決算はチャンスなのか?

2020.9.18
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From:MAX
都内のトレーディングルームより、、、

おはようございます、MAXです。

今日のテーマは決算についてです。

決算発表というのは
四半期に一回ずつありますが、

決算というのは、そもそも取引のチャンスなのか?

その私なりの捉え方についてお話していきます。

決算というのは売買にどう役立てるか
というところで大きく分けて

・新しく銘柄をエントリーするときの買いの判断
・保有する銘柄の決算をどう判断するべきか

という二つの側面があると思います。

私個人の経験則としては
決算が株価を大きく伸ばす
初動のポイントにはなりやすいと思います。

一方で、
これは場合にもよりますが、

もうすでに持っている銘柄が
決算に直面している場合は、

どちらかというと
マイナス材料になりやすい
考えております。

まず初めに
決算によるエントリーポイント
についてですが、

決算に関しては
良い買いポイントになりやすいです。

しかしこれは
決算が発表された後の話です。

好決算とかで、

例えば

・前期比で利益が2倍以上
・赤字だった会社が黒字に転換した
・著しく業績を改善した

そういった輝かしい決算が発表された後の
値動き
というのは

その銘柄が大きく化ける
初動になりやすいです。

ジェレミーシーゲルの著書
「株式投資の未来株」にも
書いてありますが、

株価というのは
その会社の本来の実力と、
市場の評価との乖離
によって決まります。

会社に実力があるのに
市場の投資家から評価されてこなかった

ということはそのギャップがある分だけ
株価の上昇値が大きいです。

大きく改善された決算を出した
ということはその実力、
もともと秘めていたポテンシャルが露わになった

ということなのでそこから
投資の注目が集まって
その注目によって株価が上がります。

それがまた注目を集めて
株価がさらに上がっていきます。

そんなサイクルが起きることで
決算後に株価が上昇するのです。

今年だけでも株が急騰した

[4477]BASEですとか

あと昨年の[7065]ユーピーアールとか

[3962]チェンジとかも[2929]ファーマフーズ、

最近だと8月9月のニ波目の急騰ですが
[3681]ブイキューブなど

そういった業績が大きく伸びた会社というのは
当然、資金も集まりやすいです。

業績自体が上がるかどうかといった
事前の予想はしない方がいいですが、

株価に関して言えば、

決算が出た後大きく伸びやすい

そういった側面がありますので
良いエントリー材料にはなる
とは思います。

一方売り時の場合、
これはこれは非常に判断が難しいです。

決算というのは良くも悪くも、

これは買い時も一緒ですが、
予想ができません

もっと言えば、
予想通りの結果だったとして、

値動きが予想通りになるかというと、
そうとも限らないです。

元々いい決算になるだろうという期待と

その会社の本来の実力との
ギャップで株価が決まるので、

現時点で業績が良くなくても
業績が良くなるだろう
と期待をされていれば、

決算前に資金が入ってきて
株価が上がってしまう場合もあるわけです。

そうなった場合、
良い決算が出たからといって
株価があがるということではなく、

むしろ「材料出尽くし」で
大きく下がるという場合もあります。

ですから、
良くも悪くも決算後の動きが
読めないです。

売りの場合でも、
決算が良くなるから持っておこうというのは
不確実な賭けになりやすいです。

よって売り時に関して言えば、

どちらかというと私は手仕舞うポイントとして
考えています。

ただし、
大きく含み益になっていたりですとか、

ある程度利益確定していて
もう少し持っていてもいいかな、など

そういった資金面で余裕がある場合は
決算をまたぐのはOKだと思います。

この辺りの判断は個々人の
投資スタイルにもよります。

ただ、一方で、
高値掴みしてしまって
含み損になっている場合などは
手仕舞いを考えたほうが
いいかもしれないですね。

決算のまとめですが

決算の内容次第では
良い買い時になりやすいです。

一方で売りに関して言えば
その人その人の状況によっては 
決算前に手仕舞う必要も出てくる
ということです。

いずれにせよ、
決算結果自体は予想ができませんので

決算が出た後に買いに行くにしろ、
保持するにせよ

決算後に冷静に判断をして
もらえればなと思います。

それでは
また来週のブログで。

MAX

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