は、、

で、ここから米国市場救済の緊急オペを開始するのではないかと思うんですよね。

もちろん、すべての企業の株価を元に戻すことなんかできはしませんが、経済インパクトが大きい企業の手術に入るのではないでしょうか。

世界一の経済大国のアメリカとしては、自国経済は少なくとも救済したい。

そして、FRBが市場に供給できる資金は潜在的にはかなり莫大である(大義名分があるから)。

ですから、みなさんには、今こそ米国株投資ができる準備を進めることを強くお勧めします。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券などでは、米国株投資をする口座を開くことができます。

刷ったお金が1点集中で集まるであろう銘柄、わからなければ、QQQ(米国のETF)など、ここを狙うのはありだと思います。

日本株は、ストップ高銘柄がいくつか出現してくるくらいまではもう少し待ったほうがいいと私は思っています。

世界経済はつながっていますから、日本の一流企業より、世界の一流企業です。

先週までの暴落相場と今週からの相場はまったく別物と考えましょう。

いつまでも落ち込んでいると、チャンスを逃します。

起きてしまったことは仕方がない!

投資は、退場しなければ勝負は終わっていません。そもそもそういうゲームです。

さて、あなたは切り替えられるか?

株式投資は、最終的に人格を必要としますので、ここが分かれ目になります。

よく寝て、切り替えましょう!

■3/16 6:48追記

そして、、

【速報】3/16 6:23発表
米FRB、FF金利の誘導目標をゼロ付近に引き下げ

これが何を意味するのか、簡単に説明すると、アメリカの中央銀行がゼロ金利政策に出たということです。

市場にお金を大量に流し、その勢いで株価を戻したいという思惑でしょう。

そして、ここからは勝手な予想ですが、これに失敗すると(これで株価がV字回復を始めないと)打つ手なし状態に近づきます。

であれば、この土日に色々な金融機関とも緊急会議もしくは緊急指示を出し、今週株価の戻りを妨げるような行動をとるな、というような指示をしているのではないかと思うのです。

私であればそうしますから。

となると、しっかりとした資金管理をした上でですが、当初のシナリオ通り、米国の有名あるいは権力に強い大型銘柄がリバウンド急騰を見せるというシナリオに投資するのが妥当ということになります。

ちなみに、日本株の連れ高自体はあるかもしれませんが、中央銀行の金融政策としては日本はすでにやり切ってしまっているので打つ手なしと見ています。

 

■3/17 8:13追記

月曜日のニューヨーク市場は、まったく上昇の兆しも下げ止まる雰囲気もありませんでした。

相場というのは、転換しないなら継続するものです。

さらにフェーズが進行したと見るべきでしょう。

空売り規制など「マーケットのルールそのものの変更」がない限り止まらないと思います。

というわけで、米国株口座を開いたほうがよいのは変わりませんが、

買いを入れるタイミングはもうしばらく待った方がよいと思います。

くれぐれも、逃げ遅れないように。

今は、十年に1度の異常事態です。

 

それではまた次回。

GOOD TRADE!!

Mr.K

追伸:

数十年に一度の相場状況なので、緊急WEBセミナー第二弾を計画しようと思っています。

追伸2:
リーマンショックで1兆4000億円稼いだ
ジョン・ポールソンがなぜ政府やFRB、投資銀行も
気付かなかった暴落を見抜けたと思いますか?

誰も想像できなかった相場の視点を
私が分かりやすくオンラインでお伝えします。

大阪開催 3月28日(土):
http://japan-i-school.jp/jim/smeinarle_03/

東京開催 4月18日(土):
http://japan-i-school.jp/jim/leseminar_04/

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【緊急】切り替えよ!チャンス到来→異常事態へのコメント

    1. k.mさん
      日本株はまだ上昇を期待するのは早いと思いますので、入るのであればしっかりと待つことをおすすめします。
      コメントありがとうございます!

  1. 内容を大変興味深く読ませて頂きました。

    昔から陰謀説や演出的策士説を深読みするのが大好きなので

    MR.Kさんの内容はワクワクしながら拝読させてもらいました。

    投資においては色々な手法がかなりありますが、それに翻弄されている限り

    投資の世界では勝利者には絶対になれないと思っております。これは投資だけでなく

    事業でも人生でも全く同じですが

    以前参加させて頂きました資金管理講座・・・・これに尽きるのではないでしょうか。

    久しぶりに生のMR.Kさんにお会いしたくなったので東京か大阪のセミナーを調整して

    参加させて頂きたいと思いますので宜しくお願いします。

  2. 何時も貴重なる知識を拝読させていただき 有り難う御座います。大変勉強になりました。これよりも激しい暴落を3度か4度程経験しますと 慎重になりますね。やまたかければたにふかし。もりをみずしてきをみる。はこうそうばはこわいですね。最近のメリーゴーランドには 目が回ります。3月28日 大阪開催ですね。レベル1の学生です。

  3. ■3/17 8:13追記

    月曜日のニューヨーク市場は、まったく上昇の兆しも下げ止まる雰囲気もありませんでした。

    相場というのは、転換しないなら継続するものです。

    さらにフェーズが進行したと見るべきでしょう。

    空売り規制など「マーケットのルールそのものの変更」がない限り止まらないと思います。

    というわけで、米国株口座を開いたほうがよいのは変わりませんが、

    買いを入れるタイミングはもうしばらく待った方がよいと思います。

    くれぐれも、逃げ遅れないように。

    今は、十年に1度の異常事態です。

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