大口投資家の気持ちになろう

2020.9.11
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From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、

おはようございます、MAXです。

株というのはよく「多数決」と言われます。

買いたい人が多ければ上がるし
売りたい人が多ければ株価は下がっていく。

要は需給という話になりますが、
これは微妙に表現が違うところがあります。

大事なことは、

「人の数」

ではないです。

言われてみれば当たり前
と思うかもしれませんが、
どちらかというと、

『買いに向かっていく資金が多ければ上がるし、
売りに向かっていく資金が多ければ下がる』

ということです。

極端な話、一万人投資家がいたとして
9999人が空売りをしたとします。

その資金量が合計1億円だったとしても、
一人の投資家が10億円分の買いをした場合、、、

その一人の投資家の10億円分の
買いが優ってしまいます。

厳密に言うとちょっと仕組みの
違いはあるかもしれません。

とにかく、資金の流れに乗るということが
すごく重要になってくるわけです。

個人、機関その他問わず、やはり
大きな資金が流れやすい銘柄に乗る
ことが株価急騰を狙っていくうえで
大きなコツになります。

そうなった時に、どういう銘柄に
乗っていけば良いか?

よく、値上がり率ランキングといって、
その日やその週の大きく値上がりした
銘柄を見ていって、

「よし、この銘柄は強いな」
「これはまだまだ行くんじゃないか」

みたいな判断をしてる方も多いと思います。

もちろん、それも悪くないと思いますが、
値上がりしてる中でも一番
見なくてはいけないポイントがあります。

それは何かというと、、

『売買代金』です。

つまり、1日にどのくらいの規模で
お金が動いてるか、ということです。

値上がりをしてたとしても
売買代金があまりにも小さい場合、

例えば、売買代金が5億円
ということであれば、
5億円分の取引しかなされない
という形になりますし、

ソフトバンクみたいに
売買代金が2000億円とか、
そういう規模の会社であれば
それだけの資金が流れてくる
ということです。

これだけではよくわからないと思うので、
なぜ、売買代金に注目する必要があるか?

別の視点で考えてみましょう。

売買代金が大きすぎると、
逆に自分がお金を投資しても
大してその銘柄に影響はありません。

ですが、売買代金が少なすぎる場合は
結構問題です。

「時価総額が小さい銘柄のほうが上がる」

と巷ではよく言いますが、
もし、あなたが100億円の資金を
持っている投資家だとして、

売買代金が5億円しかない銘柄に
100億円入れられますか?

理論など抜きにすると、
その銘柄に100億円投入することは
できるかもしれませんが、

売りに行こうとした場合、
5億円しか売買されないのであれば
売ろうにも売れない状態になるんですよね。

ですので、基本的に大口投資家は
売買代金が小さい銘柄は買わない
ということです。

元々、売買代金が小さかった銘柄が
注目されて売買代金が上がる
という場合は良いのですが、

売買代金が小さいまま
という銘柄はそもそも
候補銘柄から外したほうが
賢明だなと思います。

売買代金のセーフティゾーンである
基準は複数あるので厳密な数字は
ここでは控えますが、

少なくとも売買代金が
数千万円とか二億円とか、
個人投資家でも出せる
金額レベルの銘柄は難しい。

大口投資家というか、
株価を大きく上げるような
資金が入りづらい、と思います。

株価が急上昇の過程で、
売買代金が上昇しているのであれば
それは良い傾向ですが、

そうじゃない銘柄の場合は
売買の対象として避けた方が賢明でしょう。

なので、この銘柄は値上がりしている!
だから買うべきとか、会社の業績が良いから
買おうではなく、

そもそも売買代金、参加してる投資家の
取引高がちゃんと伴っているかどうか?

に注目してください。

この銘柄は大口投資家が投資したとしても
問題ないレベルなのか?

ということを分析した上で
投資に取り組むとより明確に
本質が見えてきます。

また、市場全体の売買代金は
見ることができます。

あまりにも売買代金が減っていたり
活況じゃない状況なのであれば、
値動きが不規則になりやすいです。

そんな時は無理に投資をするのを控える
など売買の判断もできたりしますので
ご活用ください。

では本日のブログは以上としたいと思います。

ありがとうございました。

MAX

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