為替市場のシーズナリティ

2015.12.31
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From:不動修太郎
都内の自宅より、、、

今年もとうとう大晦日ですね。
2015年もお疲れ様でした。

大晦日には、1年を振り返り、
「来年こそはこんな年にするぞ!」
と、来年の抱負を考えますね。

”1年の計は元旦にあり”
という言葉もあります。

今日はそのための、
ヒントをお伝えします。

例えば・・・

今の時期ですと、
市場関係者はアメリカの
年末商戦に注目していました。

毎年、話題になるのは、
11月の感謝祭から
12月のクリスマスまで。

年末の時期のウォルマートなど
有名量販店の売り上げです。

どうやら今年の量販店の
売り上げは昨年並みらしいですが、、、

違うのは、、、

実店舗ではなく、通信販売を利用する人が
激増している事を考えると総じて
購入額は増えているようです。

そして、
ニューヨークは例年であれば雪が降り、
「ホワイトクリスマス」となるのですが、
今年は珍しく雪のないクリスマスでした。

そのせいかニューヨークでは
ブーツの売れ行きが良くない
ことが話題になっています。

雪が降ればブーツが欲しくなるのですが、
今年に限ってはブーツが要らない
という事らしいです。

151231テレビ朝日
この写真は東京、港区のテレビ朝日です。

東京でも、今年は
まだ雪が降りませんね。

天候によっての、
市場の動きを見ていくことも、
また新しい発見があるでしょう。

一方、
欧米の為替市場は・・・

欧米の銀行などの機関投資家には、
正社員の為替トレーダーもいますが、
1年契約の為替トレーダーも多いです。

もしそういうトレーダーが
利益目標をクリア出来なければ、
1年でクビになる約束です。

その契約は1月から
12月末までの期間で
結ばれることが多くなります。

ですから、為替相場にも、
毎年繰り返される季節性、
シーズナリティが出来ます。

為替の相場では欧米の機関投資家の
投資額が大きく、相場を実質的に
動かしていますからこの季節性を
知っておくことはとても大切です。

1月
契約したばかりなので、様子見。
相場は大きく動かない。

2月から6月
相場が動き出す。

7月末から8月(夏休み期間)
相場参加者が減り、相場は動かない。

9月から11月初旬
為替が活発に動く

11月中旬以降(冬休み)
相場が動かなくなる。

為替は景気、金融政策で動きますから、
必ず上のような傾向が出てくるとは限りません。

ですが、
季節により為替の変動幅は
変わってくることが多いということです。

ただ、
年末になっても機関投資家の中で
「負けているトレーダー」は
大きな取引をする事があります。

この時期に負けているトレーダーは
そのままおとなしく取引をしていたら、
年末に間違いなくクビになってしまうからです。

ですから、
年末にはそういうトレーダーが
半分ヤケの一発逆転を狙うトレードを
することがあります。

そのため年末の相場は
まったく動かないか、突然大きく動くか、
どちらかの極端な相場になります。

そのため、
年が押し詰まってからの
相場の予想は難しくなるのです。

勝っているトレーダーは、
早々に冬休みに入って
為替の取引をしなくなります。

このような為替相場の
季節性(シーズナリティ)は
知っておいたほうがいいでしょう。

不動修太郎

P.S.
今年も最後まで記事を、
お読みいただき、ありがとうございます。

来年もお役に立つよう、
記事を書いていきますので、
よろしくお願いします。

それでは、
「良いお年を!」

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