From:億り人
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、億り人です。
PER(株価収益率)を参考に
投資をしている人も多いと思いますが…
今月は異常な数値です。
PERを知らない人もいると思うので
簡単に説明させていただくと、
“会社の利益と株価の関係”を表していて
割安性を測ることができます。
一般的に、PERが低ければ低いほど、
会社が稼ぐ利益に対して株価が割安
であると言えます。
今月に入って日経平均は、
この数値が36以上を示しており、
投資判断としてはまったく
アテになりません。
日経新聞社による説明では、
「新型コロナウイルスの感染拡大で
業績予想の開示を見送る企業が相次ぎ、
日経予想の作成に時間がかかっています。
予想を作成できない間はシステム上、
利益や配当をゼロとして投資指標を
算出しているため、株価収益率(PER)や
配当利回りなどが異常値になっています。
数値算出方法の見直し等について検討しており、
できるだけ早期に対応します」
ということです。
年々この数値の信憑性も
下がってきてはいましたが、
コロナの影響がここでも出ていますね。
以前のような常識は通用しない
世の中になってくるでしょう。
歴戦のトレーダーも苦戦を強いられる
相場であることは確かです。
「でも、皆が負けてるから仕方ない…」
で納得しないでください。
今、この相場で何が起きてるのか…
『見極め方』が重要です。
その答えを探し続けることが
トレーダーの宿命かもしれませんね。
相場の常識は大きく変化してきていますが、
私は本質的には変わらないと感じています。
そう簡単にモノにできる
感覚ではありませんが…
簡単ではないのが当たり前ですし
そこでいかに諦めずに相場に
向き合い続けられるかが、
結果につながってくると思います。
(すぐに諦めたり、
他に責任転嫁してるようでは先に進めませんね)
この前提を踏まえたうえで、
日々トレーニングを繰り返すと
更に腕を上げていけます。
きっと見えてくるものがあるはずです。
それでは、また木曜日にお会いしましょう!
億り人
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:日経225先物・株式
現役トレーダー、相場師。2010年から始めた「相場研究サークル」のメンバーから、次世代の『億利人』を輩出するために活躍中。大阪府出身。ごく一般的な中流家庭の次男として生まれる。大学卒業後に10年間サラリーマンを経て独立。自営業を営む傍らで株式投資を知り、投資本を読み漁りながら独学でトレードを始める。必死に勉強しているのになぜか含み損が増え、友人や知人から借金をしてまで株式投資に時間やお金をつぎ込むが、さらに借金が膨らむ。2005年の時点で借金が5,000万円を超え、返済できずに自宅を手放す。妻と幼い子供とも離散。そんな地獄の生活から金策に走り回る日々が続く中で、ある男たちに出会ったことが人生のターニングポイントとなる。彼ら裏の人間が明かす相場の実態を目の当たりにして、トレードの理解が一変。3年間の修行を経て、自身の投資手法を磨き、市場に仕掛けられる罠の見極め方、ノウハウを構築。初級者でもわかりやすいオリジナルチャートを確立した。このノウハウによって莫大な借金は全額返済し、さらに投資資金を10倍にまで増やす。現在は自身の実体験を基にした相場の先読みの重要性を唱え、多くの株式投資・日経先物トレーダーを初心者から一流トレーダーにまで育てる事に注力している。