原油価格を動かす目立つ奴!

2016.2.26
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From:不動修太郎
東京の自宅にて、、、

おはようございます。不動です。

私は確定申告の書類は、
パソコンで作成して
e-Taxで提出しました。

あとは、税務署に納入書類を
出せばいいのかな?

ホントは税金で現金で払っても
いいのですが、私は直ぐに海外に行く
予定なので、銀行口座振替で払うことにします。

私は、20日に東京、神田のセミナーで
原油、貴金属の金の値動きと日本の株価への
影響についてお話しさせて頂きました。

原油価格は、読売新聞等の
経済面でも大きく報じられています。

2月18日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した
週間在庫統計では、原油在庫が前週比210万バーレル増の
5億0410万バーレルと、驚異的な在庫増加が報道されていました。

世界的な景気先行き不安で需給緩和懸念が再び台頭し、
原油が売られ、1バーレル当たりの原油価格が
再び30ドルを割り込みました。

ここで図を見て下さい。

これは原油価格の長期チャートです。
2007年に1バーレル当たりのアメリカでの
原油価格は140ドルを超えていました。

それが今年の1月には
27ドルを割り込みました。

サウジアラビアとロシアが原油の
減産に同意したという報道がありましたね。

確かにロシアは原油価格が下がったので国の
経済的に相当に深刻な処まで追い詰められています。

中東の産油国も本音では、原油価格が上がれば
ありがたいと思っていることは間違いありません。

とはいえ、アメリカのシェールオイルの会社を
潰すために原油の安売り合戦を仕掛けているのですから
こういう中途半端な形で終わるかどうか疑問です。

すでにアメリカではシェールオイルの
大手が破たんに追い込まれています。

ただ、破たんしたと言っても、シュールオイルが
出る油井(ゆせい)はほかの会社に引き取られますから
完全に潰れたことにはならないわけです。

それに加えてマレーシア、イギリスなどの
他の産油国は様子見をしています。

短期的には原油を安く輸出すると
短期的に損をしますが、長期的にはそのほうが
利益になるとみれば原油を安くしてしまうでしょう。

多くの産油国は表面的にはロシアとサウジに
いい顔はしていても、おそらく本心は自国の利益を
最優先させようとしていることは間違いありません。

このように相場では「目立つ動き」を見せると
投資家の注目を集め、株式、為替など他の相場に
大きく影響を及ぼすものです。

昨今は原油価格の値下がりが
大きいので目立って
いるということです。

不動修太郎

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