From:パリティ
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、パリティです。
5月に入り、GW中ですが
自粛の影響で解放感は
全くない状況ですね。
と言っても、私はGWに
休んだことがありません。
安く買って高く売るトレーダーを
生業としている私としては、
GWに旅行=高値掴み
という感覚がありました。
GWに旅行したことは一度もないのですが、
外食すらなかなかできない今年は
そんな私にとっても例年とは大きく違う感覚です。
ちなみに、私は飲食店も経営していますが
全店休業しており、実はコロナショックで
大打撃を受けている一人でもあります。
経営者、個人も大きな転換が
求められる時代となりましたが
お互い乗り切りましょう。
さて、そんな最中ですが
5月というと相場の格言で
『Sell in May』という
言葉がありますね。
5月は株式相場が下がりやすい
↓
為替も連動して動きやすい
ということなのですが、
本当にこの格言は正しいのか?
検証をしてみました。
過去5年間のドル円相場の推移をご覧ください。
2019年5月
2018年5月
2017年5月
2016年5月
2015年5月
直近5年分のチャートを見ても、
傾向らしいものは見られないですね。
この格言、実は続きがあるんです。
Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.
「5月に相場が下がる」といっているのではなく、
「5月に売ってLeger day(9月第2土曜日)まで戻って来るな」
つまり、相場が高い5月に売って9月に買え
という意味だったのです。
そもそも米国株における格言なわけですから
必ずしも日本株に影響があるワケではない、
と言えます。
この“勘違い”は他の格言でも
当てはまるかもしれませんね。
現在、ドル円の中期トレンド的には
下落方向です。
今年はSell In Mayが実現してボラが出てくれる
ことを祈っていますが、果たしてどうなるのか、
推移を見守りたいと思います。
パリティ
<編集部のオススメ>
コロナショックの中でも
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・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:FX
高校卒業後、携帯電話販売会社に勤務し、1ヶ月で400件以上の契約を獲得しトップセールスとなる。サラリーマンの傍ら始めたFXでは何度も破産を経験するものの、必死の思いで相場を研究し、2009年独自の手法を開発する。その後は安定した利益を出し続け、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。高校時代の同級生と共にFXトレーディング用の法人を設立し、以来6年間専業トレーダーとして生活を送っている。講師としても5年以上の経験があり、日本全国で多数の教え子を輩出している。生徒が相場の原理を理解し、自力で利益を出せるようになるまで教え続けるといった徹底した指導スタイルに定評がある。教え子とは、講師と生徒の関係を超えて、飲み仲間や釣り仲間になることも多い。現在も現役トレーダーとして、徹底的に生活リズムを為替相場に合わせる生活を送っており、「相場にボラティリティがある間は徹夜でもトレードし続ける」ことで貪欲に利益を追求している。