相場の流れを知る「参考材料」とは?

2018.11.4
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From:高子
都内のMy Salonから、、、

みなさま、こんにちは。
高子です。

11月初旬、
米国での中間選挙を控える中、
日経相場は暫定的底値からの
戻し傾向にて推移していますね。

ただ、まだまだ不安定な値動きが続いています。

ここ最近のチャートみてるといつ何時、
急騰急落が起こっても不思議じゃありません。

さて、ここで直近最高値24480から
暫定底値20790の動きを
振り返ってみたいと思います。

前々回の記事にて、
「支配的値動き」というのは、
夜間のセッションに現れる事が多い
と述べました。

この通り、高値を形成したのも、
暫定安値も夜間での動きによるものでしたね。

トレーダーは千載一遇のチャンスを
常に監視の対象においてる訳ですが、
いつも就寝中に動かされるという始末。。

普通に生活していては、
これには流石について行きようがありませんし、
ピンポイントでポジションを作るということは
諦める他に仕方ありませんよね。

でも、大きな流れというものを把握していると、
ピンでなくも有利なポジションを作る事は出来ます。

その流れをある程度読むことが出来る指標に
『騰落レシオ』というものがあります。

※騰落レシオとは
市場の値上がり銘柄と値下がり銘柄の比率から、
過熱感をみるテクニカル指標の一つです。

これまで見たことがないという方は
参考にしてみてくださいね。

流れの読み方の前に、数値やチャートを
どう解釈すればよいのか?をご説明します。

折れ線グラフが120という数値を上回れば
明らかに買われ過ぎによる過熱感。

100の推移はほぼニュートラル(中立)。

売られ過ぎによる数値は70という
ゾーン帯で示されています。

では、下のチャートをご覧ください。

騰落レシオ参考1

明らかに、今回の高値付近(青丸)は
120を上回った過熱感を示しています。

一方、今回の暫定底値(赤丸)は
売られすぎたことによる70のゾーン帯付近。
従って、反発をしたということになります。

また、下の表の左端は、
詳細なレシオ数値が表示されています。

騰落レシオ参考2

10/26から反発するのではないか?
ということが、数値から読み取れますね。

ただし、どの指標にも言えますが、
レシオ数値も必ず100%機能するわけではありませんので、
その点はご理解くださいね。

あくまでも参考までです。

他にも、バルチック海運指数や、
VIX指数、ヒンデンブルクなどなどありますが、
またおいおいご紹介したいと思います。

とにかく日経と相関関係にあるものは、
知っておいて損はないと思います。

身近には原油価格やドル円相場ですよね。

不安定なときこそ、
判断材料を増やして無理をしないこと、
そして、チャンスの片鱗を見逃さないことです。

ということで、
先行きどう動くか、二番底模索に下がるのか、
不意な急変が現れる事の無いよう祈るばかりですが
しっかりと相場と向き合っていきましょう。

ではでは、今週も良いトレードができますように!

高子

追伸:
今後の相場状況については危険な面もありますが、
動いているという点では「稼ぎ時」でもあります(*^^*)

トレードについて不安点が多いという方は、
初心者対象のこちらのセミナーにご参加ください。

できるだけ丁寧に相場について
お話していきますので、
不安を解消して強気のトレードが
できるようになるはずです。

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