From:億り人
大阪のトレーディングルームより、、、
こんにちは、億り人です。
勉強をしていても、なぜか結果が出ない
という状況から脱出するには何が必要なのか?
についてお話ししたいと思います。
私も長年相場と向き合ってきた中で
何をやっても勝てない時期がありました。
そんな経験から、テクニカル分析だけでは
見えにくい“何か”があるのではないかと
考えるようになりました。
一般的に言うと、それが相場の
『コツ』なのかもしれませんね。
相場観とも言いますが、
これがなかなか人には説明し辛い…
嗅覚、感覚的なものに近いと思います。
相場観といっても、先の予想したことが
当たるか外れるかのゲームをしている
わけではありません。
日々の相場の動きと自分の予測との
ギャップを修正しながら、
相場の中で起きてることをイメージしていくのです。
自動車に乗る練習と一緒で、
相場観は日々のトレード練習の中でしか
磨かれないスキルです。
この感覚が、特に大相場で
勝者と敗者を分ける決め手
になると思います。
相場観を持っていないと
大きな事故に繋がるかもしれません。
例えば、私は平日朝8時30分頃に
生徒さんへ事前に私の投資判断
「近未来の予想」をお伝えしています。
スウィングトレードの投資判断で
買いの目線でみてる場合に
短期的に急落する局面を迎えると…
必ずと言っていいほど生徒さんから、
「かなり下げますが大丈夫ですか?」
と、こんな悲観的なコメントが寄せられます。
真面目に株の勉強をされてきた、
目の前の値動きを追いかけている
そんな優秀な人たちです。
ですが、相場の格言に
『相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、
楽観の中で成熟し、幸福観の中で消えていく』
という言葉もあるとおり、
稼ぎやすいタイミングがあります。
ここに、
相場観のポイントがあるとしたら…
それは、
悲観コメントが集まると
そろそろ準備をしろ!
というサインかもしれません。
もちろん、生徒さんに限っての話ではなく、
株の掲示板などに書き込む一般の
個人投資家の人たちも該当しますね。
少なくとも、それが大衆心理として
捉えるなら生のトレンド指標になる
のかもしれませんが…
皆さんもそういった視点で
相場を改めて観察してみてください。
投資の世界では95%の人が負け、
資産を減らし続けてます。
色んな考え方はありますが、
以上のようなことに気づけるか…
勝てる人の相場観とは
そんなことではないでしょうかね。
そして、その僅かな差が勝ち組ちと
負け組とを分けるのかもしれませんね。
それでは、また木曜日にお会いしましょう!
億り人
・ジャパンインベストメントスクール講師
・現役プロトレーダー
・専門分野:日経225先物・株式
現役トレーダー、相場師。2010年から始めた「相場研究サークル」のメンバーから、次世代の『億利人』を輩出するために活躍中。大阪府出身。ごく一般的な中流家庭の次男として生まれる。大学卒業後に10年間サラリーマンを経て独立。自営業を営む傍らで株式投資を知り、投資本を読み漁りながら独学でトレードを始める。必死に勉強しているのになぜか含み損が増え、友人や知人から借金をしてまで株式投資に時間やお金をつぎ込むが、さらに借金が膨らむ。2005年の時点で借金が5,000万円を超え、返済できずに自宅を手放す。妻と幼い子供とも離散。そんな地獄の生活から金策に走り回る日々が続く中で、ある男たちに出会ったことが人生のターニングポイントとなる。彼ら裏の人間が明かす相場の実態を目の当たりにして、トレードの理解が一変。3年間の修行を経て、自身の投資手法を磨き、市場に仕掛けられる罠の見極め方、ノウハウを構築。初級者でもわかりやすいオリジナルチャートを確立した。このノウハウによって莫大な借金は全額返済し、さらに投資資金を10倍にまで増やす。現在は自身の実体験を基にした相場の先読みの重要性を唱え、多くの株式投資・日経先物トレーダーを初心者から一流トレーダーにまで育てる事に注力している。