強制ロスカットに怯えていませんか?

2020.8.12
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From:秋田洋徳
自宅の書斎より、、、

皆さんこんにちは
秋田洋徳です。

FXには損失が膨らんでしまった際に、
「強制ロスカット(強制決済)」
というシステムがあります。

トレーダーの資金がマイナスにならないように、
証券会社が取引を強制的に終了させるものです。

そのため、損失が膨らみ続けたときは、
取引が無限に維持できる訳ではありません。

また、証拠金の余力を表す数値として、
「証拠金維持率」という数字があります。

この数値により強制ロスカットまで
どのくらいの余裕があるのかがわかります。

この証拠金維持率の計算の仕方を説明します。

証拠金維持率(%)の基本的な計算式は、

「証拠金額(自己資金額)」
÷「取引を行うための必要最低証拠金額」×100

となります。

具体的な数値を使って説明しましょう。

例えば、証拠金を10万円用意し、
1ロット=1万通貨の証券会社で、
1ポンド=150円のレートのとき、
1ロット分の取引を行ったとします。

その場合、1ポンド=150円のレートで、
1ロット(=1万ポンド)の取引を行いますので、
実際には、150万円分の取引を行っていることになります。

ただ、FXではレバレッジが25倍までかけられますので、
本来必要な金額の1/25の資金があれば取引が可能です。

150万円 ÷ 25 = 6万円

この金額が今回の取引における
必要最低限の証拠金となります。

今回は証拠金を10万円用意しておりますので、
この取引を開始したときの証拠金維持率は、

10万円 ÷ 6万円 × 100 = 166.666…

約167%となります。

ちなみに、証拠金維持率が100%の状態が、
レバレッジ25倍のギリギリの状態です。

これを下回ると強制ロスカットの対象になります。
(ロスカットの位置は証券会社によって異なります。)

損失が膨んで、含み損が4万円をこえると、
自己資金が6万円以下となり、
証拠金維持率が100%を下回ります。

つまり、強制ロスカットの対象となります。

さて、ここまで証拠金維持率の計算方法を
お伝えしておいて申し訳ないのですが、、、

私はいちいち証拠金維持率なんて計算しません。

証拠金維持率とは、上記のとおり
「強制ロスカット」の位置を知るための数値です。

では、強制ロスカットにならないように
するためにはどうすればいいでしょうか?

きちんと損切りを入れる

ことです。

私の手法では細かく損切りを入れて、
少しの損が出た時点で、それ以上損失が
膨らまないように自分で損を切ってしまいます。
強制ロスカットになるまで放置するなどありえません。

投資では損失が出たときに、
仕方ないと割り切って損失が小さいうちに
早めに損を切って撤退することが重要です。

あまりに当たり前のことで
拍子抜けでしょうか?

しかし、負ける人は損失が発生したときに、

「少し上がったら損切りをしよう…」
「そのうち上がって利益に変わるかもしれない…」

という甘い期待を持って放置してしまいます。

その結果、市場から強制的に撤退させられる
ほどの大損を食らうことになるのです。

今回お伝えした証拠金維持率の計算法については、
FXの知識として覚えておいていただく分
には良いかと思います。

しかし、証拠金維持率を考えなければいけないトレード、
つまり、損切りを入れずに強制ロスカットに怯えるような
トレード方法はあまり健全ではありません。

あなたがもし、損切りの重要性に
共感していただけるのであれば、

私の行っている無料のFXセミナーで
さらに詳しく説明をしておりますので、
是非ご参加いただければと思います。

本日はここまでです。
ありがとうございました。

秋田洋徳

追伸:
あなたは、きちんと損切りが
できていますか?

あなたが甘い期待を捨て
ルールを守れるようになれば、
FXで堅実にお金を増やすことは
可能です。
詳しくは無料セミナーでお話します。

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